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『約束の地』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった加納周典監督、緒形幹太さん、渋谷亜希さん、藤真美穂さん(左から)

 九十九里の牧場を舞台に、父の残した夢をかなえようとする少女を主人公にした『約束の地』が1月31日に渋谷シアターTSUTAYAで初日を迎え、加納周典監督と出演者の緒形幹太さん、渋谷亜希さん、藤真美穂さんが舞台あいさつをおこないました。
 「avex ニュースター・シネマ・コレクション」の第2弾『約束の地』は、牧場で働く少女・優と東京から越してきた一家の交流を描いたヒューマン・ドラマ。一家の父親・健史を演じた緒形さんは、息子のケンを演じた澁谷武尊さんについて「おとなしくて“どうやってコミュニケーションとっていこうかな”と思っていたんですけど、いざ現場始まると“パパ、パパ”と接してきてくれたんで、そこで親子関係はできあがりましたね」とコメント。しかしその澁谷さんも誰とでもすぐ仲良くなれるわけではなかったようで、牧場の経営者の妻・美恵子を演じた渋谷亜希さんは「名前が同じ(シブヤ)なのにまったく寄ってきてくれなくて(緒形さんたちが)ほんとの親子みたいに接しているのがうらやましかったです」と苦笑も見せつつ話しました。

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合宿体制で撮影がおこなわれた本作。木崎健史役の緒形幹太さんは「合宿したことでいいものができたと思います」とコメント

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「現場はとにかく風が強くて、髪をペタンと留めて戦闘態勢で撮影に臨みました」と撮影の苦労を語った北村美恵子役の渋谷亜希さん

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「“病気の子の母親はもっと熱い”と監督に言われてすごく勉強になりました。熱くやろうと意識しました」と木崎雪美役の藤真美穂さん

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「合宿だとずっと一緒にいるから1日ごとにリセットせずに撮影できるので、すごく集中してできました」と撮影を振り返った加納周典監督

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主人公・春風優役の伊藤ゆみさんからは残念ながら舞台あいさつは欠席となりましたが、ビデオでのメッセージが届けられました。
(画像は『約束の地』本編より)

 仕事でアメリカ滞在中のため舞台あいさつは欠席となった主人公・春風優役の伊藤ゆみさんはビデオメッセージを寄せ、本作で初挑戦した乗馬について「特訓を受けたら馬と相性がいいことがわかり、すっかり乗馬にのめりこんでしまいました」とコメント。加納監督は伊藤さんについて「初めての映画だけどすごい頑張ってくれて、乗馬も初めてだったんだけど、かなり男前な性格なんで馬にも負けずにやっていました」と話しました。

 加納監督が「これまでバイオレンスな映画ばかり撮っていたので優しい映画を撮りたいということで、ここにいる最高に素敵なキャストと、最高に素敵なスタッフと一緒に、最高に素敵な優しい映画ができたと思います」と語る『約束の地』は、2月6日(金)まで渋谷シアターTSUTAYAにてレイトショー上映されます。

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