戸田恵梨香さんが初めて恋愛映画で主演をつとめた『恋極星』が３月14日に初日を迎え、新宿武蔵野館で戸田さんと共演の加藤和樹さん、AMIY MORI（エイミー・モリ）監督が舞台あいさつをおこないました。
『恋極星』は、北海道を舞台に、主人公・菜月が幼なじみの青年・颯太と再会し恋をする中で、失いかけた夢を取り戻していくストーリー。
恋によって変わっていく主人公を演じた戸田さんは「恋愛してから服装だったり髪型だったりを変えていって、女性が変わっていく変化を出していくのはひじょうに楽しかったです」と語る一方で「流れが激しいストーリーなので、気持ちの面では複雑でした」と、変化に富んだストーリーならではの苦労も覗かせました。また、北海道でのオールロケについて「北海道が大好きで、空気がきれいなのですごく寒くても楽しんでやっていたんですけど、すごい吹雪が吹いたことがあって、そのときは目が開けられなかったです」と、過酷な体験談も披露しました。
『恋極星』初日舞台あいさつ
舞台あいさつをおこなった加藤和樹さん、戸田恵梨香さん、AIMY MORI監督（左より）
「ちょっと切ないラブストーリーではあるんですけれども、みなさんにすごい大切なものが届いたのではないかなと思います」と主人公・菜月役の戸田恵梨香さん
菜月の幼なじみ颯太を演じた加藤和樹さんは「運命に立ち向かっていく人たちの物語を十二分に感じていただけたんじゃないかと思います」とコメントしました
「心を大事に描いて、ふたりの役の中の感情をいろいろなところで描けるようなシーンを作っていきたいと考えておりました」と本作が初監督となるAMIY MORI監督
舞台あいさつの最後には、加藤さんは「運命は変えられるものだとぼく自身も思っています。この作品をとおして少しでも“これから頑張っていこうかな”と思っていただけたら嬉しいです」と、戸田さんは「『恋極星』が、どれだけメッセージとして伝わったのかわからないですけど、大切なことがより多くの方に伝わっていければいいなと思います」とそれぞれ観客へメッセージを送りました。
『恋極星』は、３月14日(土)よりシネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館ほか全国ロードショーされています。