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『ディア・ドクター』モントリオール映画祭出品

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『ディア・ドクター』より。主人公・伊野を演じる笑福亭鶴瓶さん(中央)と、相馬役の瑛太さん(右)、大竹役の余貴美子さん(左)

 ロングランヒットを記録した『ゆれる』の西川美和監督の新作で、笑福亭鶴瓶さん初の主演作となる『ディア・ドクター』(6月27日公開)が、第33回モントリオール世界映画祭“ワールド・コンペティション部門”に出品されることが決定しました。
 モントリオール世界映画祭は、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭に次ぐ映画祭。昨年『おくりびと』(滝田洋二郎監督)が同映画祭でグランプリを受賞したのち、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したことから、アカデミー賞への登竜門として注目が高まっています。『ディア・ドクター』も、日本映画初の快挙を成し遂げた『おくりびと』に続いてアカデミー賞への道を進むのか、期待の高まるところです。
 『ディア・ドクター』は、小さな村の診療所の医師失踪という事件をとおして“ものごとの二面性”というテーマに挑んだ人間ドラマ。笑福亭鶴瓶さんが村人から慕われつつ失踪する医師・伊野を演じるほか、瑛太さん、余貴美子さん、井川遥さん、香川照之さん、八千草薫さんら、実力派キャストが揃い、重厚なドラマを作り上げています。

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