注目のアイドル・真野恵里菜さんが映画初主演にして二役を演じた人気ホラーシリーズの劇場版最新作『怪奇新耳袋 怪奇』が９月４日に初日を迎え、シアターＮ渋谷で真野さんはじめ女性キャスト６人と篠崎誠監督が出演しての舞台あいさつがおこなわれました。
この日、５回の舞台あいさつをこなした真野さんは「まだ実感が沸かないというか、撮影が終わってからも“私ほんとに映画撮っていたのかな？”という気持ちだったんですね。でも、実際にこうしてみなさんの前に立って映画について話している自分が夢みたいというか、すごい嬉しいですね」とあいさつ。映画初出演にして初主演、さらに主題歌も担当した『怪談新耳袋 怪奇』について「初めて尽くしで嬉しかったんですけど、その嬉しい気持ちがだんだん不安に変わってきたり、どうすれば不安がなくなるかって考えるとやる気になったり、いい経験になったし、どんどん引き出しを増やしていきたいというこれからの課題も見つかったので、この作品は私にとって宝物です」と振り返りました。
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『怪談新耳袋 怪奇』初日舞台あいさつ
映画大ヒットのパネルを抱えてポーズ。前列左より鈴木かすみさん、真野恵里菜さん、坂田梨香子さん。後列左より篠崎誠監督、吉川友さん、北原沙弥香さん、岡本紗里さん
桐島あゆみと藤沢めぐみというふたりの主人公を演じた真野恵里菜さんは「この作品は公開が始まってこれからスタートなので、たくさんの方に観ていただけたらいいなと思っています」とコメント
「３月に撮影して半年経つんですけど、初日を楽しみにしていたので心もすごくワクワクで、私たちがここに立っているのもみなさんのおかげだと思っています」と須藤匡子を演じた坂田梨香子さん
「もし怖いことが起きて公開できなくなっちゃったらどうしようと想いもあったので、こうしてみなさんの前で舞台あいさつをすることができて嬉しく思っています」と永瀬晴美役の鈴木かすみさん
「まだ実感がなくて、このでかいスクリーンに自分の顔がバッと映るんだと思うと不思議でしょうがないんですけど、みなさんに見守られて初日を迎えられて嬉しいです」と矢嶋啓子役の北原沙弥香さん
一ツ木勇子を演じた吉川友さんは「私、吉川友は初めての映画出演ということですごい緊張しているんですけど、みなさんが映画を観てどんな反応をするかというのもすごく楽しみです」とあいさつ
「私も映画は初めてなので、ドキドキしていると同時に、映画を観たみなさんが“怖かった、楽しかった”って言ってくれるようだと私もすごく嬉しいです」と進藤麻紀を演じた岡本紗里さん
「映画ってぼくらが作って終わりじゃなくて、お客さんに観てもらってお客さんの想像力と組み合わさって完成すると思うので、今日やっと映画が全部完成するかなと思ってます」と篠崎誠監督
映画本編で大活躍している若手女性キャスト６名が揃う華やかな舞台あいさつになりました。左から「ツキモノ」出演の吉川友さんと鈴木かすみさん。「ツキモノ」「ノゾミ」両エピソードで主演をつとめた真野恵里菜さん、「ツキモノ」出演の坂田梨香子さんと北原沙弥香さん、「ノゾミ」出演の岡本紗里さん
ホラー映画とあって、舞台あいさつの司会をつとめた丹羽多聞アンドリウプロデューサーが映画制作中の怪奇現象について話しはじめると、怖いのが大の苦手だという真野さんは「またそういう話をしますか？(笑)」とちょっと渋い顔。過去の公開記念イベントや完成披露試写会ではサプライズに引っかかって涙を流しているだけに「今日はなにがあっても負けません！」と宣言した真野さんでしたが、今回はなにも仕掛けは用意されてないことを丹羽プロデューサーから聞かされると「あ、そうなんですか？ すごい覚悟してきたんですよ、泣くもんかと思いまして」と、やや拍子抜けした様子を見せました。
全員笑顔のままで舞台あいさつは進行し、真野さんは「主演、そして二役、主題歌と、いろいろなことを経験させていただいて、自分の中でも新たな一歩が踏み出せました。ストーリーが終わったあとの主題歌まで全部聴いていただきたいですし、みんなで作り上げた作品ですので、怖さを味わっていただきつつ、メッセージ性の部分にも触れていただきたいです。そしてもっともっとたくさんの方に観ていただきたいと思っています」と舞台あいさつを締めくくりました。
篠崎誠監督と脚本の三宅隆太さんというホラー映画への造詣の深さで知られるふたりがタッグを組み、まったく異なったタイプの「ツキモノ」「ノゾミ」の２話構成で観客を恐怖に導く『怪談新耳袋 怪奇』は、９月４日(土)よりシアターＮ渋谷ほかにて上映中。全国順次公開されます。