日本映画専門情報サイト:fjmovie.com

fjmovie.comトップページニュース一覧>「映画で楽しい気持になって」:『ガクドリ』初日舞台あいさつ

「映画で楽しい気持になって」:『ガクドリ』初日舞台あいさつ

記事メイン写真

舞台あいさつに登場したドリフト侍こと今村隆弘さん、杉本有美さん、木ノ本嶺浩さん、三浦葵さん、川崎隆介「ドリフト天国」編集長、江良圭監督(左より)

 車のドリフトテクニックを競う大学生たちを主人公にした『ガクドリ』が4月9日に初日を迎え、池袋シネマロサで出演者の木ノ本嶺浩さん、三浦葵さん、杉本有美さんと江良圭監督らが舞台あいさつをおこないました。
 『ガクドリ』は、実際に開催されている大学生のドリフト大会“全日本学生ドリフト王座決定戦”=学ドリを題材に、ひょんなきっかけからドリフトの魅力に惹かれる佐藤マサキ、金に糸目を付けずに車をチューンする速水俊足、キャバ嬢のバイトをしながらドリフトに打ち込む莉香という3人の学生ドリフターの奮闘を描いた作品。
 マサキを演じた木ノ本さんは、撮影で訪れた実際の学ドリ会場について「夏の大会にふさわしく熱い現場でした。“みんなでいいドリフトをするんだ”という熱い気持ちを感じることができたので、それを映画に落とし込んで伝えることができたら面白いものができるんじゃないかと思っていました」とコメント。
 ドリフトを趣味にするギャルグループの中心となる莉香を演じた三浦さんは「(ギャル役の共演者との)ガールズトークが盛り上がって、女子校みたいで楽しかったです」と撮影を振りかえり、マサキの憧れの先輩・菜々子役の杉本さんは「撮影の最終日が朝からずっと雨で、でもがんばって撮りましたね」と撮影裏話を披露しました。

コメント写真

佐藤マサキを演じた木ノ本嶺浩さんは「笑顔や希望を伝えることで、みなさんが元気になってもらえればいいなと思っています」とあいさつ

コメント写真

「前向きな映画なので、この映画を観て少しでもポジティブになってくれたらなと思っています」とメッセージを送った莉香役の三浦葵さん

コメント写真

菜々子役の杉本有美さんは「青春いっぱいの素敵な映画になっていますので、みなさん最後まで楽しんでいってください」とコメントしました

コメント写真

「車のファンやキャストのファン、いろいろなファンの方がいらっしゃると思います。それぞれの想いで観てください」と江良圭監督

写真

学ドリを主催する専門誌「ドリフト天国」の編集長で映画の監修をつとめた川崎隆介さん(左)と、カースタントシーンを担当した“ドリフト侍”ことドライバーの今村隆弘さん(右)も舞台あいさつに登場。会場を盛り上げました

 江良監督は「みなさん経験あると思うんですけど、学生たちがやたら無駄にエネルギーを放出してなにかに一生懸命打ち込むのを90分くらいの映画にまとめています。軽い気持ちで観ていただいて、なにか明日からの力にしていただければと思います」と映画の見どころを語り、木ノ本さんの「いま、暗い話題が多いのは事実なんですが、それを一時でも忘れてもらえたり、明日に繋がる希望をこの映画から感じてもらえる、映画ってそういうものだと思っています。この映画で楽しい気持になって、明日からも楽しく生きていきましょう」というメッセージで舞台あいさつは締めくくられました。

 実際の学ドリの映像をはじめ、迫力のドリフトシーンてんこ盛りの『ガクドリ』は、4月9日(土)より池袋シネマロサほか全国ロードショーされています。

スポンサーリンク