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「仙台の方に助けられた」本格アクション映画:『アサシン』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった渡辺奈緒子さん、久保田悠来さん、馬場良馬さん、岩田さゆりさん(左より)。『アサシン』(=暗殺者)のタイトルにちなんで、馬場さんと久保田さんは銃を構えてポーズ

 馬場良馬さん、久保田悠来さんの注目の若手俳優ダブル主演で描く本格アクション映画『アサシン』が10月8日に初日を迎え、シネマート六本木で馬場さんと久保田さん、共演の岩田さゆりさんと渡辺奈緒子さんのキャストと小原剛監督が舞台あいさつをおこないました。
 新藤冬樹さんの同名小説を映画化した『アサシン』は、プロの暗殺者=アサシン・花城涼が、暗殺現場を目撃した女子高生・リオを救うために組織に背き、組織の放つ刺客と激しい死闘を繰り広げていくストーリー。
 涼を演じた馬場さんは『アサシン』がアクション映画初出演。「ほんとに初めてのアクションだったので、果たしてぼくに花城涼ができるんだろうか? という不安があったんですけど、監督がアクションのエキスパートなので、ぼく自身がまったくわからない中でも成立させるように撮っていただいて、ぼく自身感情を乗せてアクションに挑むことができました。“小原剛監督素晴らしいな”の一言につきるかっこいいアクションに仕上がっていたので、初アクションが『アサシン』でよかったなと思います」と、初挑戦のアクションについて振り返りました。
 また『アサシン』は日本だけでなく韓国での劇場公開も決定しており、小原監督は「監督としてどれだけ嬉しいことか。韓国はハリウッドと対等に渡りあえる作品を作っていますし、映画の作り方は尊敬に値します。韓国映画にどうやったら勝てるかなというのはまだ手探り状態ですけど、公開したらぜひ韓国での結果も聞きたいなと思っています。夢を言えば韓国で映画を撮りたいです(笑)」とコメントしました。

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「撮影したのが去年の11月ということで、ほぼ1年の月日が流れて、こうやって公開できて、こうやってたくさんの人に観ていただけることが、ほんとに嬉しく思います」と花城涼役の馬場良馬さん

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「ぼくは随所随所、ピンポイントでアクションをやらせていただきました。馬場さんとは何度かお会いしたことがあって、現場ではとてもいい関係ができたなと思います」と岬俊一役の久保田悠来さん

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「出てくる人物が大体アサシン(暗殺者)なので(笑)、特殊な人物たちの中で、どう普通さが際立つかというのが私のテーマで、そこを意識してやりました」と、女子高生・春日リオ役の岩田さゆりさん

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「男性たちの友情だったり、誰かを守るために拳を振りあげたりという部分がすごく描かれていたので“男性ってこういう気持になったりするんだろうな”と感じました」と、マリア役の渡辺奈緒子さん

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「日本映画界に打って出たいと思って作った映画です。たくさんのスタッフ、キャストが苦労して作ったので、なるべく成果を挙げて、明るい日本映画界を作っていければと思っています」と小原剛監督

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馬場さん曰く「いい関係が築けたと思います」という馬場良馬さんと久保田悠来さんは、舞台あいさつでも息のあったやりとりを見せました。写真右が馬場良馬さん、左が久保田悠来さん

 『アサシン』は、東北大震災で大きな被害のあった仙台でオールロケ撮影された作品で、仙台でも東京と同日に劇場公開。久保田さんとともに仙台でも舞台あいさつをおこなう予定の馬場さんは「ボランティアスタッフであったりエキストラさんであったり、仙台の方にはたくさん助けられて、仙台の町並みや、ほんとに仙台のすべてを借りてできた作品だったので、震災のあとでチャリティーイベントもやらせていただきましたし、公開できて、舞台あいさつできるのは嬉しいことだと思います」と仙台への想いを述べました。

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舞台あいさつに登壇した渡辺奈緒子さん、久保田悠来さん、馬場良馬さん、岩田さゆりさん、小原剛監督(左より)

 これまでの日本映画界にはなかった“ジャパニーズ・ノワール・アクション”である『アサシン』は、10月8日(土)より、シネマート六本木、ワーナー・マイカル・シネマズ大宮ほか、全国ロードショーされています。

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