ダウンロード数１５００万を越える人気ケータイコミック「寄性獣医・鈴音」を吉井怜さん主演で映画化したシリーズ第１作となる『寄性獣医 鈴音 GENESIS』が11月26日に池袋シネマ・ロサで初日を迎え、吉井さんと共演の高野八誠さん、木下ほうかさん、金田龍監督が舞台あいさつをおこないました。
『寄性獣医 鈴音 GENESIS』は、人間の性欲と身体能力を増強させる寄生虫の謎に挑む美人獣医・鈴音（すずね）を主人公にした、エロティックＳＦアクションムービー。
鈴音役の吉井さんは、初めて挑戦した本格的アクションについて「アクション未経験の私でもできるかぎりのカッコいいアクションを付けていただいたので、自分の中でも“私ってアクションできるんだ”と勘違いしちゃうくらい」と笑顔。「相手の方のフォローというか掛け合いにも助けられているんですけど、すごく快感でした」とコメントし「もっともっと練習したいですね」と抱負を語りました。
同じく激しいアクションシーンをこなしている鬼頭高哉役の高野さんは、神楽坂恵さんが演じるムチを武器とするキャラクター・尚美とのアクションシーンで「（ムチが）実際に顔にヒットして、“当たりました”って言うと役者としてへなちょこだと思われるので、現場では我慢しました(笑)」と、裏話を披露し「けっこう痛かったですね」と苦笑いを見せました。
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初挑戦のアクションは「快感でした」：『寄性獣医 鈴音 GENESIS』初日舞台あいさつ
舞台あいさつをおこなった木下ほうかさん、高野八誠さん、吉井怜さん、金田龍監督（左より）。吉井さんの手には劇中に登場するカエルの“カンテツ”が
「ハードなスケジュールだったんですけど、スタッフさんもキャストとも意気投合できて、いい空気でできたと思います」と有薗鈴音役の吉井怜さん
「（試写を観て）ジャンルで言ったら全部入ってるんで、これがほんとのエンターテイメントだなって思いました」と鬼頭高哉役の高野八誠さん
鈴音の親代わり・本間医師を演じた木下ほうかさんは「今回のような役はなかなかチャンスもございませんし、楽しくやらせていただきました」
「原作の一番底のほうに描かれてるテーマは人間的な気持ちの部分。そこを発見したときに“これは映画にできる”と思いました」という金田龍監督
舞台あいさつには、劇中で鈴音の大切な相棒であるカエルのカンテツも登場。フォトセッションでは吉井さん(左)に大切に抱えられて一緒に写真に収まりました。（※カンテツくんは実物のカエルではなく作り物です）
『寄生獣医 鈴音』は、誕生編となる『GENESIS』と、続編の『EVOLUTION』（12月３日公開）の２部構成となっており、金田監督は「ある仕掛けをしています。『GENESIS』から観ても、２話目の『EVOLUTION』から観てもらっても観られる状態にしてあります。入口が違うとそれぞれ印象が変わって見える。新しい連作もの、リンクしあう連作ものという見方をしてもらうと面白いと思います」と、作品への期待を高めるメッセージを観客に贈りました。
原作マンガを忠実に再現した吉井さんのセクシーな劇中衣裳も話題の『寄生獣医 鈴音』は『GENESIS』が11月26日(土)から、『EVOLUTION』が12月３日(土)から池袋シネマ・ロサにて連続公開。『EVOLUTION』初日にも吉井さんほかによる舞台あいさつがおこなわれるほか、12月２日(金)には、金田監督と脚本の小林雄次さんによるトークイベントも開催されます。