グラビアで活躍する伊藤えみさんはじめ４人の美女が共演する映画『KILLER MOTEL』の完成披露試写会が６月25日に都内でおこなわれ、伊藤さんらキャストと小川和也監督が舞台あいさつをおこないました。
『KILLER MOTEL』は、人里はなれた旅館に泊まった６人の男女が体験する想像を絶する恐怖を「アメリカのＢ級ホラーみたいなノリ」（小川監督談）で描いた作品。
主人公の小説家・アリサを演じた伊藤さんは「単独の主演が初めてだったものですごく気合が入っていたんですけど、たくさんの方に観ていただきたいなと思う映画に仕上がっていて、ほんとに嬉しいです」とあいさつ。
宿泊客のひとり・ユカを演じた綾瀬れんさんは「普段はアダルトの業界で“自分の体をいかにきれいに見せるか”を気にしているんですけど、今回もやっぱりそこは気にして、あとはユカちゃんがかわいい感じのキャラクターなので、声を高めにしたり甘えた声をだせるようにとかがんばってみました」と、映画初出演の感想を語り、旅館の若女将を演じた星野あかりさんは「私は全編着物を着ておりまして、この撮影で自分で着物が着られるようになったのは嬉しかったです。でも、横になれないので休むときも変な姿勢だったりうつ伏せだったり、寝れなかったのは大変でした」と撮影の苦労を振り返りました。
また、作品には“エログロ”なシーンもふんだんに盛り込まれており、好きなシーンを尋ねられたタケシ役の宙（そら）さんは「ぼくの○○が××××られるんですけど……」と、文字では書きづらいようなシーンを回答。ほかのキャストも監督もそのシーンをお気に入りに挙げ、撮影の裏話など内緒の○○トークで盛りあがりました。
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舞台あいさつは○○トークで盛りあがり：『KILLER MOTEL』完成披露試写会
舞台あいさつをおこなった小川和也監、ジョーダン・チャンさん、中里順子さん、星野あかりさん、伊藤えみさん、綾瀬れんさん、宙さん、杉山正弘さん、保田泰志さん（左より）
「みなさん超プロフェッショナルで、私も刺激を受けてすごく素敵な作品になったと思うし、初めての単独主演作なので誇らしいです」とアリサ役の伊藤えみさん
映画の格闘場面について「ワンカットで撮って、20回くらいやり直しましたよね。そしたら小道具を忘れていて、またやり直し」とエピソードを紹介した小川和也監督
初めて完成した映画を観たユカ役の綾瀬れんさんは「内容はわかっているはずなのに“次のシーンはなんだったっけ？”と思い出しながら楽しめました」とコメント
若女将役の星野あかりさんはアクションシーンにも挑戦。「けっこう苦手なジャンルなので共演者の方に助けていただいた部分がありまして、勉強になったと思います」
「映画に出るのが初めてだったんですけど素晴らしい作品に出させていただいて、将来子どもができても自慢したいと思います」とジャック役のジョーダン・チャンさん
「（出演者が）他分野にわたっているので、みなさんの特技が詰まっているというか“ここはこの人の見せ場だ”というのが楽しく観ました」とシノブ役の中里順子さん
タケシ役の宙（そら）さんは主題歌も担当。「撮影は楽しい温泉旅行にでも出かけたような気持ちで、並行して楽しい撮影もおこなって、いい思い出ができました」
旅館の主人を演じた杉山正弘さんは「台本は読んでいましたが、自分でも展開が読めなかったですね。監督の編集のマジックが効いていたなと思います」とコメント
「映画の最初のほうの（登場人物が）みんなで仲良くしているシーンがすごく好きで、すごい面白い作品に参加できて幸せでした」というゾンビ役の保田泰志さん
伊藤さんは「チームがひとり残らずポジティブで誰ひとり弱音を吐かないし、監督の“楽しく撮れたらいいものができるよ。イライラせずに行こうね”という話を有限実行できて“なかなかこんなチームないな”というくらい、いいチームで、それが作品にも出ていると思います」と、コメント。小川監督も「朝から（次の日の）朝まで１日つながって撮影したこともあったんですけど、ほんとにポジティブな状態でできました」と振り返り「多くのキャラクターに二面性を持たせたくて脚本でも苦労したので、そこはうまくできたかなと思います。それと、伊藤さん演じるアリサがどんどん映画の中で変化していくところが見どころだと思います」と見どころをアピールしました。
この日の舞台あいさつ出席者のほか、前田優希さんらが出演する『KILLER MOTEL』は７月21日(土)より下北沢トリウッドにて上映。７月14日(土)には野方区民ホール（東京都中野区）にて舞台あいさつつき試写会が開催されます。