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姉妹役の美女ふたりが見た悪夢は?:『都市霊伝説 クロイオンナ』完成披露試写会

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会見に出席した大野未来さん、高部あいさん、小沼雄一監督(左より)

 都会の中に潜む恐怖を描いたホラーシリーズの最新作『都市霊伝説 クロイオンナ』(11月3日公開)のプレス向け試写会が10月3日に都内でおこなわれ、主演の高部あいさんと大野未来(おおの・みく)さんら出演者と小沼雄一監督が出席して会見がおこなわれました。
 『都市霊伝説 クロイオンナ』は、高部さん演じる姉の日花里(ひかり)と大野さん演じる妹の由岐の姉妹を中心としたストーリー。黒づくめの女の悪夢に悩まされる由岐と妹を支えようとする日花里、そして由岐の恋人の大野の3人が体験していく恐怖が描かれていきます。
 霊の恐怖だけでなく、人間の心の闇を描いた作品となっており、日花里役の高部さんはあるシーンについて「イチャイチャしているんですけど、心が痛くてすごく難しかったですね」とコメント。由岐役の大野さんは「由岐は普通とは違う感じで、バッと起きあがって声をあげたり、すごい難しかったんですけど、監督に教わりながらすごく勉強になりました」と撮影を振り返りました。
 また、若手キャスト陣に加えて、ストーリー上で重要な役割を持つ姉妹の母役で長宗我部陽子さんが出演しており、小沼監督は「大変な役を快く引き受けていただきました。あの役は長宗我部さんでなければ成立しなかったなと。この役のために女優として生まれてきてくれたんじゃないかと思っています(笑)」と感謝。長宗我部さんは「オファーをいただいたときはビックリしました。けっこう体を使ったお仕事として記憶に残ると思います(笑)」と、撮影の苦労をうかがわせました。

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試写会の前に完成した作品をDVDで鑑賞し「すごく怖くて、何度も何度も一時停止するくらいほんとに怖いなと思って観ていました」という日花里役の高部あいさん

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「いろいろ反省点はありますが、そのときの自分のベストが出ている作品かなと思いました。みなさんに怖がっていただけたら嬉しいです」と由岐役の大野未来さん

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「隙間からジワジワにじみ出てくるような怖さが表現できればと思いながら作った作品です。一風変わったホラーとしてお楽しみいただければ」と小沼雄一監督

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「ジワジワ来るような恐ろしさと、背筋がゾッとするような怖さと、哀しみみたいなものが表現されている作品。まだ味わいたい気持ちです」と姉妹の母役の長宗我部陽子さん

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映画の中では高部さん(左)が姉役、大野さんが妹役ですが、実際には高部さんは末っ子で大野さんは長女とのこと。監督によると「現実は大野さんがしっかりしていてお姉さんっぽいので、それを逆転させるのがちょっと大変でした(笑)」

 由岐の見る悪夢が発端となる『クロイオンナ』ですが、実際に悪夢を見た経験を尋ねられると、大野さんは「お屋敷に連れていかれて、UFOが5体くらい飛んでいるんです」と不思議な夢の話を披露。同じ質問に高部さんは「最近、よく怖い夢を見ていて、今日見たのは屋根の上を女の人が赤ちゃんを抱えて走っているんです」と、ちょっとゾッとする内容を話し出しましたが「なぜかそこが学校で、校長先生が有名な占い師さんなんです」と意表をつく展開に、場内は笑いに包まれました。

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高部さん、大野さん、小沼監督に、長宗我部陽子さん(左から3人目)や、幼いころの日花里を演じた子役の森岡春乃さん(一番左)たち来場していたキャストも加わっての撮影。元気な森岡さんに高部さんと大野さんは「癒される」と笑顔

 “クロイオンナ”が引き起こす恐怖を描いていく『都市霊伝説 クロイオンナ』は、会見に出席したキャストに加え、由岐の恋人・大野役で高崎翔太さんが出演。11月3日(土)より渋谷UPLINK Xにてレイトショー公開されます。

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