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ベテラン・下條アトムさんが「勉強になりました」:『死んでもいいの 百年恋して』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった森下くるみさん、下條アトムさん、範田紗々さん、津村純子さん(前列左より)、榎本敏郎監督、古藤真彦さん、岸田茜さん、飛坂光輝さん、柳之内たくまさん(後列左より)

 季節ごとに「心と体を刺激する恋愛映画」を送り出すシリーズ「ラブ&エロス シネマ・コレクション 2ndシーズン」の最新作『死んでもいいの 百年恋して』が12月8日に池袋シネマ・ロサで初日を迎え、主演の森下くるみさんと共演の下條アトムさん、範田紗々さん、榎本敏郎監督らが舞台あいさつをおこないました。
 四季それぞれに3本ずつの新作を公開する「ラブ&エロス シネマ・コレクション 2ndシーズン」の第3弾“Winter”の幕開けを飾る『死んでもいいの 百年恋して』は、夫の死のショックから歳をとらなくなってしまった女性・祐加が主人公の、榎本監督曰く「荒唐無稽で不可思議な世界が展開される」作品。
 姿は28歳だけど中身は58歳という変わった役柄に挑んだ森下さんは「そんなに役作りを難しく考えたりというのはなくて、現場で感じながらやっていました」とコメント。娘を演じた範田さんとはすぐに打ち解けたそうで「親子なんですけど友達同士みたいな感じかなと思って、役に役立ったと思います」と撮影を振り返りました。
 また、祐加を30年間見守り続ける男・次郎を演じた下條さんは「我々から見ると森下さんとか範田さんは孫みたいな人たちで、ふたりともほんとに素敵です。ほんとに気持ちからワーっとくるお芝居で、ぼくもこの年齢でとっても勉強になりました」と、共演のふたりを賞賛しました。

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「愛とエロスがちゃんと出ていればと思っていますし、共演者の方が素敵な演技をしていますので、それぞれの役者さんの演技も楽しんでいただけたらなと思っています」と主人公・祐加役の森下くるみさん

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まだ完成した作品を観ておらず「みなさまと観るのを楽しみにしています」という次郎役の下條アトムさん。「ホン(脚本)がとても面白いです。監督がそれをどう味付けしてどう料理したのか楽しみです」

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祐加の娘・綾香役の範田紗々さんは以前より森下さんに憧れていたそうで「どうしていいかわからなくて、喋れば喋るほど緊張してしまって、森下さんに変な人だと思われていたんじゃないかと(笑)」

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「ここまで謎の役は初めてだったので、最後の最後まで“なんだこの人は?”みたいにみなさんに考えていただけるようにがんばったつもりです」と謎の女性・恵美役の岸田茜さん

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「ウン10年恋というものをしたことがなくてちょっと忘れかけていたんですけど、また素敵な恋をしたくなりました。みなさんも素敵な恋をして楽しんでくださいね」と津村純子さん

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祐加の夫を演じた飛坂光輝さんは「さっそく死んでしまう(笑)」役のため、日焼けしないようにするなど苦労もあったそう。「いろいろな意味で勉強になりました。死人なんで(笑)」

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下條さん演じる次郎の若いころを演じ「それだけでもいい経験になりました」という柳之内たくまさん。撮影は下條さんと別々のため「なるべく自分で演じようとがんばりました」

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舞台あいさつの進行役をつとめた古藤真彦さんは綾香の夫役で映画にも出演。「(夫婦ともに)30歳近い役だったんですけど、わりとイチャイチャしていた印象があります」

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「森下さんのクールビューティーぶりと、荒唐無稽な話をしっかり抑えていただいた下條さんの経験に裏打ちされた演技を観ていただければと思います」と榎本敏郎監督

 監督として数多くの作品を手がけるいまおかしんじさん脚本による不思議な世界が展開する『死んでもいいの 百年恋して』は、池袋シネマ・ロサにて12月8日(土)より1週間レイトショーされ、続いて15日(土)より『妻の恋人』(葉山レイコさん主演・児玉久監督)、22日(土)より『ピンク♥レディ 女はそれを我慢できないッ』(矢部美穂さん主演・上野貴弘監督)と「ラブ&エロス シネマ・コレクション 2ndシーズン“Winter”」の作品が連続レイトショーされます。
 また、2013年春には同シリーズラストを飾る「ラブ&エロス シネマ・コレクション 2ndシーズン“Spring”」3作品の上映も決定しており、シリーズ全作品から作品賞&女優賞を選ぶ投票企画も実施されます。

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