１月28日(土)にオーディトリウム渋谷にて映画上映イベント「映画馬鹿のススメ」が開催され、矢口史靖監督、橋口亮輔監督、塚本晋也監督という現在映画界の第一線で活躍するＰＦＦ（ぴあフィルムフェスティバル）出身３監督のＰＦＦグランプリ受賞作品が上映されるほか、橋口監督と２０１１年ＰＦＦグランプリを受賞した北川仁監督によるティーチインがおこなわれます。
　このイベントはバンタンデザイン研究所映画ビジネス専攻で映画を学ぶ学生有志により企画されたもので、フィルム撮影からデジタル撮影への変遷を体験した監督の作品の上映とティーチインにより、デジタル撮影による自主制作の可能性を探るもの。
　上映されるのは、矢口監督の『雨女』、橋口監督の『夕辺の秘密』、塚本監督の『電柱小僧の冒険』の３作品。いずれも８mmフィルムで撮影された作品で、『夕辺の秘密』は橋口監督自身が所有する８mmフィルムでの上映という貴重な機会となっています。
　「映画馬鹿のススメ」で観るＰＦＦグランプリの“過去”と“現在”。そこからは、映画の“未来”が浮かびあがってくるに違いありません。