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主演映画初披露に福士蒼汰さん「ドキドキがあります」『江ノ島プリズム』完成披露試写会

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舞台あいさつをおこなった未来穂香(みき・ほのか)さん、福士蒼汰さん、野村周平さん、吉田康弘監督(左より)

 江の島を舞台に、過去にタイムトラベルした青年を主人公にした青春ファンタジー『江ノ島プリズム』(8月10日公開)の完成披露試写会が7月14日にシネマート新宿で開催され、主演の福士蒼汰さん、野村周平さんと未来穂香さん、吉田康弘監督が舞台あいさつをおこないました。
 『江ノ島プリズム』は、2年前に幼なじみの朔とミチルと離れ離れになった予備校生の修太が主人公。突然、いつも朔とミチルと一緒だった高校時代にタイムトラベルした修太が、自分と朔とミチルの3人に訪れる運命を変えようと奮闘する姿が描かれていきます。
 舞台あいさつは上映前におこなわれ、大歓声の中登壇した修太役の福士さんは「ほんとに今日がお客さんに観てもらうのが初めてなので、嬉しいと同時にドキドキがあります」とあいさつ。修太という役について「わりとぼくと等身大なんですけど、ちょっとおバカで抜けているところのある青年で、プラス一直線で、幼なじみの朔とミチルのためだったらなんでもするぞっていう熱い男の子ですね」とコメント。タイムトラベルという設定について「同じシーンを(時間を戻って)何回か繰り返すところがあるんですけど、そういうところは微妙な変化を付けたりするのが楽しんでできたかなと思います」と話しました。
 病弱だけど快活な朔を演じた野村さんは「基本的に修太をちょっと小バカにしているんですけど、そういうおバカな修太を尊敬しているというか、目標にしてる人物は修太というような役どころですね」と演じた役について語り、本田翼さんが演じたミチルとの間の恋心も「ありますね(笑)」と若干声を潜めて話しました。
 登場人物で唯一タイムトラベルの秘密を知る不思議な少女・今日子を演じた未来さんは「謎が多い女の子で、話が進んでいくうちに少しずつわかっていくところもあるんですけど、自分とはまったく違うキャラクターだったので難しかったですね」と振り返りました。
 また、舞台あいさつには不在のミチル役・本田翼さんについて、福士さんは「最初のシーンから思いっきり来てくれたのでやりやすかったですね」、野村さんは「明るくて素敵な方だなと思いましたね。ほんとに3人仲良く話ができたので」とそれぞれ印象を語り、吉田監督は「みんなカメラが回っていないところでも幼なじみという役どころを理解して雰囲気作りを率先してやってくれていたので、積極的にこの作品に挑んでくれてるのはすごく頼りになるなと思いました」と、キャストに賞賛の言葉を贈りました。

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「(修太と朔が)花火を集めるシーンは(シナリオに)わりとセリフがなくて、ふたりでアドリブでやっていたので、素のリアルな学生の雰囲気が出ているんじゃないかなと思いますね」と城ヶ崎修太役の福士蒼汰さん

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「(修太と朔とミチルの)3人の仲のよさがほんとに画に出てきているので、そういうところで楽しんでいただきつつ、(舞台となっている)江の島の景色を楽しんでいただきたいと思います」と木島朔を演じた野村周平さん

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「ひとり違う雰囲気の女の子がなぜいるのかという理由が話が進むとだんだんわかっていくので、修太くんを手助けする理由や小さなところに気づいていただけたら嬉しいなって思いますね」と今日子役の未来穂香さん

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「旬な役者のみなさんがほんとに気持ちよくやってくれているので、素のところもいっぱい出ていますし、魅力がいっぱい詰まっていると思うので、どっぷりこの世界に浸って楽しんでいただけたら」と吉田康弘監督

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お互いの印象を質問されて「最初は真面目な堅い方なのかなと思ってたんですけどすごいラフで、現場を盛り上げてくれる人ですね、ムードメーカー的な感じでした」という福士さんと「芝居に対しても作品に対しての意気込みも一生懸命で、熱い人だなと」という野村さん。ふたりの息のあったやりとりに未来さんも笑顔

 舞台あいさつは「友情を越えた愛情の映画だと思っています。なので、寒い時期の撮影だったんですけどあたたかい映画ができたのではないかと思います。青春もありSFもあり、男の子も女の子も楽しめる作品だと思います」(福士さん)、「福士くんも言ったんですけど、青春もあり、恋愛もあり、SFもあり、男同士の友情もあり、全部詰まった面白い映画になっていますので楽しんでご覧ください」(野村さん)、「すごく盛りだくさんな内容になっていて、観ている方もすごく楽しんで、そしてホッコリするんじゃないかと思います。あたたかい気持ちになって帰れるんじゃないかと思います」(未来さん)、「三角関係の話でもあるので、個人的には男女3人組で来てくれたら面白いんじゃないかと思っています。観終わったあとにいろいろなことを喋りあえる映画になっていると思いますので、どうぞ友達に勧めていただけたらなと思います」(吉田監督)という4人それぞれの言葉で締めくくられました。

 福士さん自身が「予想できない結末だと思うので、どうとらえるのかみなさん次第だと思います」と語るラストシーンも見どころの『江ノ島プリズム』は、8月10日(土)より、シネマート新宿、109シネマズMM横浜、109シネマズ湘南ほか、全国順次ロードショーされます。

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