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K-1ファイターとの対決に「鍛えられました!」 『琉球バトルロワイアル』初日舞台あいさつ

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ポスターを持って気合いのポーズの小池唯さん、丞威さん、子安慎悟さん(左より)

 新たなアクションスターとして注目の丞威(ジョーイ)さんが主演をつとめるオール沖縄ロケの映画『琉球バトルロワイアル』が11月2日に全国公開初日を迎え、シネマート六本木で丞威さんと共演の小池唯さん、子安慎悟さん、西冬彦プロデューサーが舞台あいさつをおこないました。
 『琉球バトルロワイアル』は、沖縄にやってきた世界放浪中のストリートダンサー・拳が、なぜか琉球空手の道場の存亡をかけた対決に巻き込まれていくというストーリー。拳を演じる丞威さんが、ダンスと空手を融合したこれまでにないアクションを披露しています。
 全国公開初日を迎え、丞威さんは「自分がこのスクリーンに映っているというのが不思議に思えて、すごく嬉しかったし、緊張したし、複雑な気持ちになりましたね」と心境を語り、映画の見どころであるアクションについて「ダンスと空手はまったく別のもので、それをどう融合させてアクションシーンを作って、どれだけリアルに表現できるかというところで、ものすごく難しかったし、すごく時間をかけて作りましたね」と振り返りました。
 これまでも武道を題材とした作品を送り出している西プロデューサーは「(この映画は)丞威くんを念頭に置いて脚本もアクションシーンも考えています。彼じゃないとありえなかったですね」と、丞威さんがいてこその作品であることをアピールしました。

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「ダンスはほんとに小さいときからやっていて、空手も5歳くらいから趣味でやってたんですけど、やっぱり昔からの積み重ねでこういうところで活かせたんだなって思っています」と、主人公・沢村拳を演じた丞威さん

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沖縄でのオールロケで「2週間ちょっとくらい滞在していて、そんなに長くいたのは初めてなので、途中から東京に帰るのが変な感じでした。最後はちょっと寂しかったです」と、道場主の新城美沙子を演じた小池唯さん

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「自分はいままで人を倒すとか相手に勝つという練習ばかりをしてきた人間なので、それをいかに劇中でリアルに見せるかというのがすごく苦労しました」という吹石役の子安慎悟さん。俳優活動への意欲も見せていました

 劇中では、格闘家として格闘技大会“K-1”などで活躍してきた子安さんと丞威さんの対決シーンも。丞威さんは「子安さんは怖かったですね(笑)。ものすごくいい人なんですけど、構えた途端に“ほんとに闘ったら絶対にやられる”というのがわかるんです。(映画の中では)自分が勝たなくてはいけないので、それを説得力のあるようなアクションにしないといけないし、とても大変でしたね」と対決シーンを演じての感想を述べ、子安さんは「ぼくはまだまだ演じるのに慣れていないので、力のコントロールがなかなかできなくて、丞威くんに何度も痛い思いをさせてしまった部分がありまして、ほんとに申し訳ないです」と、実際に拳などを当ててしまっていることを告白。丞威さんは「劇中でも練習中でもとても痛い目に遭わせていただきました(笑)。鍛えられました、ありがとうございます!(笑)」と笑顔で答えました。
 また、空手道場の美人道場主・美沙子を演じた小池さんは「色気がないもので(笑)、“色気を出して”と言われたときになかなか色気が出なくて、何回も何回もNG出しながらやりましたね(笑)」と、撮影での意外な苦労を明かし、初挑戦のキスシーンについて「そんなに緊張しなかったかな(笑)。キスシーンに対する緊張よりも、陽が落ちそうだったんですよ。NG出したら時間がなくなっちゃうし、その緊張のほうがすごかったですね」と振り返りました。

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「空手というのは日本のスポーツと思われているけど実は沖縄から生まれたというのがありました、いつか沖縄で映画を撮りたいとずっと思っていました」と、アクション監督もつとめた西冬彦プロデューサー

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写真ではわかりにくいですが、子安さんはフサフサの“つけ胸毛”を付けて舞台あいさつに登場し、西プロデューサーや丞威さんからのツッコミを受けていました。丞威さんが「これは子安さんじゃないですよね?」という胸毛の意味は、映画をご覧になるとわかるようです

 舞台あいさつは、丞威さんの「まだまだ未熟ですが、日本が誇るアクションスターになろうと思っています。アメリカ出身で日本に来て4年なんですけど、いつかアメリカでも活躍するという気持ちで、ハリウッドでも大活躍できるような日本発のアクションスターになりたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします」という力強いあいさつで締めくくられました。

 全国的なヒットを記録したテレビシリーズ「琉神マブヤー」などを手がけた岸本司監督がメガホンをとった痛快娯楽アクション『琉球バトルロワイアル』は、舞台あいさつ登壇者のほか、国際明武舘剛柔流空手道舘長の八木明人さんや、沖縄で活躍する新垣正弘さんらが共演。10月26日(土)より沖縄先行公開、11月2日(土)よりシネマート六本木ほかにて全国ロードショーされています。

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