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葉山陽一郎監督20年前の「湘南映画」2作が公開・豪華トークゲストも決定

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「湘南ものがたり」の一篇として上映される『展望台のある島』より。柴山智加さん(左)と磯部弘さん

 湘南出身の葉山陽一郎監督が20代のときに監督した自主映画2作品が「湘南ものがたり」と題して、3月23日より1週間にわたり下北沢トリウッドで限定ロードショーされ、公開期間中には連日ゲストを迎えてのトークイベントも開催されます。

 「湘南ものがたり」として公開されるのは『展望台のある島』『鎌倉物語・黒い桜』の2作品。
 恋人同士が春の江ノ島でデートする1日を描いた『展望台のある島』は、若くして逝去した小説家・山川方夫さんの同名短編の映画化。『ふたり』『青春デンデケデケデ』などの大林宣彦監督作品で注目を集めていた柴山智加さんがヒロインを演じています。製作当時も劇場公開されて6日間のレイトショーで400人を動員しており、今回は約20年ぶりの上映となります。
 『鎌倉物語・黒い桜』は、夢を見なくなった青年が主人公。その恋人の見る夢が現実となり、青年が夢とも現実ともつかない中をさまようというストーリー。完成当時には公開されず、今回が初の上映。「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」「ピューと吹く!ジャガー」などで知られる人気マンガ家・うすた京介さんが出演しているのも注目点です。
 両作品とも16mmフィルムで撮影されたものをデジタル化した2013年バージョンとして上映されます。特に『鎌倉物語・黒い桜』ではデジタル技術による修正・再編集が施され、製作当時には実現しなかった監督の意図に沿ったかたちとなっています。
 15歳のときから自主映画を撮っていた葉山監督が、東京で働くようになって故郷・湘南の魅力に改めて気づき製作した2本の「湘南映画」は『展望台のある島』『鎌倉物語・黒い桜』が、それぞれ湘南の光と影を描き出した作品になっています。

 連日おこなわれるトークイベントには多彩なゲストが出演し、葉山監督とトークを繰り広げます。公開初日の23日には『展望台のある島』で主人公のカップルを演じた柴山智加さんと磯部弘さんがイラストライター・映画評論家の三留まゆみさんとともに登場。以降も、映画監督の山本晋也さんと社会派活動で知られるアイドルグループの制服向上委員会(25日)、『ウルトラミラクルラブストーリー』の横浜聡子さんと「サイタマノラッパー」シリーズの入江悠さんという若手監督の共演(27日)など、見逃せないゲストが目白押しとなっています。

 さまざまなジャンルの作品を手がける葉山監督が「湘南監督」と呼ばれていたころの、まさに葉山映画の原点と呼べる2作品。トークイベントも含め、1週間の上映は貴重な機会となりそうです。

「湘南ものがたり」ポスター

「湘南ものがたり」

『展望台のある島』(30分)/『鎌倉物語・黒い桜』(84分)

3月23日(土)より29日(金)まで下北沢トリウッドにて連日19時より1回上映(※26日火曜日は休館)
当日料金1800円/前売り1500円

トークショーゲスト(予定・敬称略)

  • 3月23日(土) 三留まゆみ(映画評論家・イラストライター)/柴山智加(女優)/磯部弘(男優)
  • 3月24日(日) 北川れい子(映画評論家)
  • 3月25日(月) 山本晋也(映画監督)/制服向上委員会(アイドル)
  • 3月26日(火) ※劇場休館日・上映なし
  • 3月27日(水) 横浜聡子(映画監督)/入江悠(映画監督)
  • 3月28日(木) 中原俊(映画監督)/岡村洋一(ラジオパーソナリティ・俳優)
  • 3月29日(金) 柏原寛司(脚本家・映画監督)/室井佑月(小説家・コメンテーター)

※本記事は1月6日掲載の記事に新たな情報を加えて再掲載しています

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