篠崎誠監督が“３．１１”を題材に描き、今年３月に公開された『あれから』が、６月22日(土)よりオーディトリウム渋谷にて再上映されます。
　『あれから』は、東京で暮らすひとりの女性が、震災以降も続く“日常”の中で、被災地にいる元・恋人の存在に心を揺らしていく物語。篠崎監督が映画美学校フィクション・コース14期生とのコラボレーションにより製作した作品で、脚本の酒井善三さん（『おもちゃを解放する』監督）ら若い学生スタッフが参加。出演は、主人公の祥子を『孤独な惑星』主演の竹厚綾（たけこう・あや）さんが演じるのをはじめ、磯部泰宏さん、篠崎監督作品常連の伊沢磨紀さんら実力派俳優が揃っています。
　映像や音響など、劇場で鑑賞してこそその魅力を充分に堪能できる『あれから』。現在映像ソフト化の予定はないため、約３ヶ月ぶりの東京上映は貴重な機会となります。未見の方も、すでにご覧になった方もこの機会をお見逃しなく。