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アイドルの目標はラジー賞!? 『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』完成披露試写会

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舞台あいさつをおこなった継田淳監督、BELLRING少女ハート(仲野珠梨さん、朝倉みずほさん、柳沢あやのさん、カイさん、宇佐美萌さん、美月友華さん)、SUPERSTAR BUTCHさん(左より)

 ライブ活動などで注目を集めているアイドルユニット・BELLRING少女ハート(ベルリンしょうじょハート・通称「ベルハー」)が初めて映画主演をつとめる『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』(5月17日公開)の完成披露試写会が4月28日にオーディトリウム渋谷で開催され、BELLRING少女ハートのメンバーと共演者、継田淳監督らが舞台あいさつをおこないました。
 ベルハーが本人たちとして出演する『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』は、ある事件に巻き込まれてしまったベルハーが仲間を救うためにUFOや怪獣が待ち受ける6次元の世界を旅して冒険を繰り広げるSFファンタジー。
 製作にあたり製作・宣伝費の一部を一般の方々から募るクラウドファンディングをおこなったところ目標額の倍以上を達成したことでも話題となっており、この日の完成披露試写会にはクラウドファンディングに協力したファンのみなさんも多数来場。
 メンバーを代表してあいさつした美月友華さんは「みなさんが支えてくれたお陰でこうして映画を完成させることができました。ほんとに感謝をしています。ありがとうございます」と感謝を示すとともに「この映画でいろいろな人にベルハーを知ってもらって、ベルハー主演第2弾もできるといいなって思います。そのときは友情をテーマにした熱いものをやりたいとみんなで言っています」と次回作にも意欲を見せました。美月さんはさらに「初めて演技するメンバーが多いので、初々しさを見てください」と見どころを語り、宇佐美萌さんは「ゆぅゆ(美月さん)は貫禄ありまーす!」とアピールしました。

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BELLRING少女ハートの朝倉みずほさん

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BELLRING少女ハートの仲野珠梨さん

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BELLRING少女ハートの美月友華さん

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BELLRING少女ハートの宇佐美萌さん

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BELLRING少女ハートの柳沢あやのさん

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BELLRING少女ハートのカイさん

 継田監督は「『TRASH-UP!!』という雑誌に“ベルハーというすごいアイドルがいる”と紹介されて、観て、ショックを受けたぼくが“ぜひベルハーの映画を撮りたい”と思って、ベルハーのディレクターである田中(紘治)さんに相談したところ“どうぞお好きなように撮ってください”という、いままで聞いたことのない一言を言っていただき、勢いで作ってしまったというノリの映画でございます」と作品が生まれたきっかけを説明し「クラウドファンディングでみなさんのすごい勢いの尽力をいただき完成にこぎつけることができました。それはもうベルハーのすごさ」と、ベルハーとファンのみなさんに感謝。
 ベルハーのライブの司会などをつとめ、映画にも本人役で出演しているSUPERSTAR BUTCHさんは「ぼくもメンバーもみんなまだ(完成した作品を)観ていなくてほんとに楽しみにしているので、一緒に楽しみましょう」とあいさつし「乗るしかない、このビッグウェイブに!」と、話題となったフレーズを客席と一緒に叫んで一体感を盛りあげました。

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「プロダクションや大きい会社が関係しているわけでもないかたちで、こういう自由な映画がとれたというのは、なにを置いてもベルハーという存在があったから可能だったということを強く思っております」と継田淳監督

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「なんでもそうですけど映画っていうのはひとりじゃできない、いろいろな人の力を借りて作るものなので、この場を借りてお礼を言わせてください。ありがとうございました」とあいさつしたSUPERSTAR BUTCHさん

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「いまのベルハーちゃんだから突っ走れる部分を継田監督がどう拾ってくれるかなと今日まで楽しみに待っていました。自分の出てるところは観たくないけど(笑)」と出演もしているベルハーのディレクター・田中紘治さん

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「悪役なので、ベルハーちゃんをちょっといじめる役ですけれども、嫌いにならずに最後まで楽しく愛していただければと思います」と、出演者の細身のシャイボーイさん

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「ベルハーちゃんたちのエネルギッシュな感じと監督が撮りたいという気持ちがどういうふうに仕上がったか、自分もいちファンとして楽しみにしています」と出演者の室田晃さん

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「スチールとミュージックビデオは作っていたんですけど、映画(の撮影)は初めてで、それを大好きなベルハーでできるというのは興奮しております」と撮影の津田ひろきさん

 美月さんは「ベルハーはこの映画でラジー賞(※)を総なめにします!」と高らかに宣言。継田監督は「ぼくは作り手としてはちょっと癖のあるほうだと思っているんですが、ベルハーちゃんのお陰でさらにギューッと癖が強くなったと思っています。観ていて“ええっ!?”と思うところがあるかもしれませんが、基本はコメディですしアイドルが活躍するファンタジー映画なので、気軽に楽しんで観ていただければそれが一番だと思っております」と舞台あいさつを締めくくりました。

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左より、仲野珠梨さん、朝倉みずほさん、柳沢あやのさん、カイさん、宇佐美萌さん、美月友華さん

 日本唯一のトラッシュ・カルチャー雑誌「TRASH-UP!!」がプロデュース、現在では珍しいミニチュア撮影などの技法が駆使され、かつて深夜や昼間にテレビ放映されていたようなB級映画を思わせる異色のSFファンタジーとなっている『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』は、5月17日(土)より映画のロケ地でもある吉祥寺バウスシアターにてレイトショー。5月13日(火)には、吉祥寺バウスシアターのクロージング企画「爆音映画祭」の1本として公開に先駆けて上映されます。

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ベルハーメンバーの提案で、ファンのみなさんや共演者も一緒に「ベルハー最高!!」

※ラジー賞=ゴールデンラズベリー賞の別名。「最低」の映画に与えられるアメリカの映画賞

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