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女子高生に人気のスポットにゾンビ出現! 『Z~ゼット~果てなき希望』ヒット祈願イベント

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ゾンビに囲まれたイベント出演者。一番後列左よりゾンビ演出の川松尚良さん、ゾンビメイクの中田彰輝さん。中列左より女性ゾンビ、アイドルグループ・PLCの北川芽韻(きたがわ・めい)さんと三上亜希子さん。映画出演の木嶋のりこさん、川本まゆさん、田中美晴さん。ゾンビメイクのPLC・川上愛美さんと松田空(まつだ・あお)さん、男性ゾンビ。前列に4人の女子高生ゾンビ

 ある日突然現れたゾンビの群れに女子高生たちが立ち向かう『Z~ゼット~果てなき希望』(7月26日公開・鶴田法男監督)の公開を前に、主演の川本まゆさんと共演の木嶋のりこさん、田中美晴さんらが出演してのヒット祈願イベントが7月18日に女子高生に人気のスポット・JOL原宿でおこなわれました。
 日本が誇るホラー映画の名匠・鶴田法男監督がメガホンをとった『Z~ゼット~果てなき希望』は、マンガ界の奇才・相原コージさんのコミック「Z~ゼット~」が原作。ゾンビが大量発生し次々と人々がゾンビ化していく街を舞台に、困難に負けず生き延びようとする女子高生たちの姿が描かれていきます。
 川本さん、木嶋さん、田中さんは劇中衣裳そのままの制服姿でステージに登場し、主人公を演じた川本さんは、ポップなお店が並ぶ中でのセーラー服にアイパッチ、ガッチリしたブーツという姿に「ちょっと不思議な感じがしますね」と笑顔を見せました。
 川本さんは劇中でナギナタを武器にゾンビと闘うハードなアクションを披露しており、そのアクションについて「ナギナタはもちろん初めてでしたし、室内のアクションということで天井にぶつからないように気をつけたりとか、アイパッチをしているので距離感が掴めなくて苦労した点も多かったんですけど、試写で観たらなかなかカッコいいナギナタアクションができていたと思うので、楽しみにしていただければと思います」と自信をのぞかせ、川本さん演じる主人公に助けられる女子高生・あかりを演じた木嶋さんは「どんなに怖いゾンビが来ても全部倒してくれるので、すごく頼もしい存在でした」、同じく女子高生の恵を演じた田中さんは「普段のまゆちゃんと全然違うので、撮影中はほんとに眼力というか睨まれるとほんとに怖くて(笑)、すごいなと思って見ていました」と、それぞれ川本さんのアクションについて語りました。

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主人公のアイパッチの少女を演じた川本まゆさんは「普段の自分とは違うような今回の役なので、みなさんに観ていただけるのが楽しみなのと怖い気持ちの両方があります」とあいさつ

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「私はどんな状況でも希望って絶対あるんだということをこの映画を通して学んだので、みなさんにも映画館でそれを感じていただけたら嬉しいです」と火野原あかり役の木嶋のりこさん

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「撮影から半年経ってないのに懐かしい感じがして、公開が楽しみな半面みなさんの反応が気になっているので、ぜひご来場いただいて楽しんでいただければ」と鈴野恵役の田中美晴さん

 この日のイベントでは、実際にメイクを施した“ゾンビ”が会場内や周辺で映画のチラシを配布し、川本さんらが立つステージの周辺にもゾンビが。リアルなゾンビに怯えた表情も見せるキャスト3人に「もしほんとに『Z~ゼット~』の世界が来たらどうする?」という質問がされると、川本さんは「私は空手を習っているんですけど(※極真黒帯)、今回のゾンビは頭を斬られても死なないんですよ。絶対倒せないと思うので、逃げます! 逃げるか、チェーンソーなんかで斬って(笑)」、木嶋さんは「私はリアルでは血を浴びたくないんですよ。だからなんとか共存しようとがんばりますよ(笑)」、田中さんは「私はやっぱり逃げますね。逃げて、ちゃんと隔離してもらって自分が安全だってわかったら観察したいかなと思います」と、三者三様の回答を見せました。
 そして『Z~ゼット~果てなき希望』のゾンビメイクを担当した中田彰輝さんと、『Z~ゼット~果てなき希望』本編のゾンビ演出とスピンオフ作品のメガホンをとった川松尚良さんもステージに登場。中田さんによるゾンビメイクを施して登壇した川松さんは「いままで日本で作られてきたゾンビ映画というのは、メイクも適当にやられていたり、ゾンビの動きも基本的には演じる人任せだったりするんですけど、今回は死んでる人間がどういうふうに動くのかというところをリアルにやろうと鶴田監督と話しまして、中田さんとも“このゾンビはこういうふうに死んでいるからこういうところに傷があって動きがこうなります”みたいなことを演出に入れさせていただきました」と『Z~ゼット~』でのゾンビ描写のこだわりを紹介しました。

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ゾンビ演出の川松尚良さんはゾンビ化が進行しており、ゾンビメイクの中田彰輝さんの制止も効かず川本まゆさんたちに襲いかかります

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川本まゆさん(極真空手黒帯・空手道国際選手権優勝経験あり)の蹴りを食らうゾンビ川松さん(※いろんな意味で危険なので絶対に真似しないでください)

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川松さんは川本さんの蹴りで倒され無事に正気を取り戻し、ゾンビ演出のこだわりについて語りはじめました

 さらに、JOL原宿にも出店している人気のタピオカとクレープのお店“パールレディ”から生まれたアイドルグループ・PLCのメンバー4人も“『Z~ゼット~』応援隊”として、なんとふたりはゾンビメイクでイベントに参加。ゾンビメイクを体験した川上愛美さんは「すごいメイクしてもらえて嬉しかったんですけど、目をつぶってやってもらっていたので目を開けて鏡を見た瞬間にビックリして“すごい、こうなるのか!”って思いました」、同じくゾンビメイクの松田空さんは「メイクしているときは鏡を見ていなくて、できあがったときは自分じゃない感じで不思議な気分で、いい体験したなと嬉しかったです」と、それぞれゾンビメイク体験の感想を。中田さんは「もし原宿にゾンビが現れたら人混みで人々が逃げ惑うので、転んで顔をぶつけたりゾンビに噛まれたり、そういう傷を入れました」とふたりのメイクの設定を説明し、川本さんは間近で見るアイドルのゾンビメイクに「私もゾンビメイクやりたかったです。うらやましいです」と感想を述べました。

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「軽トラックで逃げる人を追いかけて、荷台に掴まって引きずられて削られた結果こうなった」という設定のゾンビメイクで登場したゾンビ演出の川松尚良さん

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映画本編だけでなく、このイベントのゾンビメイクも手がけた中田彰輝さん。川松さんのメイクは「その中でも激し目で、顔半分骨が出ちゃってる感じ」とのこと

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映画を観て「メイクとか血が飛ぶシーンとかリアルでビックリしたんですけど、感動的な物語にもなっていてそこは感動しました」とPLCの三上亜希子さん

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「メッチャ怖くて、目を細めながら見ていました(笑)」と映画の感想を述べたPLCの北川芽韻さん。会場にいるゾンビも直視するのは「もう無理(笑)」だそう

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“原宿にゾンビが現れたら”という設定のゾンビメイクででイベントに出演したPLC・川上愛美さん。念の為、素顔はとってもかわいい方ですので

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同じく“原宿にゾンビが現れたら”という設定のゾンビメイクでイベントに参加のPLC・松田空さん。素顔の写真が掲載できないのは残念です

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川松尚良さんの指導により、映画本編にも出演している男性ゾンビと女性ゾンビにPLCメンバーも交えてゾンビウォーク講座。“死後硬直”を意識するのがポイントとのこと。川本さんたち3人はちょっと引いてます

 川本さんは「アクションももちろんすごいですし、ゾンビのクオリティも高いですし、女子高生たちがどんな苦難にも負けずに立ち向かっていく姿が見られます。みんなががんばって立ち向かっていく姿を、女子高生のみなさんをはじめ、いろいろなみなさんに観ていただきたいと思っています。ご覧になると明日への希望だったりを感じられる映画になっていると思いますので、よろしくお願いいたします」と映画をPRし、イベントを締めくくりました。

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ナギナタを手に凛々しくポーズを決める川本まゆさん(中央)と木嶋のりこさん(左)、田中美晴さん

 “2014年の日本”だから生まれ得た本格派ゾンビ映画となっている『Z~ゼット~果てなき希望』は7月26日(土)よりシネマート六本木、シネマート新宿ほかにて全国順次公開。公開初日の26日にはシネマート六本木で監督・キャストによる舞台あいさつがおこなわれます。

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