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現代の家族のあり方を問う映画『BAD CHILD』4月に東京・千葉で上映会を開催

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 2013年開催のロサンゼルスアジア太平洋映画祭に正式出品され高い評価を得た『BAD CHILD』の上映会が、4月6日(日)に東京・渋谷のアップリンクで、4月27日(日)には千葉・柏のTKPシアター柏で、それぞれ開催されます。
 『BAD CHILD』は、南カルフォルニア大学映画制作部で映画制作を学び、現在は日本でテレビディレクターとして活躍しつつ映画の自主制作をおこなっている佐藤慶紀監督の劇場長編デビュー作。地方都市を舞台に、過保護な両親と暮らす優等生の中学3年生の少年が起こす“凶悪”な事件を通して、現代の家族のあり方を問いかける作品となっています。
 脚本は『つむじ風食堂の夜』『BUNGO 日本文学シネマ/高瀬舟』などの脚本を手がけた久保裕章さん。一家の父親をコントでも知られる個性派バイプレイヤーのモロ師岡さん、少年を『コドモのコドモ』などに出演する1994年生まれの竹森雄之助さん、母親を名古屋を拠点に活動しNHK「中学生日記」では長く教師役で出演した西山諒さんがそれぞれ演じています。

 観客の立場で映画を観たときに「ふと、作り手の頭の中が気になったりする」という佐藤監督の考えから、すべての上映に佐藤監督自身が立ち会う上映会形式での上映をおこなっており、3月には名古屋で3日間にわたる上映会を開催。4月の東京・千葉での上映以降も、全国47都道府県すべてでの上映会開催を目指し自主上映が続けられる予定となっています。

 4月6日のアップリンクでの上映会は、17時20分開映、19時50分開映の2回上映。17時20分の回終映後には、父親役のモロ師岡さんのトークショーが開催されます。

【『BAD CHILD』予告編】

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