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相原コージ原作・鶴田法男監督のゾンビ映画『Z〜ゼット〜』が今夏公開決定

 ギャグマンガ界の奇才・相原コージさんが“ゾンビ”を題材に描いたパニック・ホラー『Z〜ゼット〜』が、日本が世界に誇るホラーの名匠・鶴田法男監督のメガホンにより実写映画化され、今年夏に公開されることが発表になりました。
 相原コージさんの原作マンガ「Z〜ゼット〜」は、雑誌「別冊漫画ゴラク」で連載され、単行本1巻が発売中(日本文芸社刊)。ゾンビ発生“初期”“中期”“後期”の3段階で展開されるストーリーが、毎回オムニバス形式で描かれていきます。
 ビデオ版「ほんとにあった怖い話」でジャパニーズ・ホラーの歴史を拓き、以降も『リング0〜バースデイ〜』『おろち』『POV〜呪われたフィルム〜』とホラー作品を次々と送り出してきた鶴田監督にとって『Z〜ゼット〜』は初めて手がける本格的ゾンビ映画。登場人物の視点で描かれる“POV”(主観映像)を用いてゾンビ映画に取り組みます。

 主演をつとめるのは、アメリカ出身で極真空手の黒帯を持ち、CMや映画『HOME~愛しの座敷わらし~』に出演してきた現在20歳の女優・川本まゆさん。そして、メインキャストとして人気グラビアアイドルで『こたつと、みかんと、ニャー。』シリーズなど女優としても活躍する木嶋のりこさん、『ふがいない僕は空を見た』や鶴田監督作品『王様ゲーム』に出演する女優・田中美晴さんが出演します。

 映画版の脚本は、テレビ「ほんとにあった怖い話」「悪霊病棟」で鶴田監督とコンビを組んでいる酒巻浩史さんと鶴田監督が共同で担当。ゾンビが蔓延した世界の病院を舞台に、さまざまな人間ドラマと、人間とゾンビの闘いがときに激しく、ときにユーモラスに描かれていきます。
 また、映画と奇妙なリンクを見せるふたつのエピソードも映画版と同時に撮影され、映画版を含めた全6巻のDVDソフトとしてリリースが予定されています。

 マンガ界の奇才とホラー映画界の名匠、そしてフレッシュなキャストの異色の組み合わせが期待を呼ぶ『Z〜ゼット〜』は、2014年夏、シネマート六本木、シネマート新宿ほか全国公開(製作・配給:エスピーオー)。
 すでに公式サイトがオープンしており、今後さらなる情報の公開が待たれます。

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