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新鋭・奥田庸介監督がクラウドファンディングで新作制作! 特典で短編映画制作も

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 商業監督デビュー作『東京プレイボーイクラブ』が国内外の映画祭で高く評価された奥田庸介監督の新作『クズとブスとゲス』(仮題)の制作にあたり、制作資金を広く募るクラウドファンディングが7月1日よりスタートしています。
 1986年生まれの奥田庸介監督は、2010年に『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ〜』でゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリを獲得し、翌年『東京プレイボーイクラブ』で商業監督デビュー。『仁義なき戦い』シリーズやクエンティン・タランティーノ、コーエン兄弟の影響を感じさせるその作風は『ザ・ミッション 非情の掟』などで知られる香港ノワールの重鎮、ジョニー・トー監督からも絶賛を受けています。
 新作『クズとブスとゲス』(仮題)は、女性を騙して強請りを働く大麻の売人の男と、男に監禁された風俗嬢を中心に描かれる「日陰で生きる男と女が交錯するバイオレンス群像劇」。すでにキャスト交渉は進んでおり、2014年9月に撮影予定。2015年年始に劇場公開し、国内外の映画祭にも出品される予定です。

 クラウドファンディングは日本最大級のクラウドファンディングサイト「MotionGallery」で実施。支援は500円よりおこなうことが可能で、500円以上で支援者限定ブログの閲覧権、1500円以上でブログ閲覧権に加えサイン入り決定稿と新作映画チケット引換券(公開時に本チケットを送付)など支援金額に応じた特典が用意されており、1万円以上でエンドロールに氏名掲載、3万円以上では撮影現場に招待(希望者のみ)、10万円以上で共同プロデューサーとして氏名掲載、そして20万円以上ではなんと奥田監督が支援者の「アナタの死に様」の短編を製作するというユニークな特典が用意されています。

 一言で表すと「タランティーノのハードボイルド×深作欣司の爆発力×川島雄三の情感」だという『クズとブスとゲス』(仮題)。新時代のジャパニーズ・バイオレンス映画に、あなたも参加してみては?

 クラウドファンディングは7月1日より9月30日まで実施中→MotionGallery「奥田庸介監督 最新作『クズとブスとゲス』始動!」
 詳しい情報は「映画蛮族公式サイト」をご覧ください

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