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廣田あいかさん主演映画公開にマジックも披露 『たまこちゃんとコックボー』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった阿久圭介さん、廣田あいかさん、片岡翔監督(左より)。廣田さんと阿久さんは学校のシーンで着た制服の衣裳で登場

 アイドルグループ・私立恵比寿中学のメンバー・廣田あいかさんが初の映画主演をつとめた『たまこちゃんとコックボー』が3月28日に初日を迎え、TOHOシネマズ渋谷で廣田さんと共演の阿久圭介さん、片岡翔監督が舞台あいさつをおこないました。
 『たまこちゃんとコックボー』は、廣田さん演じるお菓子と空想好きの女の子・ひよ子が主人公。アニメの世界に入ったひよ子と、アニメの世界の女の子・たまこちゃんと不思議な生き物・コックボーの繰り広げるファンタスティックで心温まるストーリーが、実写とアニメの組み合わせで描かれていきます。
 今年1月に16歳になったばかりの廣田さんは、満員の観客を前に「撮影期間は15歳だったので、15歳の私がいっぱい詰まった思い出の作品になっています」とあいさつ。グループを離れての活動について「普段は8人で活動しているんですけど周りがすごく元気で、悪く言えば騒がしくてですね(笑)、ひとりだと気楽は気楽かなと思います(笑)」と本音(?)も覗かせました。
 ひよ子の幼なじみの少年・イソップこと磯野勇太を演じた阿久さんは、撮影の思い出を質問されると「極寒の中での秋田の撮影で、あんまり秋田らしいことはできなかったんですけど、すごい吹雪の中、がんばって撮影したことが一番思い出に残っています」とコメント。
 脚本も担当した片岡監督は、脚本執筆にあたり「ぁぃぁぃ(廣田さんの愛称)というキャラクターが魅力的なので、そこをまず生かさないとということと、ファンのみなさまに喜んでもらえる作品にしたい」と考えていたと話し「ぼくの想いも込めて脚本にしました」と振り返りました。
 また、劇中のひよ子の部屋には「見た目楽しいものにしたかった」という片岡監督の意向からたくさんのぬいぐるみが置かれていますが、廣田さんも「ほんとにかわいいんですよ、いっぱいいて」というそのぬいぐるみはすべて監督の私物という意外な事実も明かされ、客席を沸かせました。

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初日を迎え「すごく感慨深いです」と片岡翔監督。「初めて一般のみなさまに観ていただけるということで、今日が『たまこちゃんとコックボー』の誕生日だと思っております。みなさんに楽しんでもらえたらいいなと願っております」

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初の映画主演で「(両親役の)津田寛治さんとか堀内敬子さんと共演させていただいて、はじめはすごく緊張したんですけど、とてもあたたかい家庭で、やっていてすごく楽しかったです」と、主人公・星野ひよ子役の廣田あいかさん

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イソップこと磯野勇太を演じた阿久圭介さんはこれが映画初出演。「とても大きな役をいただいたのではじめは不安な気持ちが強かったのですが、今日、このようにみなさんに映画を観ていただけて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです」

 そして「ミラクルマジカルムービー」という映画のキャッチコピーにちなんで、廣田さんがマジックを披露する場面もありました。

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映画に登場する喋るコック帽・コックボーに手伝ってもらいながらマジックを披露する廣田あいかさん。なんの変哲もないストローにコックボーが魔法をかけると……「曲がりましたあー!」

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続いてふたつ目のマジックも披露。なんの変哲もないコックボーに廣田さんが魔法をかけると……「ストローが大きくなりましたあー!」

 廣田さんは「今回、主演をつとめさせてもらって、初めてのことばかりだったんですが、衣装もかわいくてセットもかわいくて、すごくあたたかい方々に囲まれながらやっていて、ほんとに幸せだなと思う毎日を過ごさせてもらって、すごい充実していました。私自身がすごく楽しかったので、その楽しさが伝わったらいいなと心から思っています。何年後かにも、誰かの心のどこかにひよ子ちゃんが残っていたらいいなという想いで演じました。映画をまた観る方は、セットとか細かくて映りきれていないくらい、かわいい部分が満載なので、細かいところにも注目してもらえたらなと思っています」と話し、舞台あいさつを締めくくりました。

 実写+アニメにミュージカルシーンも織り込まれ盛りだくさんなファンタジームービー『たまこちゃんとコックボー』は、3月28日(土)より全国ロードショーされています。

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