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松村克弥監督が特攻兵器・桜花を描く『サクラ花 ~桜花最期の特攻~』が11月東京ほか全国順次上映

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 第二次大戦末期に日本軍が開発した特攻兵器「桜花」(おうか)を題材に松村克弥監督が描く『サクラ花 ~桜花最期の特攻~』が11月4日(水)~6日(金)の3日間と12月4日(金)~6日(日)の3日間、渋谷ユーロライブにて上映されます。

 『サクラ花 ~桜花最期の特攻~』は、桜花を搭載した爆撃機・一式陸攻に乗り込む若き整備兵を主人公に、戦場の緊迫感やその中での兵士同士の心の交流を描き、知られざる戦争の真実を表現した作品となっています。
 主人公の整備兵・尾崎を大和田健介さんが演じ、一式陸攻機長の穂積役に緒形直人さん、副操縦士の富田役に橋本一郎さんら、実力派俳優陣が集結。さらに、映画初出演となる落語家の林家三平さんやタレントの三瓶さん、演歌歌手の三山ひろしさん、ロケ地となった群馬県出身の磯山さやかさんとキタキマユさんらが出演し、役所広司さんがナレーションを担当するなど、映画の趣旨に賛同した多彩で豪華なキャストが参加しています。

 映画のストーリーは実際に戦時中に桜花作戦に参加した数少ない生還者の証言をはじめとするさまざまな資料を参考にしており、フィクションでありながら史実に即したものとなっています。
 そして、映画の大部分が一式陸攻の機内という閉鎖的な空間内だけで進行していくという特異な手法が用いられており、現代へのメッセージを伝えると同時に、映像作品として独特の魅力を持った映画へと仕上がっています。

 ユーロライブでの上映以外にも各地の市民会館などでの上映会が決定しており、最終的な上映は全国約300ヶ所となる予定。上映情報は公式サイトで随時更新されます。ぜひ、2015年に放たれる意欲作をご覧ください。

【『サクラ花 ~桜花最期の特攻~』予告編 】

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