往年の東映ヤクザ映画やアクションドラマ・時代劇で活躍してきたベテラン俳優・志賀勝さんと片桐竜次さんのおふたりによるトークライブが、５月27日に東京・中野の野方区民ホールで開催されます。

　１９４２年生まれの志賀勝さんは、１９６０年代より東映作品にヤクザや殺し屋など迫力の風貌を活かした役で出演するほか、バラエティ番組でコミカルな一面も披露。さらに歌手としても数々のヒット曲を送りだしています。
　片桐竜次さんは１９４７年生まれ。１９７１年に俳優デビューし、東映アクション映画や「太陽にほえろ！」「大都会」などの人気ドラマで活躍。ヒットシリーズ「相棒」には内村刑事部長役でシリーズ開始当初より最新作まで出演を続けており、俳優生活45周年記念主演映画『キリマンジャロは遠く』（秋公開予定／柏原寛司監督）も控えています。
　１９７０年代にはともに東映の大部屋俳優が集まった「ピラニア軍団」のメンバーとして『仁義なき戦い』シリーズなどで活躍するなど長年の強い絆で結ばれた俳優の先輩・後輩が、数十年に及ぶ俳優人生をたっぷりと語る今回のトークイベント。共演してきたスターたちや個性的な監督陣のエピソードなど、多岐にわたった話題が期待されます。
　現在は京都在住の志賀さんが後輩である片桐さんのオファーに応えて上京して実現するイベントは、トークに加えサイン会、握手会、撮影会など来場された方々との交流の機会も用意されており、東映娯楽映画ファンをはじめ映画ファンには堪えられない内容となること間違いありません。

　イベントには応援ゲストとして俳優の武蔵拳さんも参加。女優の倖田李梨さんとノンフィクション「ＮＴＶ火曜９時 アクションドラマの世界」著者の佐藤洋笑さんがトーク司会をつとめ、作家・映画監督・脚本家で評伝「映画監督 村川透 和製ハードボイルドを作った男」著書の山本俊輔さんがイベント進行をつとめます。

　イベント参加は現在SHOTGUN FILM公式サイトで申し込み受付中。メールやファクスによる申し込みも可となっています。