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全編iPhone撮影の映画『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』に馬場良馬さんらが出演

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『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』より ※クリックで拡大します

 原宿を舞台に全編iPhoneで撮影する映画『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』(2019年公開予定)が馬場良馬さん、椎名鯛造さんらをキャストに迎え製作開始され、キャストのコメントが公開されました。

 『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』は、原宿に1軒だけ残る銭湯を継いだ青年が主人公。ある日現れた天使に天国に連れていかれそうになった青年と、青年に1週間の命の猶予を与える代わりに原宿のことを教えてもらうことになった天使が、人間界で一緒に過ごす7日間を通して、若者たちの疾走する人生が描かれていきます。

 ミュージカル「テニスの王子様」やテレビシリーズ「特命戦隊ゴーバスターズ」、舞台・ドラマ「弱虫ペダル」シリーズなどで知られ舞台「DEVIL MAY CRY -THE LIVE HACKER-」も控える馬場良馬さんが銭湯“明治湯”を継いだ主人公・英雄を演じ、原宿に興味を抱く天使・翼を演じるのは「刀剣乱舞」「ダイヤのA the LIVE」などの舞台のほか今関あきよし監督の新作『恋恋豆花』(2019年公開予定)にも出演する椎名鯛造さん。舞台と映像双方で活躍するふたりの俳優が共演を果たします。

 さらに「ハンサム落語」シリーズや「文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌」(2019年公演予定)など多くの舞台に出演するほか情報番組「2.5次元ナビ」MCもつとめるなど多彩に活躍する平野良さんが、英雄の弟・修太役で出演。
 また、AbemaTVの恋愛リアリティーショー「恋愛ドラマみたいな恋がしたい」で話題となった韓国出身のテジュさん、元AKB48でタレント・女優へと活動の場を広げる高城亜樹さんが、英雄たちを見守る銭湯の従業員を演じます。

 メガホンをとるのは、ドラマ・劇場版で展開した「戦国BASARA」シリーズや、徳山秀典さん主演『パーティーは銭湯からはじまる』、杉原杏璃さんの自伝的小説を映画化した『…and LOVE』などの松田圭太監督。
 『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』では原宿の街をリアルにとらえる手段として全編iPhoneでの撮影という手法を採用しており、脚本も手がけた松田監督が撮影も担当、海外でも注目を集めているスマートフォンでの映像表現に挑んでいます。

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『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』より ※クリックで拡大します

 現在、撮影が進められる中、キャストからコメントが発表されました。

馬場良馬さんコメント

翼役の鯛造くんとちゃんとお芝居するのは初めてで、今回、相棒みたいな役で一緒に芝居出来て、楽しい毎日を送っています。物語は友情、恋愛、ファンタジーなどの要素があって、原宿の街のカラフルなイメージとリンクする画にも物語にも色々なものがつまった作品なので、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。」

椎名鯛造さんコメント

スタッフとキャストの空気感もとても良く、集中する時は集中して撮影が進んでいるので、完成が楽しみです。天使なども出てくるファンタジー作品ではありますが、人間の欲や、綺麗なところも汚いところも描いていて、人間味に溢れた生々しい芝居をしています。途中アクションもあって見応えがあると思いますので、是非期待して頂ければと思います。」

平野良さんコメント

林修太を演じます平野良です。人生二度目となる目が見えない役。目線でのお芝居が出来ない分心を繊細に深く作りたい。そして見えない恐怖、これからの人生への恐怖、憤り、甘え、モヤモヤした全てを孕んだ人物になれるよう努力いたします。そして作中一番変わっていく役なのでその振り幅も大切にしたいと思っています。ファンタジーですが人が人を想うとても温かい作品です。撮影中もそんな温かさが滲み出ている楽しい現場。この作品に出会えた幸せを胸に頑張ります。

テジュさんコメント

映画は舞台よりリアルな演技が必要で、撮影するたびに語学力の足りなさを感じています。でも日本で初めて出演させて頂く映画なので、いい結果を生み出したいです。監督やスタッフの方々、そして出演者の先輩の方々に迷惑かけないように頑張っています!この映画は家族をテーマにした映画です。僕にとって日本は外国ですけど、僕を応援してくださる皆さんのお陰で毎日家族の愛を感じています。いつもありがとうございます。この映画を観て皆さんの心にも家族の暖かさが感じられたら嬉しいです。

高城亜樹さんコメント

今回の映画は、皆さんもきっと1度は行ったことがあるであろう原宿と銭湯が舞台になっています。この2つがどのように混ざり合うんだろう?と思うかもしれないのですが、ファンタジーでもあるんだけど、家族愛溢れていて人間味がある。そして、クスッと笑ってしまうような場面もあるのですが1週間の尊さを考えさせられるような物語でもあります。
私の役は、とても感情が単調な女の子なのですが行動で優しさが出ていたり、人間的に深みがある人なので、口調や感情は単調だけど行動などで、人間味を出せるようにしました。今まで頂いた役は等身大だったりピュアなフレッシュな役が多かったのですが、今回は普段の自分とは離れているので、私にとっても新しい挑戦でもありました。現実とファンタジーの絶妙なバランスの映画を、是非楽しみにしていてください!!
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『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』より ※クリックで拡大します

 『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』は、映画と舞台のコラボレーションプロジェクトを進めてきたアイエス・フィールドが、プロジェクト第4弾として送り出す作品。同プロジェクトでは第1弾として舞台を映画化した市川美織さん主演の『放課後戦記』、第2弾として村井良大さんとジュンQさんらが出演した朗読劇&映画『最果てリストランテ』、第3弾として朗読劇「命のバトン」と映画『みとりし』と、意欲的な作品を生み出しており、松田圭太監督は第2弾『最果てリストランテ』(朗読劇版の脚本と映画版の脚本・監督)に続いてのプロジェクト参加。今後の展開にも期待が持たれます。

 現在、撮影が進む『HARAJUKU~天使がくれた七日間~』は、アイエス・フィールドの製作・配給により2019年公開予定となっています。

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