横浜のミニシアター、シネマ・ジャック＆ベティとインディペンデント映画監督のコラボレーションにより、期間限定のオンラインシアター「INDEPENDET THEATER」が５月１日より開設されています。

　「INDEPENDET THEATER」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で現在営業を休止しているシネマ・ジャック＆ベティと、同館に縁のある映画監督・映像作家によるオンラインでの映画上映プロジェクト。
　シネマ・ジャック＆ベティで開催された「横濱キネマ・カーニバル」「横濱HAPPY MUS!C映画祭」「横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル」という３つの映画祭・上映企画で入選した作品を中心に30人以上の監督が作品を提供しています。
　上映ラインナップには、塩出太志監督『この世はありきたり』（２０１８年）、柴田啓佑監督『ひとまずすすめ』（２０１４年：横濱HAPPY MUS!C映画祭２０１４観客賞＆長編部門最優秀賞）、塚田万理奈監督『空(カラ)の味』（２０１６年：横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル２０１６観客賞）、夫である上田慎一郎監督作品の大ヒットで注目度を増したふくだみゆき監督の短編アニメ『こんぷれっくす×コンプレックス』（２０１５年）など、劇場で一般公開された作品も含まれています。
　鑑賞料金は作品ごとに設定されており、収益はすべてシネマ・ジャック＆ベティと製作者に分配されます。

　営業自粛を余儀なくされ多くのミニシアターが苦境に立ち、作品上映の機会や作品制作などの面で映画の作り手たちも影響を受けている中、特色ある番組編成をしてきたシネマ・ジャック＆ベティとインディペンでンド映画監督・映像作家が協力して送る「INDEPENDET THEATER」は、５月１日(金)より７月31日(金)までの３ヶ月間開設。
　上映作品は今後も追加される予定になっています。