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完全リモート制作の『カメラを止めるな!リモート大作戦!』発表より18日でスピード公開!

 大ヒット作『カメラを止めるな!』のキャストと上田慎一郎監督が再集結しリモートで制作した短編『カメラを止めるな!リモート大作戦!』 が、制作発表から18日という短期間で完成し本日5月1日18時にYouTubeで一般公開されました。

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『カメラを止めるな!リモート大作戦!』より ※クリックで拡大します

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『カメラを止めるな!リモート大作戦!』より ※クリックで拡大します

 緊急事態宣言が発令されている中、キャストがスマートフォンで撮影した自撮り映像を上田監督が編集するというスタイルでキャストと監督が一度も会わないまま完成した『カメラを止めるな!リモート大作戦!』は、ストーリーも主人公のディレクター・日暮(ひぐらし)がプロデューサーの要望でリモートで再現ドラマを制作するという、現実の状況とリンクした内容。『カメラを止めるな!』のキャストが役柄もそのままに登場するというファンには嬉しい作品になっています。

 また、SNSを通じて一般より広く映像を募集する参加型の企画もおこなわれ、エンドロールのダンスシーン映像を募集した応募者全員参加の「リモ止め踊ってみた」には日本だけでなく韓国、カナダ、カンボジアからの応募があり総勢305人が出演。本編中で使われる大笑いすす映像を募集した「リモ止めこちょこちょ」は100人以上の応募から20人以上が採用されており、この映像が劇中でどのように使われているかも楽しみなポイントです。

 公開にあたり、上田慎一郎監督と主演の濱津隆之さんは次のようにコメントを発表しています。

上田慎一郎監督(監督・脚本・編集)コメント

1ヶ月前「今、自分にできることはなんだろう?」と考え、本作の緊急制作を決めました。とにかく気分が明るくなる愉快痛快な楽しい映画を!と作ったつもりなんですが…自分自身、編集をしながら涙が止まらなくなってしまった場面が2箇所ありました。いつの間にか本作は自分の想像を遥かに超えたものになっていました。半分は誰かの娯楽のために。半分は自分を救うために。この作品を創ったんだと思います。「今」しか創れないものが出来ました。ぜひ「今」観て下さい。この作品が誰かの気分を少しでも明るくすることが出来ますように。

主演:濱津隆之さん(日暮隆之役)コメント

一足お先にちょろりと拝見させて頂きました。完全リモート、完全自撮りならではの粗さもまた、面白味の一つになっていたり。取り敢えず、何も考えずにただただ笑ってくれたらと思います。
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『カメラを止めるな!リモート大作戦!』より ※クリックで拡大します

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 本編の無料公開に加えて、メイキング映像やキャストのメッセージ動画など、ほかでは見られない映像が、苦境に立つミニシアターの支援を目的とした「ミニシアター・エイド基金」のクラウドファンディング特典として提供されています。本編と合わせて、こちらも要チェックです。

 約26分の時間の中に上田監督ならではの発想といまの状況下で暮らすすべての人々へのメッセージが込められたエンターテイメント作品となった『カメラを止めるな!リモート大作戦!』を、それぞれの場所で楽しみましょう!

【『カメラを止めるな!リモート大作戦!』】

『カメラを止めるな!リモート大作戦!』ストーリー

新型ウイルスの感染拡大で外出自粛を余儀なくされている日本。
そんな中、自宅待機中の映像ディレクター・日暮の元に笹原、古沢の両プロデューサーからビデオ電話がかかってくる。「今月中に再現ドラマを1本作って欲しい」という無茶ぶり……。「家から出れないこの状況で撮影は出来ませんよ」と渋る日暮に、笹原プロデューサーが答える。「スタッフキャスト全員、自宅から一歩も出ず、一度も会わず、完全リモートで作ります」。
かくして、完全リモートでの映像制作が始まる…!
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『カメラを止めるな!リモート大作戦!』より ※クリックで拡大します

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作品スチール

カメラを止めるな!リモート大作戦!

  • 監督・脚本・編集:上田慎一郎
  • プロデューサー:上田慎一郎/市橋浩治
  • 音楽・主題歌:鈴木伸宏、伊藤翔磨 ビュジュアル:リック
  • キャスト:濱津隆之 真魚 しゅはまはるみ どんぐり 大沢真一郎 秋山ゆずき 長屋和彰 市原洋 細井学
  • 制作:株式会社PANPOCOPINA 制作協力:ENBUゼミナール
  • 約26分

2020年5月1日(金)18:00よりYouTubeにて一般公開

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