日本各地で撮影されたドキュメンタリー映画を字幕・音声ガイド付きで期間限定で配信する企画「うちにいながらドキュメンタリー映画で旅しよう」が６月25日(木)より７月５日(日)までおこなわれます。
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ドキュメンタリー映画で旅をするバリアフリーな配信企画「うちドキュ」６月25日より期間限定開催
「うちにいながらドキュメンタリー映画で旅しよう」ロゴ
この企画は、映画・映像のバリアフリーに取り組んでいるPalabra（パラブラ）株式会社が実施するもの。
同社では緊急事態宣言発令中の５月にも「ステイホーム期間に聴覚障害、視覚障害のあるお客さんも一緒に家でドキュメンタリー映画を楽しんでもらおう」という趣旨のもと、字幕・音声ガイド付きでドキュメンタリー映画を配信する「ＧＷはうちでドキュメンタリー映画を観よう！」を５日間限定で実施し、好評のうちに終了しました。
「うちドキュ」第２弾となる今回の配信企画では、移動のバリアをフリーにできる配信の利点を活かし「映画を観て旅気分を味わってほしい！」をコンセプトに、静岡県、長野県、高知県、沖縄県と、日本の各地を題材にしたドキュメンタリー映画５作品作品をラインナップしています。
配信される作品はすべて日本語字幕付きで配信され、Palabra株式会社の開発するアプリUDCast（ユーディキャスト）を利用して音声ガイド付きで鑑賞することが可能、６月30日(火)以降は音声ガイドが含まれた「ミックス版」の配信も開始されます。
また、配信作品の監督・プロデューサーによる「自撮りトーク」映像が「うちドキュ」限定特典として配信されます。
「うちにいながらドキュメンタリー映画で旅しよう」配信予定作品
- 『イーちゃんの白い杖』（２０１８年／橋本真理子監督｜１０８分）［静岡県・ ］
- 『アラヤシキの住人たち』（２０１５年／本橋成一監督｜１１７分）［長野県］
- 『四万十 いのちの仕舞い』（２０１８年／溝渕雅幸監督｜１０８分）［高知県四万十市］
- 『老人と海 ディレクターズカット版』（２０１０年／ジャン・ユンカーマン監督｜99分）［沖縄県与那国島］
- 『沖縄うりずんの雨 改訂版』（２０１９年／ジャン・ユンカーマン監督｜１４８分）［沖縄慰霊の日 追悼企画 沖縄県］
- 配信期間：２０２０年６月25日(木)～７月５日(日)
- 鑑賞料金：１作品１０００円（鑑賞期限24時間）
- 日本語字幕付きで配信／UDCastで音声ガイド利用可・６月30日(火)より音声ガイド付き「ミックス版」配信開始（※『老人と海 ＤＣ版』はUDCast未対応・ミックス版を初日より配信）
Palabra株式会社は、映画をはじめとする芸術をすべての人に開かれたものにしたいという想いから設立された会社で、映画・映像作品の多言語字幕や音声ガイド・手話ガイドの制作、字幕や各種ガイドを表示するアプリ・UDCastの開発・運営をはじめ、さまざまなかたちで映画・映像のバリアフリー化に取り組んでおり、公式サイトで「うちドキュ」第２弾の詳細のほか同社の活動内容を見ることができます。
「うちドキュ」は、ドキュメンタリー映画を通じて旅を体験するとともに、映画・映像のバリアフリーについて考える機会にもなるのではないでしょうか。