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戸田彬弘監督「いま一番撮りたい映画を撮ろうと」人気バンド・雨のパレードとコラボレーション

『13月の女の子』のヒットも記憶に新しい戸田彬弘監督が人気バンド・雨のパレードとコラボレーションする新作『僕たちは変わらない朝を迎える』の制作が決定し、来年開催のMOOSIC LAB [JOINT]2020-2021で上映されることが発表されました。

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 2018年公開の『名前』が国内外の映画祭で高く評価され、2020年には女優・声優の小宮有紗さんを主演に迎えた青春ファンタジー『13月の女の子』が上映延長やアンコール上映されるヒットとなった戸田彬弘監督が、3年ぶりとなる自らのオリジナル脚本で人気バンドとのコラボレーションを果たします。

 コラボレーションするバンド・雨のパレードは2013年に結成し2016年にメジャーデビュー。ジャンルやバンドという形態にとらわれないサウンドで新世代のポップスを牽引する存在として熱い支持を集めています。

 『僕たちは変わらない朝を迎える』でのコラボレーションにあたっては、戸田監督の強い要望により、アルバム収録曲ながらバンドの楽曲の中でも高い人気を誇る名曲「morning」(2017年リリースのアルバム「CHANGE YOUR POPS」収録)が選曲され、30歳を越えた劇作家と彼を支えてきた女優の物語が描かれていきます。

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雨のパレード

 出演は、30歳を越えた劇作家の藤井薫役に、2019年公開の『あいが、そいで、こい』(柴田啓佑監督)で物語の中心となる男子高校生を演じ、野本梢監督『透明花火』(2019年)に主演、二ノ宮隆太郎監督『お嬢ちゃん』(2019年)や公開の迫る井筒和幸監督『無頼』(2020年)にも出演する髙橋雄祐さん。
 薫を支えてきた女優の宮崎寧々役には、深田晃司監督『本気のしるし』(2020年)でヒロインを演じて話題となった土村芳(つちむら・かほ)さん。

 制作決定に当たり、戸田監督と髙橋さん、土村さんが以下のようにコメントを発表しています。

戸田彬弘監督コメント

それなりに僕も歳を重ねてきて、長い年月、身近に過ごしてきた大切な人の人生との付き合い方に、戸惑うことが増えてきました。自分が物語を書く理由も、自分が生きる為の理由なんだろうなと、強く感じるようになりました。今、一番撮りたい映画を撮ろうと思っています。そして、話題の MOOSIC LAB に参加できる喜びと、大好きな“雨のパレード”さんとタッグを組めることも本当に楽しみです。
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藤井薫役・髙橋雄祐さんコメント

どうにもこうにも受け止められない現実も自分の中の理解できない感情も、一瞬一瞬を大切にしていきたいです。戸田監督 × 雨のパレード、素敵なキャストとスタッフ、どんな作品になるのかとても楽しみです!よろしくお願い致します!
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宮崎寧々役・土村芳さんコメント

私は、作品にとってお互いを高め合う存在が“音”と“映像”だと思っています。ある場面を思い出すだけで音楽が心の中で流れたり、音を感じるだけでその映像景色が目の前を彩ってくれたり。
互いに切り離す事の出来ない密接な関係を保っている二つの世界を、より一層強く結び付ける『MOOSIC LAB』。
音楽と映像が深く交わる世界に、戸田監督作品の一員として参加させていただける事に、今から心躍らせています。

 『僕たちは変わらない朝を迎える』は、11月末にクランクイン。2021年2月に開催されるMOOSIC LAB [JOINT]2020-2021でお披露目されることが決定しており、国内外の映画祭への出品や、単独での劇場公開も予定されています。
 「映画×音楽の祭典」としてこれまで数々の映画監督とミュージシャンのコラボレーション作品を送り出し、体制も新たに開催されるMOOSIC LAB [JOINT]2020-2021で戸田監督と雨のパレード、キャスト陣がどんな世界を見せてくれるのか、そしてその後の作品の展開も期待されます。

 すでに公式Twitterアカウントも始動中。今後の情報に注目です。

『僕たちは変わらない朝を迎える』あらすじ

劇作家のくせして、書くことが嫌いだと言う男・藤井薫。昔は酒を飲んでは熱いことを熱弁していたのに、30歳を超えてから、自分の限界を感じ、人に助けられるように生きている。 そんな自分のことを若い時から支えてくれていた、女優の寧々と飲むことに。彼女に結婚を告げられ・・・

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