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阿部真美子さん初主演『フリークスの雨傘』ユニークなリターンを揃えたクラウドファンディング実施中

 バラエティ番組「アウト×デラックス」のアウト軍団で活躍する女優・阿部真美子さんが映画初主演をつとめるヒューマン・コメディ『フリークスの雨傘』の製作を応援するクラウドファンディングが現在おこなわれています。

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 『フリークスの雨傘』は、脚本家としても活躍する山本俊輔監督が自ら企画した作品で、訪問介護の仕事をしているアラフィフ女性が恋をして幸せを掴もうと奮闘するストーリー。
 これまでアクションやホラー作品を多く手がけてきた山本監督が、コロナ禍が長く続き見通しの付かない社会状況が続く中で、人々を勇気付けるような作品を作りたいと企画がスタートしました。

 この作品の主演に山本監督が抜擢したのは、バラエティ番組「アウト×デラックス」にアウト軍団として準レギュラー出演し「女長州力」というユニークなキャラクターで知られる女優・阿部真美子さん、
 ゲーム開発会社クリエイター、エッセイ執筆、ホステスなどさまざまな職業を経験し、現在は介護の仕事に携わりつつ活動している阿部さんは、山本監督が主宰する山本俊輔映画工房のワークショップに参加して山本監督作品『愛に渇く -thirst for love-』に出演した経験があり、山本監督作品に出演するのは7年ぶり。
 そして、脚本家デビュー作『恋の豚』(城定秀夫監督)が第31回ピンク大賞最優秀作品賞を受賞した鈴木愛さんが山本監督の依頼により脚本を執筆。実際の阿部さんと同じく介護に携わる50代女性が主人公となる、阿部さんの個性を活かしたストーリーが完成しました。

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『フリークスの雨傘』で主人公・佐藤桜子を演じる阿部真美子さん(中央)と、加藤光枝役のクイン加藤さん(左)、花村サダ子役の橘さりさん

 共演には、城定秀夫監督やいまおかしんじ監督ら気鋭の監督の作品への出演が続く並木塔子さん、『血まみれスケバンチェーンソーRED』(2019年/山口ヒロキ監督)『ぐちゃぐちゃ』(2017年/山岸綾監督)などの範田紗々さん、『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年/行定勲監督)などの映画のほかリーディングなど多彩に活動する小原徳子さん、主演作『かぞくへ』(2017年/春本雄二郎監督)をはじめ『BLUE/ブルー』(2021年/吉田恵輔監督)『すばらしき世界』(2021年/西川美和監督)など話題作への出演が続く松浦慎一郎さん、第31回ピンク大賞最優秀新人賞受賞の長谷川千紗さん、グラビアアイドルを経て女優として活動する橘さりさんと、各方面での活躍目覚ましい俳優陣が揃い、主人公を取り巻く個性的な登場人物を演じます。

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『フリークスの雨傘』で宮崎絵里を演じる並木塔子さん

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『フリークスの雨傘』で田村小百合を演じる範田紗々さん

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『フリークスの雨傘』で川中千佳を演じる小原徳子(こはら・のりこ)さん

 この作品の製作を応援するクラウドファンディングが現在おこなわれています。集まった資金が製作費の一部に充てられ、リターンには撮影現場見学や試写会招待といった映画クラウドファンディングではポピュラーなリターンに加えて「阿部真美子さんとプロレスができる権利」や「阿部真美子さんと格安旅行ができる権利」(※阿部さんは国内旅行業務取扱管理者資格を所有)といった阿部さんならではのものや「出演者とのヴァーチャルデートムービー」を制作してもらえる権利、さらに俳優におすすめの「山本俊輔監督作品のオーディション参加権」など、ユニークなリターンが用意されています。
 クラウドファンディングは6月9日23時59分まで実施。目標額に達成しなかった場合でも期限までに集まった金額が支援される“All in方式”となっています。
 クラウドファンディング実施にあたり、山本監督と主演の阿部さんは次のようにコメントを発表しています。

山本俊輔監督コメント

これまで私は、アクションやホラーなどの作品を中心に監督してきました。しかし年齢が40代半ばを迎え、それに加えてコロナウイルスが蔓延する大変な世相において、今後はより観客の方々の共感を呼び、観た人が勇気づけられるような映画を撮りたいと思うようになりました。
そして企画したのが今回の『フリークスの雨傘』です。
主演には、フジテレビ「アウト・デラックス」のアウト軍団として活躍する超個性派女優・阿部真美子さんをお願いしました。
阿部さんは人知を超えた個性的なルックスを持ち、普段は介護の仕事を頑張っている大変な苦労人です。
こんな阿部さんのような健気な主人公が、小さな幸せを求めるために踏まれても蹴られても奮闘し続けるヒューマンドラマを作りたいと思いました。
観た人みんなが元気になり、ちょっとだけ幸せな気分になれる映画『フリークスの雨傘』を、是非応援していただけると幸いです。

主人公・佐藤桜子役:阿部真美子さんコメント

映画「フリークスの雨傘」クラウドファンディングにご興味を持っていただきましてありがとうございます。ちょうど9年前。45歳になったばかりのときに山本監督のワークショップに通い、女優の道に進みました。アウトデラックスにも出させていただき、『愛に渇く-thrst for love-』の出演から7年。再び山本監督に呼んでいただきました。それも主役で!あたしに当て書きのような鈴木愛さんの脚本をいただき、「これはあたしじゃないとできない!」とか思いつつ、責任をすごく感じております。大変な方々の出演もいただくことができましたので、成功はあたし次第と思ってます。ぜひ、素敵な物語を皆様とともに完成させたいと思います。よろしくお願いします。

 『フリークスの雨傘』は、クラウドファンディング終了後の2021年夏の撮影、2021年内の完成を予定。映画祭への参加などを経て2022年秋ごろの劇場公開を予定されています。
 個性豊かなキャストが集い世の中にエールを贈る作品を目指す『フリークスの雨傘』の今後に注目です。

『フリークスの雨傘』ストーリー

51歳の佐藤桜子(阿部真美子)は訪問介護サービスで働くワーキングプアの独身女。若い頃に父親が事業で失敗して多額の借金を背負って蒸発。残された幼い妹・梅子を女手一つで育ててきたため、恋愛や遊びなど、楽しい思い出が一つもないままこの歳になってしまった。それに桜子は容姿がすこぶる悪く、近所の子供たちからも「フランケン女」と呼ばれてバカにされていることから、どうしても他人に対する時に卑屈になってしまうのだった。
そんな桜子だが、訪問先の富豪老人・田村の世話をしているうちに、田村が愛人に産ませた子だというイケメン男子の竜二(恵水流生)と知り合う。ちょっと天然ボケだが、桜子にも優しく接してくれる竜二。桜子は彼に一目ぼれし、介護サービスの同僚でエキセントリックな性格の宮崎絵里に恋愛指南を受け、色々な美容機器やコスメ・服などを買わされる。やがて、竜二が300万円の借金を背負い、闇金のヤクザたちに脅されていることが発覚すると、桜子は彼を助けるために夜も熟女キャバクラで働くなどしてお金集めに奔走するが……。

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