世の中のために活躍しようとする超能力者グループの奮闘を描く“脱力系サイキックアクションコメディ”『サイキッカーZ』が、2022年1月15日より池袋シネマ・ロサで、2月12日より大阪シアターセブンで公開されます。
好評を得た短編コメディが長編映画化! 木場明義監督『サイキッカーZ』1月東京、2月大阪で上映
『サイキッカーZ』は、第1回四日市映画祭グランプリを受賞するなど国内外の映画祭で好評を博した2016年制作の同名短編コメディを長編化した作品。
さまざまな能力を持った超能力者のグループ・サイキッカーZの活躍を描いた短編版の基本設定や笑いのテイストは引き継ぎつつ、超能力者がYouTuberをやっているという時流に沿った設定やドキュメンタリー番組的な表現を取り入れ、サイキッカーZを狙う一団の存在を軸に主人公の日常や過去の描写も盛り込み、キャラクターの奥行きを深めスケールアップしたストーリーが展開されていきます。
かつての超能力ブームをきっかけに能力に目覚めサイキッカーZを結成する主人公・アキラを『64 -ロクヨン-』(2016年/瀬々敬久監督)などに出演する中山雄介さんが短編版に引き続いて演じるのをはじめ、アキラの幼なじみである能力者・ハルカを福岡インディペンデント映画祭2018グランプリ受賞作『センターライン』(2018年/下向拓生監督)で主演をつとめ話題作『宮田バスターズ(株)大長編』(2020年/坂田敦哉監督)などにも出演する吉見茉莉奈さん、夫婦で超能力を持つアヤノ役に『恋愛依存症の女』(2018年/木村聡志監督)で注目を集めた小島彩乃さん、サイキッカーZを狙うグループの一員・コゴロウ役に『1人のダンス』(2018年)『灯せ』(2021年)など監督としても活躍する安楽涼さん、今風ギャルの能力者・セイコ役に『オーサカの夜』(2020年/淀川十三監督)で杉並ヒーロー映画祭2020ザ・ベストヒーロー賞(最優秀俳優賞)に輝いた鈴木まゆさんと、出演者には現在インディペンデント映画界で活躍する俳優陣が集結しています。
監督と脚本は、映画制作団体イナズマ社を主宰し『つむぎのラジオ』(2019年)などを送り出し、国内外の映画祭で多くの上映・受賞歴を持つ木場明義(こば・あきよし)監督が短編版に続いてつとめています。
普通の人々とは異なる能力を持っているのにどこか共感を覚えてしまうアキラたちの姿に笑いながらも、いつの間にか心の奥に熱い感動が生まれていく……かもしれない異色のエンターテイメントインディーズムービー『サイキッカーZ』はZ0ZZ年ならぬ2022年の1月15日(土)より池袋シネマ・ロサにて4週間限定上映、大阪シアターセブンにて2022年2月12日(土)より上映されるほか、全国順次公開予定となっています。
『サイキッカーZ』あらすじ
その昔TVで超能力ブームが起こり、それを見ていた中に特殊な能力を発動する子供たちが現れだした。その中には、後にサイキッカーZのリーダーとなるアキラの姿も…
そして現代。超能力に目覚めた子供たちはその様々な能力を駆使して日本中で大活躍…などと言うことはほとんど無く、大半は些細な能力であり、活躍するような超能力者はほんの一握りであった。
そんな中主人公のアキラは、同じ境遇の超能力者の仲間を集め、チーム「サイキッカーZ」を作り協力して世のため人のために活動すべく日々トレーニングをしたり、YouTube配信でチームをアピールするなどしていた。
だがそんなある日、突如謎の超能力者達が現れ、アキラやその仲間達を次々と襲いだしたのであった…。

サイキッカーZ
- 中山雄介 吉見茉莉奈 鈴木まゆ 吉田蒼
- 小林四十 海雲千帆 篠原トオル 安楽涼 美南宏樹 小島彩乃 貴玖代
- ほりかわひろき 与古田千晃 タカ海馬 朝木ちひろ 千倉里菜
- もりきよ 米澤成美 木場光勇 小宮凜子 秋田ようこ 木村文彦 ゼガ
- 大丸慎太郎 稲葉凌一 嶋村太一
- 監督・脚本・編集:木場明義
- プロデューサー:タカ海馬
- 撮影:名倉健郎
- 助監督:木村文彦/茅嶋直大/もりとみ舞
- 録音:石橋秀一朗/八木健太/大坪勇太
- ヘアメイク:角口肇/原早織/天羽由貴子
- 音楽:伴正人
- スチール:金田一元
- アシスタントプロデューサー:アライ ジン
- タイトルデザイン:土井翔史
- 特殊効果・カラーグレーディング:木場明義
- 宣伝協力:倉田雄一朗
- 車両:木場明義/中山雄介
- 宣伝美術:木場明義
- 製作・配給:イナズマ社
- 2021年/DCP/ステレオ/79分
2022年1月15日(土)より 池袋シネマ・ロサにて4週間限定上映
2022年2月12日(土)より 大阪シアターセブン にて上映