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オール神戸市須磨区ロケのSFコメディ短編『アキレスは亀』12月24日より大阪シアターセブンで上映

 インディーズで活動し世界10ヶ国以上の映画祭で入選経験を持つ佃光監督が全編神戸市須磨区ロケで送る地域密着“ローカルSF映画”『アキレスは亀』が、12月24日より大阪のシアターセブンで劇場公開されます。

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『アキレスは亀』より

 『アキレスは亀』は「アキレス」という名前の亀をめぐるストーリー。誘拐されたアキレスを探すため、飼い主の大学院生が刑事とともに神戸市内を駆け回る奇想天外な追跡劇となっています。

 メガホンをとった佃光(つくだ・ひかる)監督は、大阪でインディーズ映画スタジオ・Studio NYANCOを主宰し、短編『2001: A space odysSEX』(2018年)が韓国の第22回富川国際ファンタスティック映画祭で、同じく短編の『うんこマン』(2019年)がカナダの第24回ファンタジア国際映画祭で上映されるなど、監督作が世界10ヶ国以上の映画祭で作品が入選している世界が認めるSFコメディの天才。
 今回は関西のローカルパワーを詰め込んで新作を完成させました。

 全編を神戸市須磨区ロケで撮影し、クライマックスの舞台は1959年開園の須磨浦山上遊園。近年ネット上で「日本一乗り心地が悪い」と評判の乗り物「カーレーター」など、レトロな味わいの園内の乗り物を活かした特撮アクションが繰り広げられます。
 また、主人公の大学院生・メイを演じる土肥希理子さん、刑事役の盛井雅司さん、失踪した教授役の木元としひろさんをはじめとする全キャスト・スタッフが兵庫・大阪・京都在住で、まさに関西発のメイド・イン・関西映画となっています。

 劇場公開を前に公開された予告編は、須磨市の観光スポット紹介を思わせるようなのどかな映像が一点、緊張感と一体これは? という期待を高める場面が次々と展開。もちろん、注目のカーレーターほか須磨浦山上遊園内の乗り物も登場します。

【『アキレスは亀』予告編】

 公開に向け、福岡インディペンデント映画祭でプログラミング・ディレクターをつとめる大塚大輔さん、人形とミニチュアセットを用いた作品で知られる映画家督の飯塚貴士さん、ミュージックビデオ演出なども手がける映画監督の賀々贒三さんが応援コメントを寄せ、佃監督も上映への意気込みをコメントしています。

福岡インディペンデント映画祭プログラミングディレクター:大塚大輔さんコメント

知性とウィットに溢れたこの作風は佃監督にしかできない境地!更には極上の地域映画でもあります。

アクションフィギュア映画監督:飯塚貴士さんコメント

超ローカルな景色と無限のSF要素の対比は勿論ですが、何より見たことのない移動手段の数々が頭から離れません。本当に存在しているのか、乗り心地はどうなのかなど今すぐ神戸・須磨に行って確かめたくなりました!

映画監督:賀々贒三さんコメント

すごいおもしろかったです!動物を奪われた情念に突き動かされ、観光地を巡りながら“先生”の行方を追う追走劇と、その果てに待ち受ける宇宙規模の結末...これは、SF版『幻の湖』だ!

佃光監督コメント

須磨や神戸の方にはもちろん、レトロなともの、変わったモノが好きな方には楽しい映画です!毎日、舞台挨拶しますので是非お越しください!

 「西淀川のロジャー・コーマン」の異名を持つ佃監督が送る、上映時間37分ながら壮大なスケールを持つSFコメディ『アキレスは亀』jは、2022年12月24日土曜日より30日金曜日まで1週間にわたり大阪のシアターセブンで上映。
 クリスマスイブから年末まで、奇想天外な冒険劇が大阪の銀幕に登場だ!

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『アキレスは亀』より

『アキレスは亀』劇場上映(大阪)

  • 会場:シアターセブン〒532-0024 大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5F
  • 日程:2022年12月24日(土)〜30日(金)
  • 上映期間中は連日キャスト・スタッフによる舞台あいさつを予定

『アキレスは亀』あらすじ

亀のアキレスが誘拐された!飼い主の大学院生・メイ(土肥希理子)は刑事(盛井雅司)と共に神戸を走る。
JR・山陽電車・ロープウェイ・カーレーターを次々に乗り継ぎ、須磨浦山上遊園で物語はクライマックスへ!
失踪した教授(木元としひろ)の行方は?山頂で明かされる巨大な陰謀とは!
ポスター

アキレスは亀

  • 土肥希理子 盛井雅司 木元としひろ 水野祐樹 波佐本麻里 クロエビコスキー 篠崎雅美 妹子

  • 監督:佃光
  • 脚本:佃光/横山健二
  • 撮影:伏木桜
  • 録音:有安あり
  • 美術:田宮実咲/山本直人
  • 助監督:塚本雄太/椿原晟也
  • ヘアメイク:幸沢唯奈
  • 車両:斉藤啓/佃亜希子
  • スチル:林祐介
  • 制作:田口博英/早瀬周子
  • 題字:有迫愛弥
  • 編集:佃光
  • 作曲・整音・サウンドデザイン:畑裕也
  • カラーグレーディング:朏祐斗
  • 英語字幕:松田慎介
  • 企画協力:斉藤啓
  • 製作:Studio NYANCO

  • 2022年/シネマスコープ/37分

2022年12月24日(土)より 大阪・シアターセブンにて1週間上映

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