安野澄さん、諏訪珠理さん、上村侑さんのトリプル主演で、22人の人生を音楽とダンスに乗せて描く音楽エンターテイメント『雨ニモマケズ』(飯塚冬酒監督)の公開日が2025年2月8日に決定し、キーヴィジュアルと予告編が解禁されました。
『雨ニモマケズ』は、1年前に亡くなったゴスペル音楽家を偲ぶメモリアルパーティーの舞台裏で、トラブル解決に奔走するスタッフや若手アーティスト、亡くなった音楽家の息子たち、パーティーに関わる22人の人生が交錯していく音楽エンターテイメント作品。
日本のゴスペル音楽のドキュメンタリー『GOSPEL』(2014年/松永大司監督)でプロデューサーをつとめた経験を持つ飯塚冬酒(いいづか・とうしゅ)監督が、今回は自らメガホンをとってゴスペルを劇映画で描きます。
キャストは、参加者の無理難題解決のため孤軍奮闘するメモリアルパーティースタッフのミナミ役にNetflix配信ドラマ「呪怨:呪いの家」(2020年/三宅唱監督)などの安野澄(あんの・ゆら)さん、亡くなったゴスペル音楽家の息子・タツヤ役に主演作『裸足で鳴らしてみせろ』(2022年/工藤梨穂監督)などの諏訪珠理(すわ・しゅり)さん、自分の歌とダンスを追い求める若手アーティスト・ミナト役に主演作『許された子どもたち』(2020年/内藤瑛亮監督)などの上村侑さんと、期待の若手俳優3人がトリプル主演するのをはじめ、和田光沙さん、木村知貴さん、山中アラタさんら近年の日本映画で存在感を発揮する実力派や、ミュージシャンとしても活躍する南條みずほさん、CMなどで注目の小寺結花(こでら・ゆいか)さん、さらにテレビバラエティなどでもおなじみの梅垣義明さんや東ちづるさんと、期待の新人からベテランまで幅広い俳優陣が集結。
また、日本ゴスペル界を牽引してきたレジェンド・淡野保昌さん、日本各地でコンサートをおこなうスペイン出身のシンガー・MARISAさんら、ゴスペル界からも多くのアーティストが参加しています。
解禁されたキーヴィジュアルは、下部に大きく配された安野澄さん演じるミナミをはじめ、22人の登場人物ひとりひとりの顔写真が配され、多くの人々の人生が交錯する映画の内容を表現したようなデザイン。
予告編は、クワイヤ(合唱隊)が歌う「アメイジング・グレイス」に乗せ、舞台裏で起こるさまざまなトラブルが映し出され、さらにそれを解決しようとするスタッフ・ミナミの抱える事情を感じさせるやり取りが。ミナミの「歌うだけがゴスペルじゃないから」というセリフや、最後を飾るタツヤの一言が印象的な映像となっています。
またチラシは、笠松七海さんが演じるお弁当配達屋さんの後ろ姿をメインにしたデザインで、作品の持つ別の面を見せています。