『野球どアホウ未亡人』が異例のヒットとなった小野峻志監督の新作『翔んだタックル大旋風』製作が決定!! 前作出演の森山みずきさんと藤田健彦さんが出演することも発表されました。4月15日よりクラウドファンディングが予定されています。
高校時代から映画制作を始め、日本大学芸術学部映画学科在学中に映画制作団体・カブ研究会を結成して大学卒業後もインディーズで作品を発表してきた小野峻志(おの・たかし)監督。
着実にインディーズ映画界で評価を高めてきた小野監督とカブ研究会が「集大成」として2023年に送り出した『野球どアホウ未亡人』は「スポ根もの」と「ポルノ映画」という昭和を象徴するふたつのジャンルを融合させた突飛な発想と、あまりの「くだらなさ」が口コミで評判を呼び、当初の東京での2週間の上映は満席が続出、大阪・名古屋でも同様の状況となりその勢いは全国へ。東京では再上映を繰り返し、愛知県の刈谷日劇では1年以上にわたり毎日上映されるロングランを達成、DVDの販売数も好調で、現在も各地のミニシアターで上映が続くという、インディーズ映画では異例のヒットとなっています。
多くの熱狂的なファンが生まれ期待が高まる中、ついに『野球どアホウ未亡人』のスタッフ陣が再集結した小野監督の新作にして初の商業作品の製作が発表されました。
待望の新作は『翔んだタックル大旋風』と、またしても映画化もされた往年の有名作品を思い出させる気がしないでもないタイトル! 大学のアメリカンフットボール部で“怪人”と呼ばれる男が殺人タックルで人を殺していく“スポ根ホラーラブコメ”とされており、今回も小野監督ならではのカオスな内容が期待されます。
そして、前作『野球どアホウ未亡人』で主演をつとめた森山みつきさんと、主人公を野球の世界へ引き込む監督を演じた藤田健彦さんが、新作『翔んだタックル大旋風』にも出演することも発表されました。
続いての小野監督作出演ながら、演じる役は別となるという森山さんと藤田さん。果たして今回はどんな役になるのか?
新たな主人公ヒロインや主要キャストなどは後日発表予定となっており、森山さん、藤田さんの役柄も含め、今後の情報が楽しみです。
小野監督は「とにかく『どアホウ』のファンをガッカリさせないよう、凄い映画を作りたい、その一念でおります。皆様にも是非この作品の「共犯者」となっていただけたら幸いです」とコメント。
出演が発表されたふたりも、森山さんは「私にできることは、ただひたすらに小野監督の言うとおりにやることだけです。たまーに反抗もしながら。そう、前回と同じです。皆さん期待とプレッシャーと喝を入れてあげてください」と、藤田さんは「野球未経験のくせにキャスト8人で野球映画(!?)を撮った小野監督がアメフトの世界を描く、だと!?どアホウ以上にイカれた作品になる事間違いなし!」と、それぞれコメントを発表しています。
否が応でも注目が集まる新作『翔んだタックル大旋風』製作に向けて、4月15日よりクラウドファンディングが予定されています。
クラウドファンディングは映画関係のクラウドファンディングで豊富な実績を持つMotionGalleryで実施予定。
気になるリターン内容はMotionGallery内に15日にオープンするプロジェクトページに掲載。
本記事で一部を紹介した小野監督、森山さん、藤田さんのコメントも、同ページで全文が掲載されます。
『野球どアホウ未亡人』を公開当初から積極的に紹介してブレイクに貢献した映画評論家のくれい響さんがプロデューサーとして参加しているのも見逃せないポイント。また『探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。』(2017年)などの監督作がある櫻井信太郎さんがラインプロデューサーをつとめます。
タイトルのとおり、日本映画界に大旋風を巻き起こすであろう小野峻志監督『翔んだタックル大旋風』は、2025年春製作開始。今後の展開に注目です。