スマッシュヒットを記録した“都市伝説ホラー”の続編となる『きさらぎ駅:Re』が6月13日に公開されるのを前に、主演の本田望結さんや永江二朗監督、異色のゲストも参加しての前作『きさらぎ駅』をネットで同時視聴するイベントが、6月10日に開催されます。
『きさらぎ駅 Re:』は、電車に乗るうちに存在しない異世界の駅にたどり着いたという匿名掲示板発の“都市伝説”を、FPS=一人称視点の手法や観客の予想を超える驚愕の展開で映画化した『きさらぎ駅』(2022年)の続編。
現実の時間経過と同様、前作の3年後を舞台に、前作でただひとり異世界から帰還を果たした高校生・明日香を演じた本田望結(ほんだ・みゆ)さんが同じ役で主演をつとめるのをはじめ、前作の主人公・春奈を演じた恒松祐里さんや、芹澤興人さん、瀧七海さん、寺坂頼我さん、佐藤江梨子さんと前作のキャストが再集結。さらに、大川泰雅さん、奥菜恵さんら、新たなキャストも参加し、前作に続きメガホンをとる永江二朗監督のもと、前作以上に驚愕のストーリーが描かれていきます。
1月に解禁された『きさらぎ駅 Re:』場面写真。本田望結さん演じる宮崎明日香(左)と、恒松祐里さん演じる堤春奈
製作発表以来、大きな注目を集め、先ごろ解禁された本編映像も大きな反響を呼び、完成披露試写会はチケット即完売となるなどすでに話題沸騰の『きさらぎ駅 Re:』公開を記念して、前作『きさらぎ駅』のYouTube無料配信&同時視聴イベントの開催が発表されました。
イベントは6月10日20時より開催。『きさらぎ駅 Re:』主演の本田望結さんと永江二朗監督に加え、怪談に造詣が深くテレビバラエティ「クレイジージャーニー」にも出演する作家の吉田悠軌さん、元・駅員の経歴を持つお笑いコンビ・パンタグラフ(たくあんボーイさん、鈴木メトロさん)がゲストとして参加。前作『きさらぎ駅』本編全編の無料配信とともに、本田さん、永江監督、ゲストによるトークや本編を視聴しながらの生実況がおこなわれます。
イベントの模様は、生配信のほか、6月12日木曜日20時までアーカイブ試聴が可能となっています。
また、“Jホラー”を代表する映画監督の清水崇さん、『きさらぎ駅 Re:』と同様にネット発の怪談や“都市伝説”を題材とした小説「裏世界ピクニック」のテレビアニメ版(2021年)に出演した声優の花守ゆみりさんと茅野愛衣さん、同時視聴イベントにも参加する吉田悠軌さんとパンタグラフ、さらに前作『きさらぎ駅』がゲームの要素を取り入れていたことから、「夜勤事件」などの人気ホラーゲームを送り出すゲームクリエイターチーム・Chilla's Art(チラズアート)、ゲーム実況配信で人気の2人組・ちろぴのと、ホラーや怪談、電車、ゲームにゆかりのある著名人が作品にコメントを寄せています。
映画監督:清水崇さんコメント
何じゃこりゃ!? 冒頭から???の展開が押し寄せる。
まだこんな手が?…あちこちに様々な映画やゲームのモチーフが散りばめられ、
人は人に、噂は噂に呑み込まれていく。
永江二朗監督は都市伝説モノの申し子か!?
声優:花守ゆみりさんコメント
『おや、あんた。きさらぎ駅は初めてかい?』
都市伝説って面白いですよね。
ひと度きけば恐ろしいと感じるのに、実際にそんな目に合っている隣人なんていなくて。
たまに経験者だと名乗る人が画面の向こう側にいたとしても「あぁ、この人やってるなぁ」なんて思いながらその様子を楽しんでいるでしょう。
でもその都市伝説って生まれた場所が必ずあるはずなんですよ。どこかに。
それは誰かの勘違いか、嘘か、妄想か。
はたまた、本当にあった話だったのか。
同じ目に合えば、信じられるんですけどね。
とりあえずそこのバールのようなものは必ず拾ってください。私からは以上です。
声優:茅野愛衣さんコメント
心臓が痺れる。
じっとりと纏わりつくような、異様な空気。
物語の先を知るのが怖いのに、この仄暗い画面にどうしようもなく釘付けになる…
裏世界ピクニックでも味わった「あの感覚」が全身に広がるよう。
皆さまも是非、劇場で体感してください。
怪談研究科:吉田悠軌さんコメント
地獄は天国よりも面白い。人類の想像力はいつも天国ではなく、なんでもありの地獄へと向けられてきた。映画のジャンルとしても、現実と異界の狭間をさまよう「地獄めぐり」ものは多数存在している。そしてきさらぎ駅とは、どんな「設定」も「形式」も入れ込める、なんでもありの地獄だった!これは永江二朗監督の大発見である。前作からさらに無間地獄味マシマシの『きさらぎ駅 Re:』は、間違いなく現代地獄めぐり映画の最前線だ。
お笑い芸人:パンタグラフコメント
たくあんボーイさん
新感覚な映画の始まり方でいきなり目が離せなかったです。きさらぎ駅という異世界に行ってしまった人達に感情移入しすぎて「どうやったら抜け出せるんだ?」と気づいたら世界に入り込んでいました。元鉄道員としては遠州鉄道など舞台となった駅が本当にある場所という所も親近感が湧き、見終えた後も訪れてみたいと思える2度楽しめる映画でした。演者の皆様の空気感でクッスッと笑える場面もありドキドキハラハラが繰り返される、そして最後には、、僕の心のダイヤ、乱れました。
鈴木メトロさん
まずオカルト好きな方は大必見です。きさらぎ駅は前から有名でしたがここまで奥深くきさらぎ駅を知れたことはとても嬉しいことです。
きさらぎ駅に迷い込んでしまったらどうやって元の世界に戻れるのか...常にハラハラドキドキしながら画面にかぶりついて観ている自分がいました。あまりにもきさらぎ駅が大好きすぎてYouTubeでも遠州鉄道へロケさせていただきました。こんなにもワクワクした聖地巡礼は今までになかったです。きさらぎ駅の最後には誰しもが予想できないまさかのオチが...
瞬きすらできない展開にみなさんも心打たれてください!
ゲームクリエイター:Chilla's Art(チラズアート)コメント
永江二朗監督の作品の中で一番好きなのが前回の「きさらぎ駅」なので、今回もどのような展開になるのか気になっていました。
またあの世界に触れられたことが、個人的には印象深かったです。
ホラーではあるものの、何か爽快感があり、怒涛の展開に時間が経つのがあっという間で最後までがっつり見れました。
特にエンディングには、ある種の余韻が残りました。
前作を観ていると、より深く味わえるかもしれません。
ゲーム実況YouTuber:ちろぴのコメント
音の演出と緊張感のある映像で、ドキドキしながら楽しませていただきました!
恐怖の中に人間ドラマも描かれていて、前作を観ていなくても楽しめました。
時折ツッコミどころもあり、ホラーが苦手な方にもおすすめです!
『きさらぎ駅 Re:』場面写真。本田望結さん演じる主人公・宮崎明日香(前列右)と、恒松祐里さん演じる堤春奈(前列左)や、寺坂頼我さん演じる飯田大輔、大川泰雅さん演じるハヤトたち
『真・鮫島事件』(2020年)『リゾートバイト』(2023年)など、ネット発怪異譚の映像化に定評のある永江二朗監督が、前作『きさらぎ駅』を超える衝撃で描く『きさらぎ駅 Re:』は、6月13日金曜日より、、ヒューマントラストシネマ渋谷、イオンシネマほか、全国ロードショーされます。