国内の映画祭で3つのグランプリを獲得し、今年1月の劇場公開で盛況を記録したみやび監督初監督作のサイコスリラー『憧れdoll』が、好評を受け9月5日より東京のアップリンク吉祥寺で凱旋上映されることが決定し、凱旋上映を記念した本編映像満載の主題歌ミュージックビデオが公開されました。
異色のサイコスリラー『憧れdoll』好評により9月に吉祥寺で凱旋上映 主題歌特別MVも解禁
『憧れdoll』は、花屋で働く茜と店を訪れる尚美のふたりが主人公。店で出会い次第に親しくなるふたりの姿を通して「憧れ」という感情の果てにあるものを描くサイコスリラーとなっています。
女優として活躍してきたみやび監督の初脚本・初監督作品で、茜を演じるみやび監督自身と、尚美を演じる秋田ようこさんがダブル主演。
そのほか、『憧れdoll』撮影後に清水崇監督『ミンナのウタ』(2023年)『あのコはだぁれ?』(2024年)で物語のキーとなるキャラクター・さな役に起用され注目を集めた穂紫朋子 (ほし・ともこ)さんや、映画監督としても活躍する大門嵩さんらが出演しています。
脚本執筆未経験、映像制作未経験だったみやび監督が、俳優が活躍する場を俳優自身が作っていきたいという思いから制作を決意し、HSP(Highly Sensitive Person=非常に感受性が強く敏感な性質を持つ人)気質であるみやび監督と同じように感受性の強さゆえに「生きづらさ」を抱える人々へのメッセージを込めて制作した『憧れdoll』は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2024長編部門、第22回中之島映画祭、第16回日本映像グランプリと、3つの映画祭でグランプリを獲得し、公開前からすでに高い評価を受けてきました。
そして2025年1月に東京のアップリンク吉祥寺で待望の一般劇場公開を迎え、1週間の上映期間で連日満席、ソールドアウト回が続出の盛況を記録しました。
その好評を受けて、9月5日より1週間の凱旋上映が決定。
凱旋上映を記念して、ボーカリスト・fumiさんが歌う主題歌「Figaro」の特別版ミュージックビデオ(MV)が公開されました。
特別版MVは映画本編映像がふんだんに使われており、みやび監督自身が「ネタバレギリギリを攻めた」と語るように作品のストーリー展開をたどる構成で、fumiさんの歌声と映像が作品本編への期待をいっそう高めるMVとなっています。
初監督作ながらグランプリを獲得、劇場公開も大好評となった異色のサイコスリラー『憧れdoll』は、9月5日金曜日より11日木曜日まで、東京のアップリンク吉祥寺で土日は14時より、平日は20時より、凱旋上映されます。
『憧れdoll』ストーリー
花屋で働く茜(みやび)は報われない恋の傷心から抜け出せずにいた。元彼との思い出の品たちをフリマアプリで処分し気持ちも新たに前に進もうとする茜。そんなある日、バイト先の花屋に尚美(秋田ようこ)が現れる。何かと共通点の多い二人はすぐに意気投合し交流を深めていくが、次第に尚美の言動に疑念を覚えていき...
ーー現代ならではの危険な出会い。愛情とも友情とも違う「憧れ」という感情の成れの果てに茜を待ち受ける運命とは? 儚く切ない新感覚サイコスリラー。