神威杏次監督率いるTEAM KAMUIの新作で日本では2026年公開を予定している長編『ヘブンズベル』が、10月25日に韓国・ソウルで先行上映されることが発表されました。上映当日は主演の平塚千瑛さんはじめ出演者と神威監督も渡韓し舞台あいさつなどをおこないます。
神威杏次監督率いるTEAM KAMUIの新作アクション『ヘブンズベル』10月に韓国で先行上映
『スモーキー・アンド・ビター』(2020年)『ムーンライト・ダイナー』(2021年)『7WAYS』(2022年)など、ハードボイルドば独自の世界を持った作品を次々と送り出し、海外の映画でも高い評価を受けている神威杏次監督とTEAM KAMUI。
その最新作となる『ヘブンズベル』は、20年前の一家惨殺事件の生き残りである女性を主人公に、外界から見捨てられた“吹きだまりの街”に集まった登場人物たちの思惑が交錯していくアクション作品。
過去のTEAM KAMUI作品にも出演してきた平塚千瑛(ひらつか・ちあき)さんが主演をつとめるのをはじめ、前作『7WAYS』主演の中川ミコさん、TEAM KAMUI作品初出演の本条舞さん、お笑いコンビ・猿岩石で一世を風靡した森脇和成さん、戦隊シリーズのピンク戦士役で知られる牧野美千子さんと萩原佐代子さんら、TEAM KAMUI作品常連から新たに参加のメンバーまで、幅広いキャストが集結しています。
今回の韓国先行上映は、韓国のゲーム会社・Com2uSグループのCom2us Platformが運営するNFTプラットフォーム・X-PLANETが主催するもので、10月25日にソウル・龍山(ヨンサン)にある席数約200のイベントホール、テウォン・コンテンツ・ライブで開催。
TEAM KAMUIは提携によりコンテンツ提供をおこない、1日限りの開催ながら主演の平塚さんと神威監督らTEAM KAMUIメンバー9名が会場に駆けつけ、上映前の舞台あいさつをおこないます。
開催に向けイベント公式サイトとチケット販売サイトが開設されており、40秒のティザー動画も公開されました。
チケットは8月7日木曜日より販売開始で、サイン会や特別グッズなどの特典も用意されています。
『ヘブンズベル』韓国先行上映会
- 開催日:2025年10月25日(土)
- 会場:テウォン・コンテンツ・ライブ(ソウル龍山区漢江大路23キル55 アイパークホール6F)
- イベント公式サイト:https://heavensbell.com2us.com
- チケット販売サイト:https://www.xpla.net/detail/sale/351
- 舞台あいさつ登壇者:神威杏次 平塚千瑛 中川ミコ 本条舞 牧野美千子 萩原佐代子 坂本三成 萩田博之 蜂谷英昭
製作費を集めるクラウドファンディング、製作開始から配給までの過程の情報発信など、つねにファンとともに作品を作っていくというスタイルでファンからの支持を確かなものとしてきたTEAM KAMUI。韓国での先行上映でも、そのファン第一のスタンスで海外に新たなTEAM KAMUIIファンを増やしていくことが期待されます。
TEAM KAMUIの新たなチャレンジと、その後の日本での展開に注目です。
神威杏次監督コメント
『ヘブンズベル』は、当初は2025年公開を予定していましたが、配給路線の変更に伴い、来年2026年公開になりました。当企画は、それ以前から公開時期に関わらず契約を進めていたため、結果的に韓国が先行上映となりました。
決して、国内で映画が話題になって韓国に拡大する流れではありません。何もない状態からの、何の保証もない挑戦です。でも、それが興行として成立し実現可能なのであれば実現してみる。それだけです。そこから何が生まれるか。新しい挑戦にワクワクしています。これを機に、少しでも、韓国で私たちの映画を知ってもらい、登壇する俳優たちの顔や名前を覚えてもらえる機会になれば嬉しいです。