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俳優・菅原雪さんが監督・主演ほか計26役でひと組の親子を描く『おててつないで』1月公開

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解禁された『おててつないで』キーヴィジュアル ©おててつないで(※クリックで拡大します)

 俳優・菅原雪さんが主演・監督に加え撮影・録音・制作など計26役をこなし、ひと組の親子のいびつな関係を描く『おててつないで』が、2026年1月24日より池袋シネマ・ロサで公開となることが発表され、キーヴィジュアルと予告編が解禁されました。

 『おててつないで』は、ふたり暮らしをしつつ互いに素直になれない距離感を持つ父と娘が主人公。看護助手として働いてきた父親が仕事をクビになったことで変化していく父娘の生活をシュールな笑いとともにシニカルに描き、監督自身が体験した「大切な人に対して素直になれない後悔」というテーマを伝えていきます。

 監督をつとめたのは『よく晴れた日のこと』(2021年/伊藤智之監督)や『愛の茶番』(2024年/江本純子監督)『話したりない夜の果て Days gone by』(2025年/上村奈帆監督)などに出演する俳優の菅原雪(すがわら・ゆき)監督。
 『話したりない夜の果て Days gone by』を制作した演劇映像創作団体「88生まれの女たち」のメンバーであり、俳優業の傍ら10年わたりブライダルカメラマンとして映像尾撮影に携わり、録音・整音・編集などでもさまざまな作品に参加するなど、映画制作にも積極的に関わってきた菅原監督が、満を持して監督に挑みました。
 本作で菅原監督は監督・脚本・製作・撮影・録音・照明・編集・音響効果・整音・美術・小道具・フード・ボルダリング監修・車両・画コンテ・グレーディング・メイキング・予告編・プロデュース・企画・原作・キャスティング・制作・配給・宣伝協力と主演の計26役を兼務。自身の出演シーンも自らカメラのアングルを決めピントを合わせ、カメラと音声レコーダーのボタンをONにして演技に入るという、例を見ないスタイルでの監督デビューを飾りました。

 主人公の須永義久をドラマ「深夜食堂」シリーズなどに出演し主演作『温泉シャーク』(2024年/井上森人監督)で鮮烈な印象を遺したベテラン・金子清文さんが演じ、義久の娘・唯を菅原監督自身が演じて金子さんとダブル主演。
 ほか、黒澤多生さん、用松亮さん、つちやりささん、木村もえさんが出演しています。

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『おててつないで』場面写真。金子清文さんが演じる父・須永義久(右)と、菅原雪さんが演じる娘・唯

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『おててつないで』場面写真。金子清文さんが演じる須永義久

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『おててつないで』場面写真。菅原雪さんが演じる唯

 第26回TAMA NEW WAVE ある視点に入選し注目を集める『おててつないで』が、2026年1月に劇場公開決定。
 公開決定に合わせて解禁された予告編は、「お父さん、病院クビになるかも」「なんで?」という父娘の会話で幕を開け、父と娘、周囲の人々の姿を映し出しながら、父娘の間に起こる出来事を予感させていきます。

【『おててつないで』予告編】

菅原雪監督 作品に込めた想い

記事写真 私自身、父のことは好きで感謝もしているのに、一緒に暮らしていて距離が近すぎるせいかずっと冷たい態度をとってきました。父が亡くなってしまった今、その態度をとても後悔しています。
これは家族の物語ではありますが、家族に限らず、大切な人に対して素直になれない人に、私と同じような後悔をしてほしくないと思い、この映画が『素直になってみようかな』と思えるきっかけになることができたらと願って制作しました。大切な人を誘う口実にこの映画を使ってもらって、一緒に観に来ていただけたらこれ以上のことはありません。
また、この作品には病気が出てきますが、いわゆる『病気モノ』で同情を誘う作品にはしたくありませんでした。そしてアルコール依存症のキャラクターは、暴力描写や悪者として描かれている印象が強く、そのイメージを払拭したいという想いもありました。

 菅原監督が、自身の経験から生まれた題材を映画史上稀に見る役職兼務で描いた異色作にして意欲作の『おててつないで』は、2026年1月24日土曜日より、東京の池袋シネマ・ロサで1週間限定公開されます。

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『おててつないで』場面写真

『おててつないで』ストーリー

須永義久(金子清文)は、看護助手の仕事をしながら娘の唯(菅原雪)と暮らしている。唯は31歳になっても未だ反抗期のような冷たい態度で義久に接しており、家族仲はあまり良くないが実家に甘えていた。
ある日、義久は職場で失態を犯しクビになってしまう。唯はその話を聞いても楽観的に捉えていたが、義久の状況は逼迫していた。ずっと一緒に暮らしてきたのに、お互いのことをほとんど何も知らなかった。義久はついに、自分の秘密を唯に打ち明ける。ふたりの生活は、変わらざるを得なくなるーーー。
ポスター

おててつないで

  • 金子清文 菅原雪 黒澤多生 用松亮 つちやりさ 木村もえ

  • 監督・脚本・製作・撮影・録音・照明・編集・音響効果・整音・美術・小道具・フード・ボルダリング監修・車両・画コンテ・グレーディング・メイキング・予告編・プロデュース・企画・原作・キャスティング・制作・配給・宣伝協力:菅原雪
  • Special thanks:伊藤智之
  • 宣伝:南野こずえ
  • チラシデザイン・公式サイト:つちやりさ
  • チラシタイトル字:金子清文
  • DCP制作:安楽涼

  • 2025年/16:9/DCP/45分

2026年1月24日(土)より 池袋シネマ・ロサにて1週間限定公開

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