広島を舞台に3人の若者の出会いを描く『シケモクとクズと花火と』が、2026年1月31日より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開となることが発表され、キーヴィジュアルや予告編、山岸謙太郎監督のコメントが解禁されました。
『シケモクとクズと花火と』は、居酒屋でバイトをしてさえない日々を送る30代のフリーター・末子、同じ居酒屋の新人バイトで20代の大学生・朔人、ふたりが出会う10代の謎の少女・アコ、年齢も境遇も価値観も異なる3人の若者を中心にした、ミステリアスな青春映画。3人が逃避行の中で見出していくものが、オール広島ロケで繊細に描かれていきます。
夢も恋人もなく居酒屋「まめすけ」で働くフリーターの杉山末子を演じるのは『ろくでなし』(2017年/奥田庸介監督)や『かぞくへ』(2018年/春本雄二郎監督)でヒロインを演じるなど、映画や広告などで活躍する遠藤祐美さん。
恵まれたルックスで明るく社交的ながら内面に虚しさを抱える大学生・山根朔人役には、特撮アクションドラマ「牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者」(2024年)でメインキャストをつとめるなど、映画やテレビドラマで活躍する仲野温(なかの・おん)さん。
末子と朔人が出会う少女・アコを演じるのは配信ドラマ「マリア先生の復讐カウンセリング」(2025年)に出演するなど今後の活躍が期待される森美雨(もり・みう)さん。
さらに「まめすけ」のバイト・ミク役に第46回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリ受賞者で広島出身の塚本恋乃葉(つかもと・このは)さん、「まめすけ」の大将・松岡忠徳役に広島で広告モデルなどとして活躍するGINさん、そして「まめすけ」の名物女将・櫻井みどり役に広島出身のベテラン・東ちづるさんと、ロケ地広島ゆかりのキャストが出演。
また、広島で長くテレビ番組レギュラーをつとめた経験を持つシンガーソングライターの近藤夏子さんが書き下ろした「Good day by day」がテーマソングとなっています。
監督は山岸謙太郎監督、脚本は弥重早希子(やしげ・さきこ)さん。
第11回上海映画祭パノラマ部門に入選した『キヲクドロボウ』(2007年)やのちに押井守監督によりリメイクされた『東京無国籍少女』(2012年)など自主映画時代から注目を集め商業作品でも『三十路女はロマンチックな夢を見るか?』(2017年)『彼女のくちづけ 感染するリビドー』(2025年)などの話題作を送り出す山岸監督と、NHKが立ち上げた脚本開発チーム・WDRプロジェクトのメンバーに選出され土曜ドラマ「3000万」(2024年)を担当するほか『手と心が一致していない』(2023年/西山真来監督)など映画の脚本も手がける弥重さん、映像の世界で活躍する気鋭のクリエイターふたりがタッグを組み、多くの人が「生きづらさ」を抱える現代社会で、新たな価値観に触れることで気づいていくものを映画として描き出していきます。
ロケ地である広島で6月27日より先行公開され異例の4館での上映を実現し、11月には広島国際映画祭2025での招待上映も決定している『シケモクとクズと花火と』が、全国公開決定、2026年1月31日より、逃去の池袋シネマ・ロサほか全国順次公開。
全国公開決定にあたり、キーヴィジュアルと予告編が解禁。また、山岸監督がコメントを発表しています。
山岸謙太郎監督コメント
何かを成し遂げて、スポットライトを浴びる人生だけが格好いいとは思わない。
就職もしない、結婚もしない、実家も出ない――そんな末子の生き方は、世間から褒められないだろう。それでも彼女は、彼女なりの思いやりと、彼女なりの正義を抱えて、淡々と日々を生きている。
紫煙をくゆらせ、どうにもならない日常に小さく苛立ちながら、世界と自分を静かに皮肉っている。
私は、そんな彼女をとても愛おしく、そして格好いいと思った。
だから、彼女の映画を撮りたいと思った。
“これまでの自分よりも、これからの自分の方が少しだけ素敵だと思える、「人生って、すてたもんじゃないな。」 と思える映画”『シケモクとクズと花火と』は、2026年1月31日土曜日より、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開されます。