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『シンデレラガール』緒方貴臣監督インタビュー

 幼いころに病気で片脚を切断した音羽(おとは)。ファッションモデルとしてデビューし「義足の女子高校生モデル」として注目されながらも、音羽は義足に対してネガティブな感情を抱いていた――。
 育児放棄を題材とした『子宮に沈める』、ネットやメディアの加虐性を描いた『飢えたライオン』など、作品を通して日常のそばにある暗部を照らしてきた緒方貴臣監督は、伊礼姫奈さんを主演に迎えた新作『シンデレラガール』で「障害」を題材に選びました。
 シンデレラをモチーフに、観客を惑わすような手法も用いて義足の少女の心の変化を描いた本作は、緒方監督の新たな一面を感じさせる作品となっています。緒方監督版「シンデレラの物語」はどのように生まれたのか? お話をうかがいました。

緒方貴臣(おがた・たかおみ)監督プロフィール

1981年生まれ、福岡県出身。独学で映像制作を学び、初監督作『終わらない青』(2009年)が映画祭での受賞などを経て2011年に劇場公開される。実際の育児放棄事件から着想した『子宮を沈める』(2014年)、フェイクニュースが氾濫する現在を切り取った『飢えたライオン』(2017年)と、現代社会の問題を劇映画として描き出す作品を送り出し、独自のスタンスで高い評価を受けている

最初はシンデレラのモチーフを入れようとは思っていなかったんです

―― プレス資料によると『シンデレラガール』は、監督が義足の女性の写真を見たのが発想のきっかけだそうですね。

『シンデレラガール』スチール

『シンデレラガール』より。伊礼姫奈さんが演じる主人公・音羽

緒方:そうなんです。かれこれ10年くらい前で、作品で言うと『子宮に沈める』の直後くらいですね。それまで義足とか障害についての映画を撮ろうとは意識していなかったので、本当にたまたまだったんですけど、義足を付けた外国の女性が颯爽と歩いている写真をネットで見かけて、ぼくの中の障害者に対するイメージが覆されたんです。それで「次の作品はこれかな」と思って、撮影に向けてプロジェクトが進んでいたんですが、ちょっと紆余曲折がありまして、別の企画である『飢えたライオン』を先に撮って、この『シンデレラガール』につながっているというかたちです。実は、この前にもうひとつ別の作品の企画があるんです。『シンデレラガール』の世界には「桐谷リサ」という義足のモデルがいるという設定で、映画の中で何回か名前が出てくるんですけど、その「桐谷リサ」のストーリーが先にあるんです。そのストーリーがあって『シンデレラガール』になるんですけど、先に本作を撮ろうということになりました。

―― 『シンデレラガール』は、タイトルも含めて童話の「シンデレラ」を踏まえた上で、魔法や王子様に助けられるのではない女性像を描いていますね。義足や障害という題材とシンデレラはどのように結びついていったのでしょう?

緒方:最初はシンデレラのモチーフを入れようとは思っていなかったんです。なぜシンデレラの要素が入ったかというのは説明がちょっと長くなるんですけど、まず主人公を義足の女の子にしたので、彼女が幼少期に病気で脚を失うという過程を描く必要があったんです。脚本の初稿では、共同脚本の脇坂豊さんがその過程を回想で描いていたのですが、ぼくは基本的に劇中に回想は使いません。じゃあどうすれば回想ではないかたちで過程を描けるかということで、実際にどうなっているかは完成した映画を観てもらいたいのですが、ひとつのヒントとなったのが、テレビのチャリティ特番でやるような、実際の障害者に取材した番組なんです。ぼくはそういう番組とかドキュメンタリーをよく観るんですが、美化されがちだなって思うことが多くて、そのときによく使われているのが「シンデレラ」なんですよ。障害者がなにかにチャレンジしてうまくいくとか、ある種の「シンデレラストーリー」として美しく見せるのが大体のスタイルなんです。そのスタイルを、あえてこの映画の中に取り入れてしまうのはどうだろうかと考えたんです。そう考えていろいろ調べていると「シンデレラ・コンプレックス」という心理学用語を知りました。それは白馬の王子様を待つように自分の努力ではなく他者の力で自分や周りの環境が変わることを待望する心理を指すらしくて、考え方としてはアンチ・シンデレラにはなるのですが、シンデレラの要素を入れて、タイトルも『シンデレラガール』にしたんです。

―― いままでの監督の作品とはずいぶん雰囲気が違うタイトルだと感じたのですが、意図的に変えようというところはあったのでしょうか?

『シンデレラガール』ポスター

『シンデレラガール』ポスター

緒方:ありましたね。いままでは聞いたときにネガティブなイメージを持つようなタイトルをあえて考えていて、今回も候補にはネガティブなイメージのものもあったんですけど、それはやめて、シンプルな『シンデレラガール』にしました。シンプルなのでよく使われるタイトルではあって、King & Princeの曲のタイトルにあったり、アニメのタイトルにもあったりするので、いろいろ考えたんですけど、やっぱりこれが一番いいタイトルだと思って決めました。(ポスターを見つつ)こうして見ると、このヴィジュアルとタイトルのアンバランスさがいいなと思っています。

―― シンデレラがモチーフとなっていることもあって、作品全体を通して「女性の映画」になっている印象がありました。別の言い方をすると、男性の登場人物は影が薄いというか。

緒方:男性の影が薄いというのはたしかにあるかもしれません。振り返ってみると、ぼくの過去の作品は大体は男性の影が薄くて、女性の作品になっていると思うんです。きっと、ぼくの無意識の中でそうなってしまっているんでしょうね。ぼくは映画を作るときに「知らないことを知りたいから作る」というところがあるんです。それは、ぼくがもともとジャーナリストを目指していたからかもしれません。だから、自分が男性なので、女性を描きたくなっているのかなと、ちょっと思っています。
 今回も男性はけっこう出てはいて、医師ですとか、義足のカバーを作るプロダクトデザイナーとか、いわゆるリーダー的な人はあえて男性にしているんです。看護師とか、プロダクトデザイナーのアシスタント、それから音羽のマネージャーなどサポート的な役を女性にすることで、いまの現実の社会によくある「男性と女性の役割」みたいなものを反映させられるのではないかと思ったところはあります。ただ、音羽に大きな影響を与えるデザイナーの五十嵐は女性なんです。実は、最初は男性で考えていたのを、音羽をひとつ別の世界に連れて行く役割として、女性にしたほうが面白いなと思って変えているんです。

伊礼姫奈さんは目がいいなと思ったんです

―― キャストについてお話を伺いたいと思います。主人公の音羽を演じた伊礼姫奈さんは、どういうポイントで起用されたのでしょうか?

緒方:伊礼さんとはオーディションで初めて会ったんですけど、演技とか以前に、目がいいなと思ったんです。当時16歳とは思えないくらい、しっかり芯を持っているというのが見えて、でも雑談をしたりすると16歳のあどけなさもあったりしたんです。ぼくが音羽役に求めていたのは、思春期特有の少女っぽさと、少女から大人に変わる境目の女性らしさ、それにプラスして、メイクをすることによってカッコよくなれる俳優さんということだったんです。伊礼さんはそれにピッタリだとそのときに思って、決めました。

―― 音羽のマネージャー・木村唯も映画の中で大きな位置を占める役ですが、唯役の辻千恵さんに関してはいかがでしょう?

『シンデレラガール』スチール

『シンデレラガール』より。伊礼姫奈さん演じる音羽(右)と、辻千恵さん演じるマネージャー・唯

緒方:マネージャー役に関しては、当初想定していたイメージがあって、辻さんはそのイメージとは違っていたんですけど、辻さんだったら面白いなと思ってキャスティングしたんです。当初は強い女性をイメージしていたんです。辻さんはオーディションには看護師役で来ていて、辻さんは柔らかい印象なので看護師役だとピッタリだと思うんですけど、それだと普通なんです。それで、撮影監督の根岸(憲一)さんと「辻さん、どうかな?」みたいな話をしたときに、マネージャーで考えてみたら面白いかなと思って、辻さんにお願いすることになりました。辻さんはご自分でも看護師役が合っていると思っていたようで「なんで私なんですか?」みたいな感じで驚いていたんですけど、面白いキャスティングになったと思います。

―― デザイナーの五十嵐役の筒井真理子さんは、監督の作品には前作の『飢えたライオン』に続いてのご出演ですね。

緒方:そうですね。ぼくの作品に2回出ている人はほぼいなくて、筒井さんに初めて連続で出ていただきました。筒井さんには『飢えたライオン』のときに役者さんとの関わり方について大きな影響を受けたんです。実は、ぼくはそれまで役者さんには演技についてなにも求めてなくて、キャスティングも演技を見ずに見た目とかイメージだけで決めていたんです。なぜそんな作り方ができたかというと、セリフが少ないのと、いま思うとよくないやり方だと思うのですが、ぼくが役者さんに細かく指示をして、その通りにやってもらうスタイルだったからなんです。ずっとそのスタイルでやっていたんですが『飢えたライオン』のときに筒井さんの芝居を生で見て、すごく感動したんです。ぼくが想像していた以上の世界がそこに作られていて、作者の想像していたものを超えるのが役者さんの力だということに、そのとき初めて気づいたんです。だから、それを気づかせてくれた筒井さんには『シンデレラガール』にもどこかに出ていただきたいと思っていました。
 さっき言ったように、当初は五十嵐は男性の設定だったので、筒井さんという発想はなかったんですが、プロデューサーの榎本(桜)さんと話をしているときに、五十嵐は女性のほうがいいんじゃないかという話になって、撮影1ヶ月前くらいのかなりギリギリのタイミングで筒井さんにお声がけさせていただきました。五十嵐は出演シーンは少ないですけど、この映画の核になるような重要な役なので、それを担える人を考えると難しくて、女性にすることで筒井さんにお願いできて、よかったと思っています。

―― 筒井さんから影響を受けたことで、今回の制作過程でこれまでと具体的に違ったところはあるのでしょうか?

『シンデレラガール』スチール

『シンデレラガール』より。伊礼姫奈さん演じる音羽(右)と、太田将熙さん演じる医師の重樹

緒方:まず、みなさんの芝居を見てキャスティングしています。すべてを演技力だけで決めたわけではなくて、演技が未経験の人でも作品に対する姿勢とかがいいなと思ったらキャスティングしている部分もあるのですが、基本的には芝居を見た上で決めました。それから、いままでリハーサルはほとんどやっていなかったのを、メインの役の人たちは撮影までにリハーサルをやっています。あとは、その役がどういう人物なのかというキャラクターを役者さんに作ってもらいました。もちろん、ぼくからも説明はしているんですけど、役者さんご自身に作ってもらって、ディスカッションをして、リハーサルを経て修正しながら作っていきました。これも、いままではなかったやり方ですね。前作の経験があってスタイルを変えたんです。

―― 『飢えたライオン』の筒井さんに感じされたようなことを、今回の『シンデレラガール』の撮影で感じたことはあったのでしょうか?

緒方:演技ではみなさんに驚かされました。その中で特に挙げるとすると、やはり伊礼さんには日々「すごいなあ」と驚かされながら撮影をしていました。それから、医師の重樹役の太田(将熙)さんは、現場で感動するくらいよかったです。太田さんはリハーサルのときには気持ちが強く出すぎていて固くなっている感じがあって、ずっとリラックスするように言っていたんです。もともと舞台中心にやっている方で、これから映像でもやっていこうというタイミングでこの作品だったのもあり、舞台の芝居と映像の芝居の違いをうまくコントロールできなくて、余計に苦しんでいたのかもしれません。でも、現場ではそれが一切なくて、後半の伊礼さんとのふたりのシーンとか、すごくよかったです。太田さんもすごく準備をして撮影に臨んでくれたのだと思います。

映画的なアプローチでステレオタイプを壊したいというのはあるかもしれない

―― 先ほどお名前が出ましたが、撮影監督の根岸憲一さんも『飢えたライオン』に続いての参加ですね。

緒方:そうです。正直、前作では撮影までに根岸さんとあまり話ができていなくて、ふたりでの準備があまりできずに現場に入っていたんです。根岸さんがあとで言っていたんですが、根岸さんはぼくがやりたいことをわかっていなかったんです(笑)。「なにをやりたいのか完成した作品を観てわかったから、もう一度やりたい」というようなことを言ってもらっていて、もちろんぼくももう一度やりたいと思っていたので、迷わず根岸さんにお声がけしました。

―― 撮影面で前作までと変わった部分はあるのでしょうか?

緒方:いままでの作品はワンシーンワンカットを基本としていて、カメラもフィックスが基本だったんです。今回もそういうシーンはありますけど、そこまではこだわってないですね。いままでは、役者の演出と同じで、撮影も「絶対にカメラを動かすな」とか、ぼくが指示することが多かったんです。それでカメラマンとお互いに気まずくなったりすることもあったんですけど、今回は撮影前にしっかりと根岸さんと話し合って、お互いの意見をいいかたちで合わせて作っていけたんじゃないかと思っています。撮影だけを見てもいままでの作品と違うというのは、自分でも思います。

―― 『シンデレラガール』では全体を通して、鏡が画面に映ることが多いような印象を受けました。

『シンデレラガール』スチール

『シンデレラガール』より。鏡に映る、筒井真理子さん演じるデザイナー・五十嵐

緒方:鏡というのは、映画では「現実と虚像」の表現として、よく使われるものですよね。今回は「美しさ」が主題のひとつで、やはりそこには「現実と虚像」というのがつながってくるので、根岸さんにも「鏡を使いたい」と伝え、用意してもらいました。でも、後半では鏡の使い方が違っています。今回は、ラストが別の解釈もできるように作ってあるんです。途中で画面が黒味になるところでひとつの転換があって、そこから一気に進んでいく作り方をしているんですけど、注意深く観ていると別の捉え方ができるようにしたかったので、後半では現実と境界を曖昧にする表現として鏡を入れています。

―― いま黒味のお話が出ましたが、黒味は監督の作品ではよく使われていますね。

緒方:作品によって黒味の意図は違います。たとえば『飢えたライオン』の場合は、他人の生活だったり見られたくないものを覗き見るという感覚にしたかったので「瞬き」を表現するという、ヴィジュアル的な部分がありました。ただ、どの作品でも共通しているのは、真っ黒になることでシーンとシーンが分断されるわけです。普通はなるべくシーンとシーンを分断させず滑らかにすることで感情を途切れさせず感情移入させて、最後にカタルシスがあって感動するというのが映画の作り方です。でも、ぼくは感動させるために映画を作っていないんです。ぼくは、現実は事実の断片の積み重ねで、ストーリーというのは人間が記憶しやすくしたり、わかりやすくするために発明されたものだと考えているので、なるべくストーリーにならないように分断させたいんです。ただ、今回の『シンデレラガール』では、前半は黒味を一切入れていません。前半は分断せず、最後に断片的になるというかたちにしています。

―― 以前『子宮に沈める』のインタビューの際に、監督は「映画館という空間で観るということが重要」というお話をされていました。黒味を使った演出は、映画館の暗い中で観るとより効果的なのではないかと思いました。

緒方:劇場で観たときの暗闇というのは意識してやっています。よく映画を作っている人は「劇場で観てください」と言いますよね。それは、大きいスクリーンとかいい音響とか、鑑賞する環境がいいという理由が大きいと思うんですけど、ぼくにとっては「他者と観る」ということが重要なんです。ぼくは美術館とかに行くと思うことがあるんですが、たとえば数年前まで毎年夏にやっていた「世界報道写真展」は夏なので暑い中を汗だくになりながら行くんですけど、会場の中は冷房が効いていてすごく快適で幸せな空間なんですよ。しかも会場が恵比寿の写真美術館ですから、小綺麗な格好をした人がたくさんいて、その中で災害とか紛争とかの現場で撮られた、いわば誰かの不幸の写真を観るという、その「空間」がぼくにとっては面白い。もちろん展示されている写真も重要ですけど、その「空間」について考えることが多いんです。映画も同じだと思っていて、映画館の快適な空間で、ぼくの映画であれば辛いことに遭っている人たちを観る。そのときに自分が感じることと、隣で観ている人が感じることは、同じとは限らないんです。同じシーンを観ても、泣く人もいれば、笑う人もいます。怒る人もいるかもしれません。他者と同じものを共有しても受け止め方は違うということを感じられるのが映画館で、だから映画館は社会の縮図でもあると思うんです。そういうことを少しでも感じられるから、映画館で観てほしいですし、映画館でどういう効果があるかというのは、作るときに考えながら設計しています。

―― 監督のこれまでの作品は、たとえば「育児放棄するような母親はこんな人物だろう」とか「ネットで書かれる被害者はこんな人物だろう」というレッテルというか、ステレオタイプな見方に疑問を投げかける部分があるように思います。『シンデレラガール』はこれまでの作品と違う部分も多いですが、ステレオタイプな障害者像への疑問という点では、共通しているように思いました。

インタビュー写真

緒方貴臣監督

緒方:たしかに、ステレオタイプに対して映画的なアプローチで壊したいというのはあるかもしれないです。映画に限らず、メディアがステレオタイプを作ってしまうのは宿命的なものでもあると思うんです。映像とかメディアって、編集して作るわけじゃないですか。このインタビュー記事もそうですよね。いまぼくはとっ散らかった話をしていますけど、最終的にはきちんとまとまった文章として載るわけじゃないですか(笑)。最初にも言いましたが、チャリティ番組やドキュメンタリーなどは、つらい姿やがんばっている場面だけを編集したりして、感動を与えるように作られていることが多いです。そうやって美化することによりステレオタイプができあがりますが、それはひとつの面でしかないので、そこばかり注目されるのは違うのではないかと思うんです。ここ10年くらい「感動ポルノ」という言葉がよく使われていますよね。障害者が健常者を感動させるための道具にされているのではないかと批判する言葉で、それは「感動ポルノ」という言葉を知らない人でも薄々感じているんだけど、それでも感動させるためにステレオタイプで見せるような作品がいまだに量産されている。そういったメディアへの批判的な部分は毎回ありますし、同じメディア側にいる自分もそれに加担しないようにと気をつけています。

―― では最後に『シンデレラガール』に興味を持たれている方にメッセージをお願いします。

緒方:いままでのぼくの作品は「怖い」とか「嫌な気持ちになりそう」という理由で、観ることができないという話をよく聞きます。でも今作はそういう気持ちにはさせませんので、敬遠してきた人には、ぜひ緒方貴臣作品を体験してほしいと思っています。怖くないです(笑)。

(2023年9月14日/都内にて収録)

作品ポスター

シンデレラガール

  • 監督:緒方貴臣
  • 出演:伊礼姫奈 辻千恵 泉マリン 太田将熙 輝有子 佐月絵美 三原羽衣 田口音羽 筒井真理子 ほか

2023年11月18日(土)新宿K's cinema ほか全国順次公開

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