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作品スチール

学校の階段

監督:佐々木浩久
出演:黒川芽以 松尾敏伸 小阪由佳 ほか

2007年4月28日(土)よりシネマート六本木にてロードショー

2007年/カラー/ステレオ/ビスタ/75分

イントロダクション

作品スチール

 2006年1月に初版が発売された櫂末高彰の小説「学校の階段」は、ひたすらに学校の階段を走る高校生の姿を描き、シリーズで20万部を越えるベストセラーになった。その人気小説が、現役アイドルたちが女子高生に扮して階段を駆け回るアクション・エンターテイメントムービーとなって、待望の映画化を果たした。
 主人公・里美を演じるのは「ケータイ刑事」シリーズで人気沸騰の女優・黒川芽以。学校非公認の部活「階段部」に入部し階段を駆け上がる中で、次第に新しい自分を見出していく里美の汗と涙は、観る者すべてを爽やかな感動で包んでくれる。里美がほのかな恋心を抱く「階段部」部長・刈谷には映画『パイルドライバー』で主演をつとめた実力派俳優の松尾敏伸。「階段部」を敵視する生徒会長・ちづるにグラビア系のトップアイドルとして活躍し続ける小阪由佳。「階段部」の仲間に『タイヨウのうた』で演技力が高く評価された通山愛里、「魔法戦隊マジレンジャー」でヒロイン役を好演した甲斐麻美、「仮面ライダー響鬼」で人気の秋山奈々。「階段部」顧問にはグラビアアイドル、女優と活躍を続ける神楽坂恵。不思議な存在感を放つ校長には森本レオが扮する。
 監督は『発狂する唇』『血を吸う宇宙』の“発狂シリーズ”でカルトな人気を誇る異才・佐々木浩久。テレビシリーズ「ケータイ刑事 銭形泪」、大ヒット作『ケータイ刑事 THE MOVIE』でタッグを組んだ黒川芽以と再び息の合ったコンビネーションを見せる。さらにアクションシーンを中心に手掛けるセカンドユニット監督として『独立少女愚連隊』の安里麻里が参加している。
 “部活”を題材にした映画は数あれど、本作ほどシンプルに楽しくモーション(動き)としての部活を描ききった作品は稀だ。ワイヤーアクションやCG合成といったアクション映画的な演出にミュージカル的な要素が加わり、ファンタジックな明るく楽しい、新時代の青春映画が誕生した。

ストーリー

作品スチール

 何事に対しても真剣に向き合うことに臆病で優柔不断な女子高生の神庭里美(黒川芽以)は、両親の海外転勤を機に叔母の家に住むことになり、天栗浜高校へ転校してくる。
 転校初日、バスケット部に入部しようと体育館に向かっていた里美は、校内を全速力で駆け巡り競い合う学校非公認の「階段部」の部員・泉(甲斐麻美)とぶつかりそうになり、泉はケガをしてしまう。泉を保健室に連れて行った里美は、階段部員のゆうこ(通山愛里)から泉の代理として強く入部を勧められる。
 「学校の恥」と揶揄されている階段部とかかわりを持ったことで、転校早々に周囲からの風当たりの強くなった里美は階段部への入部を拒否していたが、部長の刈谷健吾(松尾敏伸)の「走り続けていれば先があるから」という言葉に心を動かされ、入部を決意する。刈谷、ゆうこ、泉、奈美(秋山奈々)、三枝(栩原楽人)、顧問の紀子(神楽坂恵)とのふれあいを通じて、里美の中に次第に「信じることを怖れない」という想いが芽生え始めた。
 そんなある日、里美は「階段部」廃部に執念を燃やしている生徒会長の中村ちづる(小阪由佳)と、部の存続を賭けて校内ラリーで対決することになる。里美は自分自身を乗り越えられるのか? 果たして勝負の行方は! 「階段部」の運命はいかに!?

キャスト

  • 神庭里美:黒川芽以
  • 刈谷健吾:松尾敏伸
  • 中村ちづる:小阪由佳

  • 九重ゆうこ:通山愛里
  • 天ヶ崎泉:甲斐麻美
  • 井筒奈美:秋山奈々
  • 三枝宗司:栩原楽人
  • 間宮紀子(保健の先生):神楽坂恵
  • 厚田美冬:北村ひとみ
  • 監視員・千里:松田ちい
  • 監視員・綾:疋田紗也
  • トラックの男:酒井健太郎
  • 放送部女子:高田恵梨子
  • ラグビー部部長:玉寄兼一郎
  • 厚田律子:滝本ゆに
  • 三上貞治(担任の先生):木村圭作
  • 野田高志(教頭先生):並樹史朗
  • 主婦・真由美:三輪ひとみ

  • 平山周吉(校長先生):森本レオ

スタッフ

  • 監督・脚本:佐々木浩久
  • 原作:櫂末高彰(エンターブレイン ファミ通文庫刊) 原作©2006 Takaaki Kaima PUBLISHED BY ENTERBRAIN,INC.

  • 製作:近藤和裕/井上文雄/荒巻康彦/森ユキ/河上京子
  • 企画:原田学/垣貫真和
  • プロデューサー:伊橋達彦/金子正男/徳永裕明
  • ラインプロデューサー:小沼雄一
  • 音楽:遠藤浩二
  • 撮影監督:金谷宏二(J.S.C)
  • 照明:木村明生
  • 美術:畠山和久
  • 編集:大永昌弘
  • VFX:大木円盤
  • スクリプター:植草奈穂子
  • 助監督:近藤孔明
  • 制作担当:斉藤玉恵
  • セカンドユニット監督:安里麻里

  • 主題歌:黒川芽以「スタートライン」
  • エンディングテーマ:安次嶺奈菜子「君は君だから」

  • 制作:角川映画/フェイスフル
  • 製作:「学校の階段」製作委員会(USEN/角川映画/ペイ・パー・ビュー・ジャパン/エンターブレイン/ジー・モード)
  • 配給:アンプラグド

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