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呪怨 黒い少女

監督:安里麻里
出演:加護亜依 瀬戸康史 中村ゆり 勝村政信 ほか

2009年6月27日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7にて『呪怨 白い老女』と同時上映

イントロダクション

作品スチール

 日本のみならず世界を震撼させたホラー映画『呪怨』。清水崇監督自身のメガホンによりハリウッドでのリメイクも果たした「呪怨」シリーズは、まさに日本のホラーの代名詞的存在と呼べるだろう。
 シリーズの原点となるオリジナルビデオ版「呪怨」から10周年となる2009年、「呪怨」シリーズは新たな展開を見せる。シリーズの生みの親・清水崇とは別の監督による2本の劇場版新作がスクリーンに登場するのだ。
 今回は原案・監修をつとめる清水崇と、オリジナルビデオ版からシリーズを手がけてきた一瀬隆重プロデューサーのふたりが、多くの監督候補者の中から選んだのは、三宅隆太、安里麻里というふたりの監督だ。
 『独立少女紅蓮隊』や『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』などを手がける気鋭の女性監督・安里麻里が脚本・監督をつとめたのは『呪怨 黒い老女』だ。これまでの「呪怨」シリーズとは異なった設定のもと、原因不明の病気の少女を巡るおぞましい物語が、観客を未知の恐怖へと引き込んでいく。
 本作がホラー映画初挑戦となる元・モーニング娘。の加護亜依がヒロインをつとめるほか、人気俳優集団・D-BOYSの瀬戸康史や、『パッチギ!LOVE&PEACE』の中村ゆり、渋さが魅力の勝村政信など、豪華なキャストが揃った。
 リメイクでも続編でもないが、間違いなく「呪怨」のタイトルを冠すべき作品としてとして観客の前にその姿を見せる『呪怨 黒い少女』。10周年を迎え、新たな領域へと踏み込んだ「呪怨」シリーズの拡大する恐怖は、もう誰にも止められない。

ストーリー

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 徹也(瀬戸康史)は、このところアパートの隣の部屋に住む看護師の裕子(加護亜依)の様子がおかしいことが気になっていた。ある夜、隣の部屋から聞こえてきた裕子の喘ぎ声に、徹也は嫉妬を覚えつつも聞き耳を立てる。だがその声は奇妙な音へと変化していった。その翌日、バイトに出かけようとした徹也は裕子の部屋のドアが開いているのに気がつく――。
 裕子は、病院で入院中の芙季絵という少女を担当していた。ときおり悪戯で裕子をからかうこともあったが、芙季絵は裕子によくなついていた。しかし、裕子は芙季絵を担当するようになってから、奇妙な体験に悩まされるようになっていた。思い余って上司に担当を替えてもらうよう頼むが、取りあってもらえない。そして――。
 小学生の芙季絵は、ある日の放課後、学校で突然倒れてしまった。心配する母親の季和子に連れられて家に戻った芙季絵は、季和子と父親(勝村政信)の前で奇妙な行動を見せ、検査のために入院することになったのだった。検査をおこなった結果、ある事実が判明する――。
 季和子は、娘の芙季絵を蝕んでいるのが、医者の力ではどうしようもないものであることに気がついていた。季和子が頼ったのは、霊能力を持つ妹の真理子(中村ゆり)だった。季和子に頼まれて病院の芙季絵を訪ねた真理子は、芙季絵を蝕む力にたじろぎつつも、徐霊をおこなうことを決意する。入念な準備をおこない、病室で徐霊がおこなわれる。そして芙季絵は救われたに思えたのだが――。

キャスト

  • 加護亜依
  • 瀬戸康史

  • 中村ゆり

  • 高樹マリア
  • 松本花奈
  • 中園友乃
  • 次原かな
  • 重山邦輝
  • 松嶋亮太

  • 勝村政信

スタッフ

  • 監督・脚本:安里麻里

  • 原案・監修:清水崇
  • プロデューサー:一瀬隆重

  • 製作:福原英行/原知行
  • エグゼクティブ・プロデューサー:加藤和夫
  • コー・プロデューサー:西前俊典

  • 撮影:早坂伸(J.S.C.)
  • 照明:藤川達也
  • 美術:井上心平
  • 編集:深沢佳文
  • 録音:竹中泰
  • 音響効果:志田博英
  • キャスティング:安生泰子
  • ライン・プロデューサー:中村和樹

  • 音楽:ゲイリー芦屋

  • 製作:東映ビデオ/CELL
  • 製作プロダクション:オズ

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