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台湾より愛をこめて

監督:三原慧悟
出演:大野拓朗 落合モトキ 岡本夏美 ほか

2018年3月24日(土)より 新宿シネマカリテ ほか順次公開

2017年/カラー/HD/ステレオ/デジタル上映/61分

イントロダクション

作品スチール

 日本から飛行機で数時間という距離の近さと、美しい風景やおいしい料理などで観光地として人気の台湾。『台湾より愛をこめて』は、その台湾を舞台に、将来に迷う日本の若者たちの姿を描いた青春ロードムービーだ。
 主人公は、漫才コンビを解散しピン芸人としてお笑いを続けている青年・雄介。5年前に台湾である約束を交わした雄介は、元・相方の光一に背中を押され、光一とふたりでもう一度台湾への旅に出発する……。
 雄介を演じるのは、映画『猫忍』主演やテレビ小説「わろてんか」出演など幅広く活躍する大野拓朗。「わろてんか」で漫才師役、2017年には実際に漫才コンクール「M−1グランプリ」に挑戦と漫才に縁の続く若手俳優が、今回もお笑いの世界で奮闘する青年の姿をまっすぐに表現、もちろん漫才シーンにも挑んでいる。
 その雄介の元・相方の光一役には『笑う招き猫』『全員死刑』など出演作公開が続く落合モトキ。さらに、雄介と光一が台湾で出会う少女・メイ役で雑誌「Seventeen」専属モデルで女優としても活躍めざましい岡本夏美が共演する。
 監督は、学生時代から監督作が高く評価され、フジテレビでドラマの脚本・演出を手がけたのち、現在は台湾でアイドルとして活躍中という異色の経歴を持つ三原慧悟。初の商業監督作となる『台湾より愛をこめて』では“台湾で大人気の三原慧悟”本人役で出演もし、作品のユニークさを一段と増している。
 劇中には実際に出演者がビデオカメラで撮影した映像も使われ、フィクションでありつつドキュメンタリーのような感覚を生み出している。若手俳優たちが台湾で見せる“素”の部分が、若者たちの「夢」への向き合い方をリアルに見せていく。

ストーリー

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 漫才師としてお笑いの世界で成功することを目指している雄介(大野拓朗)は、相方の光一(落合モトキ)とともに訪れた台湾・基隆(ジーロン)の海辺で、ひとりの少女の姿を見かけた……。
 それから5年の月日が流れた。雄介と光一のコンビは解散し、光一はお笑いの世界を離れて会社員に。雄介はピン芸人としてお笑いを続けているが売れっ子にはほど遠く、自分の進むべき道に迷っていた。
 ある日、久々にふたりで呑んだ雄介と光一は、5年前の台湾での出会いのことを思い出す。あのときの少女・リンは、いまや台湾の大スター。そして雄介と光一はリンと「お互いにスターになって5年後にまた会おう」という約束を交わしていた。
 約束の日はもうすぐだが、リンがスターになるという夢を実現した一方で雄介も光一も夢を叶えることができていない。こんなことでリンに会いに行くことはできないという雄介に、光一は「自分を変えにリンに会いに行くんだよ」と言葉をかけ、なかば強引に台湾の旅へと連れ出す。
 台湾に着いた雄介と光一は、旅の様子をビデオカメラで撮影しながら、リンの目撃情報を頼りに台湾の人気スポットを巡る旅を始める。その旅の中でふたりは、リンに会いたがっている少女・メイ(岡本夏美)と出会う。
 困っているところを助けてくれた台湾で大人気の日本人・三原慧悟(本人)と知り合ったりしながら旅を続けていく雄介と光一。ふたりにとって台湾の旅は、それぞれが自分を見つめなおすための時間にもなっていく。
 いよいよやって来た、リンとの約束の日。果たして雄介と光一は、リンに再会できるのか?

キャスト

  • 雄介:大野拓朗

  • 光一:落合モトキ

  • メイ:岡本夏美
  • マイ:広橋佳苗
  • チャン:梁鈺杰
  • おじさん:陳宏亮

  • リン:宇宙
  • マネージャー:長谷川忍(シソンヌ)

スタッフ

  • 監督:三原慧悟

  • 脚本:三浦駿斗

  • エグゼクティブプロデューサー:伊藤久美子
  • プロデューサー:たちばなやすひと/長田安正

  • カメラマン:小向英孝
  • 音響効果:伊藤伸司
  • ミキサー:東圭吾
  • コーディネーター:木藤奈保子/高譽真

  • 音楽:Nagacho
  • 主題歌:Ms.OOJA「Yukiyanagi雪柳~We're watching you~」(ユニバーサルミュージック)

  • 協力:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/春水堂
  • 製作:イトーカンパニー
  • 宣伝・配給:ユナイテッド エンタテインメント
  • 宣伝協力:ボダパカ

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