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『東京少女』完成披露試写会

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舞台あいさつをおこなった小中和哉監督、佐野和真さん、夏帆さん、福永マリカさん、丹羽多聞アンドリウプロデューサー(左から)

 2007年に多くの新人賞を受賞し、注目度上昇中の若手女優・夏帆さんが“時間を越えた恋”に挑んだ『東京少女』(2月23日公開)の完成披露試写会が1月22日にスペースFS汐留でおこなわれ、夏帆さんと共演の佐野和真さん、小中和哉監督らが舞台あいさつに登場しました。
 『東京少女』は、女子高生・未歩の落とした携帯電話が明治時代へとタイムスリップしてしまい、携帯を拾った明治時代の青年・時次郎と未歩が携帯電話を通して会話を重ねるうちに魅かれあっていくという恋愛ファンタジー。未歩を演じた夏帆さんは「この作品はすごく切ないんですけど、すごくドキドキするところがたくさんあって、私自身ドキドキしながらやっていたので、みなさんにもその気持ちが伝わればいいなと思います」とあいさつ。
 この作品は小中監督が「携帯電話で話をするだけでラブストーリーが成立するかという実験映画のつもりで撮りました」という、電話での会話が大半を占めるという一風変わった恋愛映画。佐野さんは「ふたり別々に撮った電話のシーンが、繋がったときにちゃんと成立していて面白かったです」と感想を話し、夏帆さんは「繋がったのを観たら、自分でもちょっと恥ずかしかったです」と照れ笑いを見せました。

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「すごく切ないし、すごく素敵なストーリーなので、純粋にみなさんに楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントした主人公・未歩役の夏帆さん

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「キュンとしたり切なくなったり、登場人物と一緒にその気持ちを味わっていただけたらと思います」と明治の青年・時次郎役の佐野和真さん

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「大切な人への愛がいっぱいいっぱい詰まった映画なので、みなさん自分に置き換えて観てください」と時次郎の妹・あき子役の福永マリカさん

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「デビュー作がファンタジー作品だったので、自分の原点に返ったような映画を撮ることができました」と小中和哉監督

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「素敵な青春ラブストーリーになっておりますので、楽しんでください」とあいさつした丹羽多聞アンドリウプロデューサー

 舞台あいさつに続いては、映画の内容にちなんでインターネットで募集された“ラブレターコンテスト”の最優秀作品が発表され、選ばれた作品を夏帆さんが朗読しました。切ない想いを込めたラブレターに、佐野さんは「どうやって言葉にしたらいいかわからないんですけど、みなさんが聞いた気持ちをそのまま受け取ってもらえたら」、夏帆さんは「読んでいてすごく切なくなりました」と感想を述べました。

 ファンタジックな設定のもと、純粋な想いの大切さを描く『東京少女』は、2月23日(土)より、東京・新宿トーアほかにて全国順次ロードショーされます(配給:エム・エフボックス)。

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