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『ボディ・ジャック』完成披露試写会

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舞台あいさつをおこなったTOKMAさん、浜田学さん、関谷理香さん、柴田光太郎さん、星ようこさん、高橋和也さん、笠兼三さん、倉谷宣緒監督(左から)

 元・学生運動の闘士の中年男と幕末の侍の霊が協力して悪霊に立ち向かうというユニークな設定の映画『ボディ・ジャック』の“スピリチュアル完成披露試写会”と題された試写会が10月19日にニッポン放送・イマジンスタジオでおこなわれ、倉谷宣緒監督と主演の高橋和也さん、柴田光太郎さんらが舞台あいさつをおこないました。
 サスペンスやミステリーなどさまざまな要素を織り交ぜつつ、家族の絆をテーマにしている本作。主人公のコピーライター・テツを演じた高橋さんは「妻や子を大事に想っていても日常の慌しさの中で忘れてしまうものがあると思うんですよね。それを乗り越えるのが夫婦の愛で、それが画面からにじみ出てくるような作品になったので、ほんとにこの作品をやれてよかった」と、思い入れたっぷりにあいさつ。
 また、侍・武市半平太役で映画初出演を果たした柴田さんは「父親の田宮二郎が亡くなった43歳までに、父親の体験した映画に出てみたいとずっと思っておりました。43歳を前にこのお話をいただいて、巡りというのはあるのだなと思いました」と、作品への想いを語りました。

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プロデューサーとして多くの作品を手がけ、本作が初監督となる倉谷宣緒監督は「ひとりでも多くの方に楽しんでいただけるよう作りました。なにかを感じていただければ嬉しいです」とあいさつ

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「いま、中年が主人公の映画が少ないんですよね。この映画ではぜひ中年らしい中年というのをやりたいなと思いました。さえない中年そのままで出ています」とあいさつしたテツ役の高橋和也さん

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「テツと半平太に共通するキーワードが“革命”。自分の中で啓発すること、変わっていこうということがメッセージとしてあるような気がします。そういうところも見所」と武市半平太役の柴田光太郎さん

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「あたたかい気持ちになって、自分の近くにいる人を大事にしなくちゃいけないなって感じさせられる映画でした。みなさんもそういう愛を感じていただければと思っています」とテツの妻役の星ようこさん

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半平太の妻を演じた関谷理香さんは実生活では倉谷監督のパートナー。「家族のみんなで楽しめる映画を作りたいという倉谷の願いがこんなに早く叶うととは思いませんでした」と感激のあいさつ

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名優・笠智衆さんの孫の笠兼三さんは坂本龍馬役で出演。「みなさんご存知の人物役でプレッシャーもあったんですけど、あたたかく迎えていただいて楽しくやらせていただきました」とコメント

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劇中では特殊メイクを施して悪霊を演じた浜田学さんは「特殊メイクが素晴しい出来映えで、その助けもいただいて悪霊の怨念というものを濃く表現できたのではないかと思います」とあいさつ

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挿入歌・エンディングテーマを歌っているミュージシャンのTOKMAさんは「試写で観させてもらって涙が止まらなくなりました。頭で見るのではなくて毛穴で魂で観てください。最高の映画です」と絶賛

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TOKMAさんはスペシャルライブとして映画の挿入歌「さらば!ボディ・ジャック」とエンディングで流れる主題歌「SUN CHILD」の2曲を、アコースティックギター弾き語りの生演奏で披露しました

 謎解きやアクションもふんだんに盛り込まれた娯楽作品であると同時に、主人公と同世代のミドルエイジへの応援メッセージでもある『ボディ・ジャック』は、10月25日(土)よりキネカ大森にてロードショーされます。

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