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『完全なる飼育 〜メイド、for you〜』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった深作健太監督、柳浩太郎さん、亜矢乃(あやの)さん(左より)

 秋葉原を舞台に、マンガ喫茶の店長が人気メイドを監禁するというストーリーの『完全なる飼育 〜メイド、for you〜』が1月30日に初日を迎え、池袋シネマサンシャインで主演の柳浩太郎さん、亜矢乃(あやの)さん、深作健太監督が舞台あいさつをおこないました。
 『完全なる飼育 〜メイド、for you〜』は、1作ごとに異なる監督・キャストによって製作されてきた人気シリーズの7作目となる作品。深作監督は「伝統あるシリーズで、先輩たちみなさんがそれぞれ時代を切り取る鏡を作っていたと思うので、ぼくならどんな“いま”を切り取れるかと考えました。自分にとって未知の世界だったメイドや秋葉原をとおしていまの日本を見ることができましたし、素敵な役者さんと出会えて幸福な作品でした」とあいさつ。
 メイドを監禁する男・椛島を演じ、濃厚なラブシーンにも挑戦した柳さんは「(ラブシーンは)緊張しました。撮影期間前に(監督と亜矢乃さんと)3人で集まってリハーサルする時間を作ってもらって、3人で作り上げていく感じだったので感謝しています」と初挑戦のラブシーンを振り返り、撮影の苦労話について尋ねられると「長いセリフを覚えるのが苦労しましたね。最終的にカンペになってしまったところがあって、そこは申し訳ない(笑)」と頭を下げる一幕もありました。
 いままでの「完全なる飼育」シリーズは全部観ていたほどのファンで、出演が決まったときは「ラーメン屋さんにいて、電話で(決まったと)聞いて大絶叫したのを覚えています」というメイド・苺役の亜矢乃さんは、劇中でのメイド衣装について「メイドさんのコスプレはすごく恥ずかしかったです」と照れ笑いを見せつつ「アニメのキャラクターとかのコスプレは好きです。秋葉原カルチャーは日本を代表する文化だと思うので積極的にやっていきたいと思います」と、今後のコスプレ継続を宣言しました。

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「ほんとに自分にとって娘のような愛しい作品ができあがりました。あとはみなさんにかわいがっていただいて、大切に育てていただければと思います」と深作健太監督

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「椛島は純粋な奴で、ヤバい行動もとっちゃうけどいかに純粋なところを出せるかってところもあったので、そういうところを観てもらえれば」と椛島役の柳浩太郎さん

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「自分の子供を観てもらうような気分です。みなさんの目で耳で感じてもらって、この子が大きく成長していけたらなって思っています」とメイド・苺役の亜矢乃さん

 舞台あいさつの締めくくりとなるあいさつでは、感極まった亜矢乃さんが声を詰まらせ、客席から「頑張って!」との声援がかけられました。

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カメラマンのリクエストに応えて深作監督、柳さん、亜矢乃さんが手でハートマークを作ると、柳さんファンの女性を中心に大きな歓声が巻き起こりました

 映画の随所で3D映像が使用されているのも『完全なる飼育 〜メイド、for you〜』の大きな話題のひとつ。深作監督は「きれいにまとまった映画が多い中、見世物小屋で覗きをするような、アトラクションとしての映画の基本に戻ってお楽しみいただきたいです」とPRしました。
 『完全なる飼育 〜メイド、for you〜』は1月30日(土)より池袋シネマサンシャインほかにてロードショーされています。

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