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『都市霊伝説 心霊工場』特別試写会

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試写会に出席した平田裕一郎さん、石原あつ美さん、大塚麻恵さん、小沼雄一監督(左より)

 『童貞放浪記』がロングランヒットとなった小沼雄一監督がメガホンをとったホラー映画『都市霊伝説 心霊工場』(3月6日公開)のマスコミ向け試写が2月15日に都内でおこなわれ、小沼監督と大塚麻恵(おおつか・まえ)さん、石原あつ美さん、平田裕一郎さんら出演者が会見をおこないました。
 『都市霊伝説 心霊工場』は、オカルト雑誌の編集部員とホラー愛好サークルのメンバーが心霊スポットとして知られる廃工場で恐怖を体験するというストーリー。主人公の雑誌編集者・真紀を演じた大塚さんは「目に見える恐怖より人間の中に内蔵されている怖いものが伝わってくるのが日本のホラーなんだと思いました。この役を演じていままでの自分から進歩できたかなと思っています」とコメント。
 また、サークルのリーダー・恵梨を演じた石原さんが「(現場に)行ったら、みんなが青い顔をしていて、電気が通ってないので開くはずのないエレベーターが勝手に開いたりとか、心霊写真がいっぱい撮れてしまったのは怖いことでした」と話したように、実際の廃工場でおこなわれた撮影はさまざまな怪奇現象に見舞われたそう。サークル副会長・俊郎役の平田さんは「映画を観ていても“この場所でなにが起きたな”と思い出して鳥肌が立ちっぱなしでした。いままで心霊とかはあまり信じてなかったんですけど、この映画をやって信じることにしました」とホラー映画ならではの経験を口にしました。

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ホラーサークル“法螺の会”メンバーやオカルト雑誌編集部員、そして……を演じたキャストも揃ってのフォトセッション。後列左から市川真治さん、細谷真央さん、八木佑美香さん、石田貴洋さん、大久保美奈さん、佐藤玲望さん、香央里さん、七瀬るいさん、工藤亜耶さん、深月ユリアさん。前列左から平田裕一郎さん、石原あつ美さん、大塚麻恵さん、小沼雄一監督

 小沼監督は「ストレートなホラーは初めてで、実際にやってみて細かい演出の積み重ねで恐怖の度合いも変わってくるし、技術を養うのにこんなにいいジャンルはないなと思いました。ほんとにホラーができてよかったです」と話しつつ「予算はすごく限られていましたけど(笑)」と付け加え、場内の笑いを誘いました。

 主演の大塚さん自身が「私はストーリーがどうなるかわかっているのに、ずっと自分の心拍音がドキドキ聞こえるくらい最後まで怖く観られました」という『都市霊伝説 心霊工場』は3月6日(土)より渋谷・アップリンクXで上映。初日には舞台あいさつがおこなわれるのをはじめ、公開期間中にはイベント開催が予定されています。

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