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「本格的な時代劇に飢えている」豪華俳優陣が集結! 『蠢動-しゅんどう-』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった三上康雄監督、若林豪さん、目黒祐樹さん、中原丈雄さん、さとう珠緒さん、栗塚旭さん、脇崎智史さん(左より)

 豪華俳優陣が共演する本格時代劇『蠢動-しゅんどう-』が10月19日に初日を迎え、有楽町スバル座で若林豪さん、目黒祐樹さん、中原丈雄さんら出演者と三上康雄監督が舞台あいさつをおこないました。
 『蠢動-しゅんどう-』は、山陰の小さな藩を舞台に、藩の存亡を欠け、それぞれの“武士道”を貫こうとする人々の物語。往年の時代劇映画を愛し、かつて関西自主映画界で活躍した三上監督が自ら製作もつとめ30数年ぶりに監督した作品となっています。
 物語の中心人物である城代家老・荒木源義を演じた若林さんは「いま、テレビも映画も本格的な時代劇がないものですから、ほかの俳優さんもみんな飢えているんですね。そのときに、三上監督が“観たい映画がないから俺が創ろう”という、その意気込みを台本を読んで感じまして、ぜひ参加させていただいたわけです」と出演の動機を話し、剣術指南役・松宮十三を演じた目黒さんは「時代劇が衰退といわれております中で三上監督のような方が現われたというのは我々時代劇大好き人間にとっては心強い、頼もしい存在であると思っています。これからもどんどん撮っていただければ、たまには私の出番もあるかな(笑)」と、三上監督へ応援の言葉を贈りました。
 また『蠢動-しゅんどう-』は映画後半の大がかりな殺陣が大きな見どころ。若き藩士・香川廣樹役で殺陣を演じた脇崎智史さんは「雪の上での殺陣だったんで、膝から下の感覚がない状態で、人を斬っていた感じだったんですね」と、迫力の殺陣の苦労を明かしつつ「撮影初日の寒いシーンに、(共演の)大先輩方が待ち時間に手を組んで微動だにしないで待っておられたので、これは武士道だと。それがありまして、雪の中での殺陣というシーンを乗り切ることができました」と、先輩俳優陣の姿勢が力となったと話しましたが、当の先輩である用人・舟瀬大悟役の中原さんは「それはね、動くと寒いから」と一言。会場を笑いに包みました。

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「伊賀上野まで行って撮ったんですが、私は家老の役ですから、朝早くからずっと正座しているわけです。最後なんかは朝の7時ごろまで翌朝の8時まで24時間やるわけで、立てなくなるんですね(笑)」と撮影の苦労を明かした荒木源義役の若林豪さん

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真冬に立ち回りの撮影をし「風が身を刺すように冷たくて寒かったんですけど、監督の眼差しがキラキラと輝いていて、ほんとにこの方は時代劇が好きなんだなあという熱が伝わってきて、ちょっとあったかいんです(笑)」と松宮十三役の目黒祐樹さん

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「映画ができて“お父さんお母さん行ってきます”と小学校に向かうその1日目が今日だと思うんですね。ご覧になった方々が“『蠢動』観ておいでよ!”と言っていただければ、映画はもっと大きく育っていくと思います」と舟瀬大悟役の中原丈雄さん

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「現場はとてつもなく寒かったりと、大変なこともたくさんある中で、ほんとにみなさんが戦士に見えました。今日、初日を迎えられてほんとに嬉しくて、これも来ていただいたみなさんあってのことだと思います」と、香川由紀役のさとう珠緒さん

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「実際のお城、実際のお寺、実際のお茶室などをお借りして撮ったので、ドキュメンタリーのように素晴らしい映画ができたと思います。監督の30年来の思いで撮られた情熱が今回の映画に全部注ぎ込まれていると思うんです」と西崎隆峰役の栗塚旭さん

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「今回“香川廣樹”という役をいただいて、こんなに大先輩方と共演できるということが決まりまして、嬉しく思うと同時に、プレッシャーというものを感じさせていただきながら演じさせていただきました」と振り返った香川廣樹役の脇崎智史さん

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「自分の観たい時代劇を創るということで始めた作品でしたけど、ほんとに自分が観たい時代劇ができあがって、毎日でも観たい時代劇になったと思っております。これもなにもかも、みなさんの応援協力のおかげだと思っております」と三上康雄監督

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舞台あいさつの締めのあいさつでは、若林さん、目黒さんが悪戯心を見せ、あいさつをしないまま順繰りにマイクが渡される一幕もあり、場内を沸かせました

 脇崎さんは映画のタイトルにちなみ「この“蠢き”を、もっと大きなものにしていただけたらと思いますので、応援よろしくお願いします」とあいさつ。
 そして締めのあいさつを求められた三上監督は「ぼくは全部言うこと言うてしまいましたので、若林さんに締めていただこうと」とマイクを若林さんに。すると若林さんも「言うこと言ってしまったので、じゃあ目黒さんに」。さらに目黒さんも「順繰りに回すような感じでございますんで、中原さん」とマイクをバトンのように渡していき、客席からは大きな笑いが。最後は中原さんが若林さんの助言も受けつつ「今日が私たちの映画の初日になります。今日から動き出しました。ひとりでも多くの人に観ていただけるように、どうかよろしく」と舞台あいさつを締めくくりました。

 舞台あいさつ登壇者のほか、平岳大さんらが出演する『蠢動-しゅんどう-』は、10月19日(土)より有楽町スバル座、TOHOシネマズなんば、ほか全国ロードショーされています。

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