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BEE SHUFFLEへのミッション発表&武田梨奈さん覚悟の宣言! 『原宿デニール』完成発表会見

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客席をバックにポーズを決める会見出席者。前列左より、BEE SHUFFLEのミンスさん、武田梨奈さん、BEE SHUFFLEのジュンさんとジュノさん。後列左より、タカハタ秀太監督、麻宮彩希さん、今野浩喜さん、BEE SHUFFLEのギュミンさんとシュウタさん。キャストは劇中の衣裳で登壇

 武田梨奈さんと日韓のメンバーからなるボーイズグループ・BEE SHUFFLE(ビー・シャッフル)がダブル主演をつとめる『原宿デニール』(2015年5月16日公開)の完成発表会見が12月21日に原宿クエストホールでおこなわれ、武田さんとBEE SHUFFLE、共演の麻宮彩希さんと今野浩喜さん、メガホンをとったタカハタ秀太監督が出席しました。
 原宿を拠点に活動するBEE SHUFFLEの映画初出演にして初主演作となる『原宿デニール』は、武田さんが演じる婦人警官・横山とBEE SHUFFLEが演じる5人の若者を中心に描かれる群像劇。原宿に集まる大勢の若者たちそれぞれのエピソードが交錯していくストーリーとなっており、武田さんは「私たちもつい最近観たんですけど、ほんとにいろんなハッチャカメッチャカな映画になっているので楽しいと思います」と映画を紹介。タカハタ監督から「ハッチャカメッチャカってどんな?」とツッコまれると「パズルのような映画です!」と付け足しました。
 会見は一般のファンの方々も観覧する中おこなわれ、この日お披露目の予告編がスクリーンに上映されると、普段と違ったイメージのBEE SHUFFLEの姿にファンからはどよめきや歓声、ときには笑いも。高校生の祥太を演じたジュンさんは「初めて演技させてもらったんですけど、やっぱりすごい緊張しましたね。でも貴重な経験させていただいたので、みなさん楽しみにしとってください、よろしくお願いします」と元気よくあいさつしました。

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主人公の婦人警官・横山を演じた武田梨奈さん

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ストッキング専門店で働く青年・ソン役のミンスさん

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ソンの友人でファッションサイトを運営するペク役のジュノさん

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芸能界に憧れる高校生・祥太役のジュンさん

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横山と同じ署で働く警官・武田役のシュウタさん

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耳かき専門店のアルバイト・キム役のギュミンさん

 映画は大部分を原宿でロケ撮影しており、タカハタ監督は「BEE SHUFFLEのみんなが原宿の人たちとコミュニケーションがとれていて、だから“あの子たちの映画なら協力するよ”と言ってくれる人たちがたくさんいて、竹下通り商店街もそんな感じでした」と、BEE SHUFFLEの存在が撮影でも大きな役割を果たしていたことを紹介。また、映画の見どころについて質問されると予告編にも使われている武田さんと今野さんのラブシーンを「自信を持っておすすめ」と挙げるとともに「BEE SHUFFLEの誰かもあるかもしれないし」と、思わせぶりにコメントしました。
 雑誌などでモデルとして活躍し映画初出演となったウミ役の麻宮さんは「雑誌の撮影ではセリフを喋ることはないので、映画でセリフを喋ったときは頭が真っ白になりました。でもすごい楽しかったです。もっともっとこういうこと(演技)やりたいなと思いました」と女優デビューの感想を述べ、横山の上司の刑事・澤田を演じた今野さんは「今日もそうなんですけど、原宿という街はすごく駐車場代が高いなと思ってますね。日曜なんてね、上限がより増えちゃうんですね。その思い出が一番強いですね」と、原宿での撮影を生活に密着した視点で振り返りました。

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脚本も手がけたタカハタ秀太監督

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若者たちを見つめる女性・ウミ役の麻宮彩希さん

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横山とあやしい関係の刑事・澤田役の今野浩喜さん

 会見では、これまでデビューやCDリリースにあたり「CD手売り5000枚以上」「CD売上げランキング5位以上」などさまざまなミッションをクリアしてきたBEE SHUFFLEに、主演映画公開に際して課せられる新たなミッションが発表されました。そのミッションは「観客動員3万人以上」。そしてあわせて発表されたミッションを達成できなかったときの罰ゲームは、原宿で活動をスタートさせ原宿で定期的に活動をおこなっているグループとしては致命的な「原宿出禁」!

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会見中に発表されたBEE SHUFFLEへのミッションは「観客動員数3万人を実現せよ!!」。今野さんは「3万人って相当だよ?」と心配。

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ミッションが達成できなかった場合の罰ゲームが「原宿出禁」と発表され、動揺するメンバー。客席からもどよめきが。

 衝撃的な発表に客席からも悲鳴に似たどよめきが起こる中、ミッション達成に向けてBEE SHUFFLEがファンのみなさんのもとを訪れてライブをおこない映画をPRする「いま、歌いに行きます!」プロジェクトも発表。ジュノさんは「ぼくたちいつも原宿で活動していて、遠くのみなさんはいつも来れないから、ぼくたちがファンのみなさんのもとに行ったらほんとにいいことですね」と、プロジェクトへの期待とミッション達成に向けての意欲を覗かせました。

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続けて発表された「いま、歌いに行きます!」プロジェクトにメンバーも驚きつつ気合充分な様子を見せました。

 さらに映画のヒットを祈願して、CMでの瓦割りが話題となった武田さんが“連続板割り”に挑戦。BEE SHUFFLEと今野さんが持った「3万人動員!」と書かれた板を武田さんが見事に拳で次々と割ってみせました。

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映画のヒットを祈願した板割りのために男性陣が「3万人動員!」と1文字ずつ書かれた板を持って準備。「!」担当の今野さんは「俺いらないだろビックリマーク」と、やや不安そう。

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鋭い突きで板を割る武田梨奈さん。そりゃBEE SHUFFLEのみなさんもこんな顔になりますわ。

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今野浩喜さんが持つ最後の1枚にも突きが炸裂!

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見事に連続板割りを達成。ジュンさんは「貫通したあとぼくも殴られるんちゃうかな思って心配になりました」。「梨奈さん怖くなってきた……」という某メンバーの声も。

 連続板割りを成功させた武田さんは「(板割りをやって)すごいスッキリしたんですけど、私も一緒に主演をやらせてもらっているのでBEE SHUFFLEだけに責任を負わせるのは申し訳ないと思って」と、なんと「3万人動員できなかったら全身タイツで竹下通り歩きます!」と、マネージャーさんにも相談せずの「あとで説教は食らうと思うんですけど」と覚悟の宣言で会場を沸かせました。

 会見の最後には、タカハタ監督は「なかなかオリジナル脚本で好きに映画を撮れるような時代環境じゃないんですけど、今回こういう機会をいただいてありがたく思っています。短い期間だったんですけど、スタッフ、キャスト、魂を込めて作りましたので、ぜひ劇場でご覧ください」と、BEE SHUFLLEは代表してシュウタさんが「ぼくも1回観たんですけど、すごい楽しくてもう1回観たくなるような映画になっているので、みなさんも何回も観ていただいて、3万人動員できるようにご協力お願いします」と、それぞれコメント。
 武田さんは「ほんとに映画はシュールで面白いです。監督の変態的な演出もありますし、彩希ちゃんの役もこの映画に絶対的に必要な役なので注目」と話したのち、おもむろに「BEE SHUFFLEのファンの方々がいらっしゃるので言っておきたいんですけど」と前置きし「メンバーとのキスがあると言っているんですけど、私はそのキスシーンより、今野さんとの濡れ場のシーンがドキドキしました。なので安心してください」とキスの相手は明かさない大胆なコメントで会見を締めくくりました。

 そして会見に続いてはBEE SHUFFLEの5人が劇中の衣裳からカラフルな揃いの衣裳に着替え、映画の主題歌となる「マジ★いいじゃん」を生で初披露。会場を熱く盛り上げました。

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ガラッとイメージを変えた衣裳で初披露の主題歌「マジ★いいじゃん」を歌うBEE SHUFFLE。前列左よりジュンさん、ミンスさん。後列左よりジュノさん、ギュミンさん、シュウタさん。

 タイトルの「デニール」とは、主にストッキングの厚さを示すのに使われる単位。タカハタ監督が「いろんなエピソードが振りになっていて、最後にほんと気持よくパズルのようにストンとハマる感じ」と表現するストーリーに「デニール」がどう関わるのか? そして武田さんのキスの相手も気になる『原宿デニール』は、会見出席者のほか、平田薫さん、椎名ももさん、小山莉奈さん、外岡えりかさん、三宅ひとみさん、田代さやかさん、藤原理恵さん、野添義弘さん、木下ほうかさん、山本浩司さんらバラエティに富んだキャストが出演し、2015年5月16日(土)よりユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国順次ロードショー。
 公開に向け、映画の舞台である原宿でさまざまなイベントが予定されています。

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