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劇場ロビーに“緑のトンネル”も登場 『クレヴァニ、緑のトンネル』初日舞台あいさつ

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舞台あいさつをおこなった岡村洋一さん、今関あきよし監督、小山田将さん、未来穂香さん、川村虹花(かわむら・ななか)さん(左より)。映画の内容にちなんでみんなで手でトンネル(&おにぎり)ポーズ

 未来穂香さんと小山田将さんを主演に迎えた今関あきよし監督の新作『クレヴァニ、緑のトンネル』が2月21日に新宿K's cinemaで初日を迎え、未来さんと小山田さん、今関監督、共演の川村虹花さんらが舞台あいさつをおこないました。
 ウクライナのクレヴァニ村に実在する“緑のトンネル”を舞台にした『クレヴァニ、緑のトンネル』は、小山田さん演じる主人公・圭が“緑のトンネル”を訪れ、未来さん演じる若き日の恋の相手・一葉(ひとは)と再会するという幻想的なストーリー。その美しい風景が世界中で話題となった“緑のトンネル”で日本映画初となるロケ撮影をおこなっています。
 舞台あいさつはチケット完売で満席の盛況の中おこなわれ、未来さんは「朝早くから並んでいただいた方もたくさんいらしたそうで、その情報を聞いてほんとに嬉しくて、今日という日をずうっと(撮影がおこなわれた)1年半前から楽しみにしておりました。ぜひ楽しんでください」とあいさつし、小山田さんも「この映画を2年ほど前に撮りまして、ぼく自身もずっとこの日を待ちわびておりました。ぜひ楽しみに観てください」とコメント。
 舞台となった“緑のトンネル”をインターネットを通じて知り、最初は「CGなんだろうか」と思ったという今関監督は「3.11のあと、福島の人が住めなくなった町に何度か取材で行くと、ほとんど廃線になって緑に覆われた駅があって、そことクレヴァニのトンネルが一緒に見えてきて。福島で映画を撮るにはまだ痛々しい想いもあったので、クレヴァニの風景の中で、切ない生者と死者の交流点が作れればいいなと思って作ったのがこの映画です」と、作品に込めた想いを明かしました。

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「すごく愛情を込めて最初から最後まで作りましたので、クレジットタイトルが終わるまでギチギチまで観てください。色々な仕掛けが入っておりますのでよろしくお願いします」と今関あきよし監督

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「私もすごく楽しみにしていて、1年半前からずうっとあたためてきた作品で、今日観ていただいて、なにかを感じて帰っていただけたらなと思っています」と、ヒロイン・柏木一葉役の未来穂香さん

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「CGでも使っているんじゃないかと思うくらい緑とか太陽の色がほんとにきれいに映っていますので、その自然美もぜひ楽しんでいただけたらなと思います」と、主人公・松田圭役の小山田将さん

 最初に脚本を読んだときには「え? ウクライナ?」と思ったという未来さんは「もともと緑のトンネルは、友達とかに“人生で一度は行ってみたい場所”と聞いて知っていたので、こんな素敵な場所を舞台にする映画に出られるなんてビックリだなという気持ちが最初でしたね」と出演が決まったときのことを振り返り、小山田さんは「ネットでクレヴァニのいろいろな映像を観たんですけど、どう見ても作られた映像にしか見えなくて、監督にお聞きしたら“ほんとにこういう状況なんだ、見てもらったらわかる”と言われて、(ロケで)行ってみて納得しました。ほんとにきれいな場所ですね」と、現地を訪れての感想を述べました。
 また、アイドルグループ・仮面女子のメンバーで一葉の同級生・美穂役で映画に初出演した川村さんは「こんな素敵なところがあるんだとビックリして、行けるんだと思っていたんですけど(笑)」と、出演シーンが日本国内撮影部分だけだったことを残念がりつつ「監督さんに“女優業をやったほうがいい”と言われたときにすごく嬉しくて、これからもっともっと女優の仕事がいただけたらなと思っています」と今後の女優活動に意欲を見せました。

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「(出演場面は)ちょっとの役だったんですけどすっごい重要な役で、そんな役をいただけて嬉しいです」と安井美穂役の川村虹花さん。「緊張したんですけど、役になりきるように頑張りました」

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舞台あいさつの司会をつとめたのは工場長役で出演もしている岡村洋一さん。「圭が悩むのと対照的にのほほんとしている役なので、役作りのために15キロ太りましてですね」と笑いを誘いました

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今関監督は「主演はもちろん(未来さんと小山田さんの)おふたりなんですけど“緑のトンネル”も大きな主演でもあるので」と、ロケ場所となったトンネルの魅力を改めて強調しました

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劇場ロビーに設置された今関監督と脚本のいしかわ彰さん手作りの緑のトンネルアーチ

 小山田さんが「この映画はウクライナのクレヴァニで撮った初めての日本の映画になると思うんですけど、撮影スタイルはほんとにインディペデント的な映画の真骨頂というか、ほんとに少ない人数でみんなで手分けをして作った手作り感のある作品」と語るように、現場は少人数のスタッフで制作された『クレヴァニ、緑のトンネル』。それを象徴するかのように、劇場ロビーには現地の雰囲気を少しでも体験できるようにと、なんと今関監督と脚本のいしかわ彰さんが手作りした“緑のトンネルアーチ”が。今関監督は「そこで写真を撮っていただくと、クレヴァニのトンネルの伝説と同じように幸せが訪れるのではないかと」とアピールしました。

 少女や8ミリ映画など今関監督のかつての作品を思わせるモチーフも盛り込まれている『クレヴァニ、愛のトンネル』は2月21日(土)より新宿K's cinemaにて2週間レイトショーのほか全国順次公開予定。K's cinemaでの公開期間中には、キャスト・スタッフや作品にゆかりのあるゲストを迎えてのイベントが連日おこなわれます。

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