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群青いろ2作品『雨降って、ジ・エンド。』絶賛コメント&『彼女はなぜ、猿を逃したか?』予告解禁

 映像ユニット「群青いろ」17年ぶりの劇場公開作『雨降って、ジ・エンド。』が2月10日に公開されるのを前に、映画監督の白石和彌さんや俳優の内田慈さんら著名人からの絶賛コメントが到着。また、続けて公開となる「群青いろ」の最新作『彼女はなぜ、猿を逃したか?』予告編が解禁されました。

 「群青いろ」は、2001年に髙橋泉さんと廣末哲万(ひろすえ・ひろまさ)さんのふたりにより結成され、作品によりふたりとも監督・出演するスタイルで映画制作をおこない、PFFアワード2004で『ある朝スウプは』(2003年/髙橋泉監督)がグランプリ、『さよならさようなら』(2003年/廣末哲万監督)が準グランプリを受賞して注目を集めました。
 その後も、髙橋さんが『凶悪』(共同脚本・2013年/白石和彌監督)『東京リベンジャーズ』シリーズ(2020年~/英勉監督)などで脚本家として、廣末さんが『天然コケッコー』(2007年/山下敦弘監督)『ひかりの歌』(2017年/杉田協士監督)などで俳優として、それぞれ活躍しつつ、インディーズでの映画制作と上映にこだわり「群青いろ」としての作品を送り出してきました。

 2007年に『14歳』(2006年/廣末哲万監督)が劇場公開されて以来、実に17年ぶりの「群青いろ」劇場公開作となる『雨降って、ジ・エンド。』は、写真家を夢見る派遣OLの日和が「バズる写真」目当てでピエロ姿の中年男・雨森に近づくうちに恋心を抱いていくが、雨森の抱える秘密を知ることになるという、センシティブな題材に挑んだ衝撃的なラブストーリー。
 髙橋泉さんが脚本・監督をつとめ、廣末哲万さんがピエロ姿の中年男・雨森役で主演。ヒロインの日和は出演作公開が続く古川琴音さんが演じています。

記事写真

『雨降って、ジ・エンド。』より。古川琴音さん演じる遠藤日和(右)と廣末哲万さん演じる雨森

 2月10日に東京のポレポレ東中野で公開されるのを前に、作品を鑑賞した著名人からのコメントが到着。
 『凶悪』など髙橋監督が脚本家としてコンビを組むことの多い映画監督・白石和彌さんは「髙橋泉の途方もない優しさとブレない視線に魂を持っていかれた。是非、見て触れてほしい、この誇り高く美しい愛の物語に。」と、髙橋監督脚本作品に出演し古川琴音さんとも共演する俳優の内田慈さんは「こんなヘンな古川琴音が観られるとは(褒めてます)!」と、それぞれ作品を評するなど、多彩な視点からのコメントが寄せられています。
 長年「群青いろ」作品の上映企画「“群青いろ”の夜」を企画してきた大出勉さんと、東京学生映画祭企画委員で初めて群青いろ作品に触れた藤﨑諄さんと、異なる世代の視点にも注目です。

映画監督:白石和彌さんコメント

脚本読んでください、と高橋さんから送られてきた『雨降って、ジ・エンド。』を読んだのは5、6年前だったか。衝撃を受けた。いくらなんでもそれはムリ筋だろうと。このご時世に誰の背中を押そうとしているのか。だが、コロナ禍を経て昨年のジャニーズ問題を経た今、完成した作品を見て涙が溢れ止まらない。高橋泉の途方もない優しさとブレない視線に魂を持っていかれた。是非、見て触れてほしい、この誇り高く美しい愛の物語に。見終わるとあなたの視界もきっとカラフルに変わる

映画批評家:相田冬二さん(Bleu et Rose)コメント

あなたの目の前にいるひとを、世界でたったひとつの個として捉えることができていますか。そして、あなたは個として生きていますか。そんな映画の問いかけは、いま最も鮮烈で爽快で、わたしは身も心も丸洗いされてしまった。

映画監督・映画プロデューサー・役者:小林且弥さんコメント

泉さんの描く物語はどうしてこんなにも吸引力があるのだろう。 誰しもが心の内に潜ませるどうしようもなさが可笑しくて。悲しくて。 心の奥にある、普段あまり触らない部分が震わされ、廣末さんのごめんなさいが耳から離れません。

俳優:内田慈さんコメント

公開が楽しみだという話を琴音ちゃんから聞いていて、とても楽しみにしていました。 こんなヘンな古川琴音が観られるとは(褒めてます)! 高橋泉さんの描くエッジの効いた世界観・展開・台詞に、戸惑って、心地いい。 廣末哲万さん演じる雨森の温度感が絶妙でクセになる。 私は、2人の愛を応援する!

元お笑いコンビ・ゾフィー:上田航平さんコメント

どんなに偏見を持たないように生きているつもりでも自分に見えない偏見がまだまだたくさんある。相手を理解し終えない大切さを教えてくれる映画でした

東京学生映画祭企画委員:藤﨑諄さんコメント

簡単ではないテーマを明るく包み込む、どこかとぼけたユーモアと軽やかで魅力的な演技に魅了されました。誰もが受け入れられるものではなくても、今こうやって映画を通して描くこと、私たちが観て何かを受け取り、考えること、誰かと話すこと。そこには意味があると信じています。

“群青いろ”の夜 (群青いろ作品上映企画):大出勉さんコメント

フォトグラファーを夢見るも、なかなかうまくいかない女、 現実を見つめながらも、現実から一番遠いところにいようとする男、 少しハートフルに描かれた展開も、“群青いろ”が用意したラストは、あまりにもダークで、 見事なほどにカラフル!!

 そして『雨降って、ジ・エンド。』に続いて2月24日より公開となる『彼女はなぜ、猿を逃したか?』予告編も解禁されました。

 「群青いろ」の最新作である『彼女はなぜ、猿を逃したか?』は、動物園の猿を逃がすという事件を起こした高校生と、事件の動機を知るため彼女に取材するルポライターの女性が主人公。取材を進めるうちに誹謗中傷される高校生を救いたいという想いから次第に精神のバランスを崩していくルポライターの姿と、衝撃的な「真実」が描かれていきます。

 『雨降って、ジ・エンド。』と同様に髙橋泉さんが脚本・監督。「群青いろ」作品レギュラーの新恵みどりさんがルポライターの市川優子を演じ、廣末哲万さんが演じるのは優子の夫・奏太。
 さらに、ドラマなどに出演する藤嶋花音さんが事件を起こした高校生・島村未唯(しまむら・みい)を、同じくドラマなどで活躍する萩原護さんが奏太の職場でバイトする高校生・トキオを、それぞれ演じており、今後の活躍も期待な若手キャストの出演も注目です。
 解禁された予告編は、画面越しにリモートで取材する未唯と優子の姿や、それを見つめるな奏太の姿などと、思わせぶりなセリフやカットが続き、緻密でトリッキーに観客を翻弄する『彼女はなぜ、猿を逃したか?』の独特な世界の一端をのぞかせています。

【『彼女はなぜ、猿を逃したか?』予告編】

 それぞれに違った角度で“現代”を映し出す作品となっている「群青いろ」の2作品。『雨降って、ジ・エンド。』は2月10日土曜日より、『彼女はなぜ、猿を逃したか?』は2月24日土曜日より、東京のポレポレ東中野で連続公開されます。

『雨降って、ジ・エンド。』ストーリー

フォトグラファー志望の日和は、偶然撮ったピエロ男・雨森の写真がSNSで大バズり。さらなる「いいね」を求めて雨森に近づくうち、日和の思いはいつしか恋心へと変わっていくが、雨森には想像を絶する秘密があった……。それぞれが心に秘めた「思い」を相手にぶつけ合ったとき、未知の扉が開き、淡色の世界はカラフルに色づいていく。
ポスター

雨降って、ジ・エンド。

  • 古川琴音 廣末哲万 大下美歩 新恵みどり 若林拓也

  • 監督・脚本:髙橋泉
  • 音楽:平本正宏
  • 撮影:彦坂みさき
  • 照明:金子秀樹
  • 録音:皆川慶介
  • 美術:泉佳央里
  • 衣裳:石原徳子
  • ヘアメイク:南辻光宏
  • 助監督:菊地健雄
  • プロデューサー:齋藤寛朗
  • 企画:群青いろ
  • 制作:カズモ
  • 配給:カズモ
  • 宣伝:MAP

  • 2020年/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/84分

2024年2月10日(土)より ポレポレ東中野ほか全国順次公開

『彼女はなぜ、猿を逃したか?』ストーリー

動物園の猿を逃すという事件を起こした女子高生に取材し、その理由を探ろうとするルポライター。しかし誹謗中傷に晒された女子高生を救いたいと真実に迫るうち、彼女は自身の精神のバランスを崩していく......。
ポスター

彼女はなぜ、猿を逃したか?

  • 新恵みどり 廣末哲万 藤嶋花音 萩原護 高根沢光 結

  • 監督・脚本:髙橋泉
  • 音楽:小山絵里奈
  • 撮影:恵水琉生
  • 録音:川井武
  • 編集:群青いろ
  • 衣裳:石原徳子
  • 音響効果:大塚智子/佐藤恵太
  • ダビング:前田一穂
  • ダビング監修:浦田和治
  • 制作管理:齋藤寛朗
  • 制作協力:カズモ
  • 制作:エミールハート
  • 配給:カズモ
  • 宣伝:MAP+山口慎平

  • 2022年/カラー/DCP/5.1ch/98分

2024年2月24日(土)よりポレポレ東中野にて公開

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